ジャパネスクvol.12 小澤征爾さん

Japanesque外国人の目に異国情趣が感じられる純日本的な雰囲気

 

 秩父宮ラグビー場で7人制ラグビーの世界大会「東京セブンズ2012」が開催されました。7人制ラグビーは2016年の夏季リオデジャネイロオリンピックで正式種目になるなど、今注目のスポーツなのです! (ちなみにラガーウーマン水原は、2003年のジャパンセブンズ女子の部で準優勝したんですよ。これ、私の数少ない自慢話の1つ!実際は何も活躍していないんですが・・・)

 今回の「東京セブンズ」は11年ぶりに日本で開催された世界大会だったのですが、世界16カ国のチームのスピード、テクニック、パワー、インテリジェンスを間近で見て、興奮しました!

 

またまた前置きが長くなりましたが、今回は世界的な指揮者、小澤征爾さん。

スピード、テクニック、パワー、インテリジェンスを兼ね備えた小澤征爾さん、実はラグビー経験者。我が母校、成城ラグビー部の出身なんです。

幼少期からピアノの練習に励んでいましたが、中学時代に仲間の誘惑でラグビーを始め、夢中になったといいます。しかし練習中に指を骨折してしまい、ピアニストへの道を諦め指揮者への道を歩んだと言うのです。人生何がどう転ぶか分からないものですね。小澤征爾さんはラグビーで、指揮者として最低限必要な基礎体力を養い、大切な仲間を得たといいます。

 3月に予定されていた小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト「蝶々夫人」、小澤征爾さんの指揮降板により公演中止となりましたが、塾生たちがせっかく何ヶ月も練習してきたのだからと、出演者の関係者などを客席に招き、練習の成果が発表されました。小澤征爾さんは指揮をせず客席で観賞。私は幸いにも小澤征爾さん越しのオペラ鑑賞という贅沢な時間を過ごしました!劇の途中でオーケストラの一人が体調不良で演奏をやめて舞台の裾に下がった時、心配だったのでしょうね、小澤征爾さんはすぐさま立ち上がり、すっ飛んでいきました。自分も体調不良だというのに、仲間を思う優しさ、まさに「One for all, all for one」ですね。

 

プッチーニの「蝶々夫人」、今回が2度目の観賞でした。1回目は2年前、イタリア・ヴェローナの野外劇場で。ヴェローナで見た蝶々夫人は、超派手な着物を着た白塗りの芸者が、壮大な岩場のセットの中を所狭しと動き回る演出でした。何となく過剰な「ジャパネスク」の演出に違和感をおぼえましたが、情熱的な蝶々夫人は見応えがありました!今回のセットは対照的に小さな畳の部屋と障子だけ。狭い空間ながら奥行きを想像させる、これぞ日本と納得させられる演出でした。