ジャパネスクvol.43お香

ジャパネスクvol.43お香

 

Japanesque外国人の目に異国情趣が感じられる純日本的な雰囲気

 

 最近、ゴッホに関する本を読み漁っています。二見四郎著「ゴッホ詳伝」やゴッホが弟テオに宛てた手紙に登場するピエール・ロチ著「お菊さん」などなど。

 ゴッホが日本の浮世絵好きだったことは有名ですね。ゴッホが生まれた1858年はペリーが浦賀に来航した年。鎖国も終わり日本とヨーロッパの文化が盛んに往来し始めた近代日本の幕開けの時。浮世絵越しに見るジャパネスクはキラキラ輝いていたのでしょうね。

 

 なんて真面目に書き出しましたが、今回のジャパネスクはゴッホとは無関係。。。「お香」について。


 私、こう見えて(どう見えて?) 自宅でのくつろぎの時間が大好きで、その時は香りにもこだわります。アロマオイルは爽やかなものが好きで、蝋燭は香りが控えめのものが好き。でもやはり一番好きなのは、日本のお線香の香り。子供の頃、仏壇のお線香の香りと煙が大好きでした。

 

 「香」の歴史はとても古く、始まりは紀元前3000年くらいまで遡るほどらしいです。日本に伝わったのは仏教伝来の頃と言われています。日本では線香など火や熱を加え「香」を楽しむ事が主でしたが、西洋では香水など液体として「香」が発展していきました。明治時代、この日本の「香」と西洋の「香」が融合しフローラルな香りの「香」が生まれたようです。明治時代は「文明開化の音がする」音だけではなく西洋の香りもたち籠めていたようです。

 

 そんな話をしておきながら、私はフローラルなお香が苦手。いつも白檀の強い、甘くないお香を選びます。でも、お香を焚く器は甘くしてみました!洋風の小物入れに灰を入れて、これぞ日本と西洋の融合だ!なんて自己満足しているのでした。


 ちなみに奥に写っているのは蚊取り線香を焚く器。蚊取り線香の香りも大好きで、冬にも焚きたいくらいです・・・