日本、ガンバレ!




東日本大震災で亡くなられた方、そして被災された
全ての皆さまに心からお見舞い申し上げます。
また、原発周辺地域にお住まいの方で、今も避難生活を
続けていらっしゃる多くの方々にお見舞い申し上げます。




3月11日。
震災が発生した直後からスタジオに入り、刻一刻と入ってくる情報を伝えていた。
しかし入ってくる情報は想像を絶するような被害状況の報告であり、
必然的に自分の口から発しなければならない言葉は、
人の心をかき乱す以外の何物でもなかった。
しかしそれらを伝えるのが仕事だ。
言わないわけにはいかない。



「ライフラインが復旧する目途は立っていません」
「孤立している村が見つかりました」
「鉄道も運行再開の目途が立っていません」
「マグニチュード7クラスの余震が起きる可能性が」
「津波が観測される可能性があります」



こういった言葉が幾度となく繰り返された。
これまでに見たこともない大災害を前に、思い、悩み、迷った。

「考えがまとまらないけれど何か、何か伝えなければ」

そういう思いで溢れそうになっているくせに、言うべき言葉が見つからない自分。
このページを開いては閉じる。
その繰り返しだった。
東京にいる私が何を言ったところで何にもならないことは嫌というほど分かっていた。





しかし、今こうしてこのページを開いているのには理由があります。
どうしても「ありがとうございます」という気持ちを伝えたかったからです。



「起きてしまった現実は悲しいけれど、前を向いて生きていくしかない」
「大変だけど、またやり直すしかない」


命からがら生還され今なお大変な状況にある方たちの言葉にはっとした。
被災された方は想像をはるかに超えて勇敢で、前を向いて歩き始めていた。


自身も被災したにもかかわらず現場でリーダーシップを取って活動していらっしゃる方。
県を越えてボランティア活動をされている方。
東京から医療チームとして活動していらっしゃる方。
数えきれないくらい多くの方が自分の持てる力を活かして動いている。
そして被災された方たちも、避難した先でしっかりと役割分担し、
生活にリズムを取り戻すべく大人、こども、お年寄り、皆で生活している。



そうか。
自分に与えられた役割を一生懸命に果たすことがもっとも重要なのだ。
そのことに改めて気付かされた。
恥ずかしいけれど悩み続けていた自分の背中を逆に押してもらったような、
そんな気がした。



復興への道のりは長く険しいものになると思うけれど、
日本全体で立ち向かえば、必ずまた立ち上がれると確信しています。

確かに地震、そしてそのあとで起きた津波は、信じられないような力で
強固な建物を次々に破壊していきました。
けれど、人の絆や信じる力だけは、どんな力をもってしても
絶対に断ち切ることが出来ないということがよくわかったからです。

News Fine!でも出来る限りこれからも復興への歩みをともにしたい思います。
そして、必要以上に何かを自粛したり、また萎縮したりせずに、
しっかりと経済活動をしつつ、また被災地への支援を続けていきたいと思います。