クリスマスの・・・・

マイナス13度。

雪のNY

ホワイトクリスマスだ。



アメリカ人にとってこの時期はもっとも気分が高揚する時期で
景気は悪化してはいても、やっぱり街はにぎやか。歩いていて楽しい。


そうだっクリスマスケーキでも買って
みんなでクリスマスパーティーやろうかっ!

それを聞いたアメリカ人の友人は目をぱちくりした。


「クリスマスケーキ?何それ~」

「えっ?クリスマスにみんなでケーキ食べるでしょ?」

それを聞いて彼はあきれた顔になる

「そんなの日本だけの習慣だよ。なんでクリスマスにケーキ食べるの?
クリスマスケーキ?何それ? はははははっ変なの。」



ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお


新鮮な驚きである
アメリカでは「クリスマスケーキ」という概念はないのか

へえへえへえ

そもそも、こちらでは公式な場所では(学校や企業)クリスマスって言わないね。

「そうそう必ずホリデーシーズンっていうでしょ。
人種のるつぼ、多宗教のアメリカではクリスマスっていう表現はなるべく使わないかな。」



そういえば町を見渡してもクリスマスケーキ・・・確かに無い。


私の認識とだいぶ違う。

・・・・・日本人って勝手にひたってるんだね。クリスマスってムード。


「でも気分は盛り上がってるでしょ。ホリデーシーズンってことで」


そうそう町中、プレゼントを持った人でいっぱい。
こちらでは
老若男女 ホリデーカードとホリデーギフトを家族に送るのが一大イベント



まあ日本人でいう年賀状とかお年賀みたいなもんですかね。

この時期
郵便局は長蛇の列になる



「うへええええええ。こんなに並ぶの?」
ここはうちの近くの郵便局。




ラクロスの友人がぽこぽこ出産して東京は大賑わい。
NYからお祝いにベビー服を贈ってあげようと


レア物のH&Mというブランドの子供服を
買ったのはいいのだが

アメリカから物を送ると送料がすんごいかかるのだ。
正直ギフトよりも送料のほうが高い。



なので友人「なお」にまとめて送って、彼らに分配してもらうことにした

頭いいね。


しかし・・・長蛇の列だ。待つこと30分


「次っ」

受付のおばちゃんが叫ぶ

はいはいはい
そんなに怒鳴らないで。

にこっと笑って荷物を出すと



不機嫌そうに言った。
「この住所は紛らわしいのよ」

そして、油性ペンを握り締めると


きゃああああああああああああああああああ

私の住所を
ペンで・・しかもぐちゃぐちゃに・・・塗りつぶりましたかあああ?

さらに
「この袋だと東京まで運ぶ間に破ける可能性があるから
テープでもっと巻きなさい」

と放り投げてきた。


呆然である。

と、とにかくテープください。
はいはいはい。巻いてみますから。


ちょっと、テープで補強して渡したら
「このはじは、まだだめね」



はいはいはいはい。
やりなおしだ


ふんっこうなったらこうしてやるっ

ぐるぐる巻きにしたら
ミイラのように。

住所もかき消され むごい姿になった。



これを見せたらおばちゃんは

「ん~いいわね。それならパーフェクトだわ」と
ご満悦

で、
「○×△○×△・・・・・・」

はあ?
なに?

インド系の人だね
私が言うのも何だけれど、なまりが強くて聞き取りづらい。

何度も聞きなおし

「早いのでやる?遅いのでやる?普通でやる?」
「保険はかける?」

そして

うひゃあああああああ
投げ捨てましたか?後ろのBOXに。
乱暴じゃあございませんか?
一応客がまだ見てるんですからそんなひどい扱いしなくたって。

いやあ
時間かかった。身も心もぼろぼろである。

振り返ると
私の後ろにさらに長蛇の列ができていた。
アメリカは何をやるにも時間がかかるものだが、感心することに案外アメリカ人は忍耐強い。

しかし「なお」はきっと
驚くに違いない

ミイラみたいなこのクリスマスプレゼント
届くのは1月の半ばごろだ。