ジャパネスクvol.52 東京ステーションギャラリー

 

Japanesque外国人の目に異国情趣が感じられる純日本的な雰囲気

 

 2006年、凱旋門賞に挑戦するディープインパクトを追いかけ、ウイニング競馬チームでパリまで行きました。華やかなパリの社交の場で、日本の馬が疾走する。結果的に敗れてしまいましたが、ディープインパクトの力走は瞼に刻まれています。

さて話は変わってレースの翌日、自称モネリストの増田アナウンサーと「マルモッタン・モネ美術館」を訪れました。ジベルニーにある「モネの庭」と完全に勘違いして、重たいカメラを持ってウキウキと訪れてしまった私、「庭が小さいではないか」「池が無いではないか」「写真撮影禁止ではないか」と不機嫌になり、増田アナウンサーを置いて早めに退出し、美術館の周りの花咲く小道の写真を撮り続けたのでした。

 

ということで!今回のジャパネスクは「東京ステーションギャラリー」について。

何が「ということで!」なのかというと・・・先日、自称モネリスト増田アナウンサーが「ねえさん、東京ステーションギャラリーのあれ、見ましたか?」と近付いてきました。やはり増田もチェックしていたか!そう、今東京ステーションギャラリーで、「エミール・クラウスとベルギーの印象派」展が開催されているのです。

 

モネやスーラの影響を多大に受けたベルギーの印象派たちはルミニスム(光輝主義)といわれるスタイルで活躍しました。なかでもエミール・クラウスの描く光は美しい。モネが光に満ちた大気を描くのに対し、エミール・クラウスは光の粒子1つ1つを描きとろうとしたのだとか。シンプルな田舎の風景とともに描かれる光は、いずれも「私、昔どこかでこの光を見たことがある」と思ってしまうほど、何故か懐かしい。

ベルギーの作家たちのことは良く知りませんでしたが、今回この展覧会に行って、すっかりファンになってしまいました。

 

そしてもう1つ驚いたのが、東京ステーションギャラリーの美しさ!

先日改装・復元された赤レンガの駅舎内にあるんです。旧ギャラリーにあったシャンデリアがつるされた廻り階段はレンガに囲まれていて、歴史の重みを感じます。


窓からの光も心地良い。光溢れる絵画を見て神経が研ぎ澄まされた状態でこの階段を降りると、光のありがたみを実感できます。

 

貴重な梅雨の晴れ間の夕暮れ時にもう1度訪れたいなぁ・・・