ジャパネスクvol.32 お茶会

 

Japanesque外国人の目に異国情趣が強く感じられる純日本的な雰囲気

 

 

 こう見えて(どう見えて?)私、10代の頃から茶道を初め、千利休が営んだ茶室「不審庵」の家元で泊まりこみ修行を積んだ修了生(現在8200)1人!!

しかし、お稽古さぼり大将の水原、今となっては茶道をやっていますと公言することすら後ろめたい!(ブログで堂々と自慢したり公言したりしていますね。すいません支離滅裂で)

とにかくお稽古をさぼってばかりの私は、日ごろの鍛錬の成果が垣間見える「お茶会」なるものがとっても苦手なのです。客として招かれる場合でも気楽にはいけません。草履の脱ぎ方、畳の歩き方、お辞儀をするタイミング、お菓子を食べるタイミング、お道具の拝見の仕方、懐石を頂く順番からお箸を置くタイミング、全てに決まりがあるのです。

 

そんな私ですが、先日まったく未知なる「煎茶」のお茶会に参加しました。

檗賣茶流(おうばくばいさりゅう)の「秋の実り」と題するお茶会です。

 黄檗賣茶流とは、17世紀中ごろから伝わる禅宗の黄檗宗の僧侶だった高遊外売茶翁が開いた、黄檗宗の流れを汲む煎茶道の流派


うむ、さっぱり分からない。ここは決して目立たず「見よう見まね」で乗り切ることにしようと心に決め、コソコソと会場に入りました! 

しかし、会場に入った瞬間、コソコソ気分は吹っ飛んで感嘆の叫び声です!

何が凄いって、「秋の実り」の演出が、堅苦しい伝統の枠を完全に飛び越えて、突き抜けています!床には秋色の畳に稲穂!

 

お道具の組み合わせも、活けられた華も斬新!

 

お茶が振舞われるときには、生歌の演出まで!

 

 でも、お手前はしっかりと伝統の型の中で、芯が通っていて、かっこいい。

 演出が近代的だから、なおさら型のあるお手前が際立って、伝統の重みを実感しました。

 

 形を変えて進化するジャパネスク!日本の伝統の部分がしっかり受け継がれているからこそ、いかようにも演出できるのですね!