今年の夏とNY

この夏、節電対策で自動販売機が止まるかもしれない。

 

 

そういえばNYにいたとき
何に驚いたって、自販機が無いことだ。

 

 

東京では 見渡せばどこにでもある。
交差点ごと。(大げさか)
コンビニの外にも。

 

日本人はそんなにも のどが渇くのか。

 

NYの生活にまだ慣れないとき
真夏のブロードウェーを歩いていた。

 

のどが渇いた・・・

 

自販機 ないかな

 

どこかにないかな

 

見渡せど どこにもない

のどはすでに からからだ

 

スーパーに入るのは面倒。
以前、牛乳を買うのに、前のヒスパニック男がレジの女性とけんかを始め
買うのを断念した記憶がある

 

ない、どこにも 自販機がない・・。

 

這うようにして
家に戻ったのだった

 

 

「NYってさあ、どうして自販機がないんだろう?」

ダンサーゆかに聞くと

 

「自販機?あんなの置いていたら夜のうちに壊されて、商品もお金も持ってかれるよ」

 

 

ぬおおおおおおおおおおおおおおおおお

 

「盗まれるから置かないの?」

 

「それこそ 自販機ごと持ってくと思うよ」

 

なんとっっっっ

 

この街は、そこまで危険なのか。

まあ、ハーレムの銀行なんて時間がきたら「鉄格子」をおろすもんな。

 

これこれ↓

 

 

 

 

どこにいても警官が。

 

 

          

 

 

 

 

自販機の代わりかどうかは知らないが
NYでは
どの街角にも「スタバ」がある

 

 

店の前に 店があったりして、

そう、自販機みたいに「スタバ」がある。
しかもどこも大賑わい。

 

NYカーは スタバがすき。
これはまちがいない

 

 

あああ、のどが渇いたよ。

何か飲もう。

 

ある日 スタッフと
5AVEにあるスタバに入った。

オーダーすると
「名前は?」と聞かれた

 

は?
スタバで なんで名前聞くの?

 

「名前っ!」

 

はいはいはい
怒らないでよ。もー。

NYカーは本当に気が短い

 

「AKKO」

というと

「WHAT?」

 

だからあ、「AKKO」

 

「あっほう~?」


・・・・・・・まあねえ、
いろんな国の人がいて いろんな名前がある。
聞き間違いは仕方が無い。
でも、

「あほ」はやめてほしい。

 

 

一緒にいたスタッフがいう

あっこさん、スペルで言うんですよ。
「AKKO」 エー・ケー・ケー・オーってね。

 

しかも
エー IS 「APPLE」
ケー IS 「KITCHEN」 
って 単語の頭文字を使うと、伝わりますよ。

 

 

ぬおおおおおおおおおおおお

 

急にそんなこと言われてもっ

 

AKKOの最後
Oから始まる単語がすぐに思いつかないよ

 

えっとえっと

ほんとに頭が悪い。

 

「オー イズ Octopus・・・・・」

出てきた単語は「タコ」だった。
これもどうなのか。


 

レジの彼女は 満足そうに うなづくと
ペンでコップに名前を書いた。

 

へえへえへえ

名前書いちゃうんだ。
それはそれで面白い。

 

で、カウンターで待っていると

黒人のお兄ちゃんが
「あこっ あっこ~ カフェラッテ~」と変なイントネーションで名前を呼んだ。

 

はいはいはい。ありがと。
受け取ると

 

「あっこ~ いい一日をね~」

そういってウインクした。

 

 

そんなこんなで
飲み物ひとつ買うのも、いちいち大変だったのだが
NYという町は、それに適応する力を与えてくれる。

 

自販機は確かに便利だけれど
無いならしかたがない。

 

「あったら便利」なものは

実は「無くても平気」なものなのである。