タイトルの漢字で、『ギリシャ』と読むそうです。
夏休みに行ってきました。
三十路を過ぎた男の一人旅というのは、一般的には奇妙なのでしょうか。
色々な方から、「大丈夫?」「寂しくない?」「疲れているの?」・・・などなど。
ご心配には及びません。私は大丈夫です。旅が好きなだけです。
遅ればせながら、写真でも。
ゼウス神殿。
神聖で、息を飲む美しさです。
そして、とにかく、スケールが大きい。
およそ40m×110m、柱の高さは15m。
ギリシャに数ある神殿の中でも、最大規模なんです。
完成したのが西暦130年頃とされていますから、
1800年以上経って形を残していることが信じられません。
ちなみに、ゼウスはギリシャ神話で語られる神々の中でも、最高神。
全知全能の神、とも言われていますね。
行きの飛行機でギリシャ神話の本を2冊読んで勉強したのですが、
ギリシャの神々は、神様といっても凄く人間臭いところがあって、
中でもゼウスは、なんと超がつくプレイボーイ。
気に入った女性がいれば、牛や白鳥、
あらゆるものに姿を変えて近づきます。
黄金の雨となって女性に降り注いだことも・・・
そんな話を知っていると、実に興味深く観光ができました。
有名なパルテノン神殿。
ギリシャに来たんだと実感した瞬間です。
そして、セイントセイヤ世代としては、大興奮。
コスモを感じ、セブンセンシズを高めておきました。
わからない方、すみません。
それにしても美しい。太古の人々はいかに建設したのやら・・・
観光客がひっきりなしに訪れていました。
しかし日本人はほとんどおらず、一人旅のムードは高まるばかり。
このパルテノン神殿より高台の、リガヴィトスの丘へ。
頂上から見た、アテネ市街。
景観を大事にしているため、高い建物はありません。
青空と白い建物のコントラストが見事です。
アテネからバスに揺られること3時間。
かつて宗教の中心地として栄えた、デルフィへ。
今も神々しい雰囲気を残しています。
人々が神のお告げ、神託を受けていたアポロン神殿。
アポロン、名前だけは聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
竪琴と弓をもっていて、スポーツ万能、神々の中では最も美形だったそうな。
そして、実はゼウスの息子。
全知全能の神にも息子がいるのです。
ちなみに父はクロノス、母はレア。神様に両親がいるのかいっ笑
演劇祭が行われていた古代劇場。
ギリシャでは紀元前から、
喜劇や悲劇を楽しむ文化があったんですね。
雄大な山々。眼下に広がるオリーブ畑。紀元前から残る遺跡群。
まさに古代にタイムスリップしたような光景でした。
次回は、旅の最大の目的であるメテオラをご紹介。
もう少々お付き合いください。