またもや久しぶりの更新となってしまいました・・・
すみません。
さてさて。
千葉県松戸市にあるセラピードッグを育てている施設にお邪魔してきました。
セラピードッグは、リハビリなどをお手伝いする犬のことです。
既に30頭が訓練中なのですが、最近7頭が新たに仲間に加わりました。

福島から来た被災犬たちです。
飼い主と離ればなれになってしまったり、引き取り手が見つからないままに
なって、行き場のない犬たちをこの施設のオーナーである大木トオルさんが
引き取ったのです。
7匹それぞれが心に傷を負っています。
津波や原発事故の影響で、飼い主と離れ離れになってしまった犬。
野犬化した犬と野犬化した犬から生まれた犬…
当然のことながらこの施設に来た当初は人と触れ合ったこともなかった為
怯えてケージからほとんど出ることが出来ない子もいたようです。
しかしそんな病んでいた犬たちも、たくさんの愛情を注いでもらったおかげで
今ではトレーナーの皆さんとの間に確かな絆が生まれているようでした。
大木さんによると、
『この7頭たちは痛みを知っている分、被災した皆さんの心の痛みを
分かち合うことが出来る』のだそうです。
現状ではまだ7頭それぞれが完全回復からは程遠いようですが、
仮に時間がかかったとしても、きっと頼もしいセラピードッグになってくれる
ことでしょう。
私もその日が来るのを楽しみに待っています。
☆こちらご参考までに。
国際セラピードッグ協会