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藤本京太郎 × ネイサン・マッケイ
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WIN 藤本京太郎(29歳) 日本ヘビー級チャンピオン WBC世界ヘビー級16位 14戦13勝7KO 1敗 [角海老宝石] |
判定 (3-0) |
ネイサン・マッケイ(28歳) WBF豪州ヘビー級王者 8戦6勝3KO 2敗 [オーストラリア] |
元K-1王者の藤本京太郎が、“日本人永遠の夢”世界ヘビー級王座挑戦へ向け、負けられない一戦に臨む。 5年前、K-1世界王者からプロボクサーへ敢然と転向した京太郎。ここまで13勝1敗の好成績を残し、日本ヘビー級のチャンピオンに輝いているが、世界基準で考えればここからが勝負と言える。何より、K-1で世界一になった男が、ボクシングの日本一で納得するはずもなく、目指す先はあくまで「世界一」と断言する。今回も「ファンに魅せる試合をする」と気合い十分だ。
そんな京太郎と対峙するのが、WBFという日本未公認団体ながら、豪州王者のネイサン・マッケイ(豪州)である。京太郎より身長で12センチ 体重で約20キロ上回るマッケイは、京太郎より1歳若い28歳。体格では京太郎を圧倒するマッケイが、ヘビー級ならではの豪快なパンチを炸裂させる可能性は十分にある。
この日の3大世界戦がWBAということもあり、多くのWBA要職関係者の来日が噂されている。そして、マッケイの同国人、ルーカス・ブラウンが、過日WBA世界ヘビー級王者となった。これらが意味するものは?この日に好ファイトを見せ関係者の目に留まれば、京太郎にも世界挑戦のチャンスがくる可能性がある、とは京太郎の萩森マネージャー。そんな「夢」に向かった重要ファイトが、この一戦だ。
久我勇作 × スックカセーム・キャッヨンユット
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WIN 久我勇作(25歳) 日本S.バンタム級4位 14戦11勝7KO 2敗1分 [ワタナベ] |
5R |
スックカセーム・キャッヨンユット(28歳) 18戦13勝8KO 5敗 [タイ] |
センス溢れるファイトで、現在3人の世界王者を抱えるワタナベジムの“4人目の世界王者候補”と言われる男、それが久我勇作だ。3年前のB級トーナメント優勝&MVPで頭角を現した久我。イキのいいエネルギッシュなファイトが売りの25歳は、渡辺会長からも「経験さえ積めば間違いなく世界を獲れる」と太鼓判を押されている。
ワタナベジムが誇る3人の世界王者のアンダーカードで露払いを務めると同時に、世界の関係者にアピールすることが出来るのか。久我の倒しっぷりに、注目だ。
対戦カード
内山高志 × ジェスレル・コラレス
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内山高志(36歳) スーパー王者 25戦24勝20KO 1分 [ワタナベ] |
2R KO |
WIN ジェスレル・コラレス(24歳) 暫定王者 1位 21戦19勝7KO 1敗1NC [パマナ] |
“KOダイナマイト”の異名を持つ男、内山高志。日本人史上最も長く世界王者に君臨し続けている内山は、その防衛記録でも、具志堅用高さんの持つ13度防衛にあと2と迫っている。特にここ2戦は瞬殺のKOと、史上最強級の強さを見せている内山に、死角は微塵もない。
だが、今回の相手は“世界王者”だ。WBAの暫定王者、ジェスレル・コラレス(パナマ)は、パナマで次々と地域タイトルを獲得してきたサウスポーで、去年12月、ファン・アントニオ・ロドリゲス(メキシコ)に11R TKO勝ちし暫定ながら悲願の世界王座を獲得。スーパー王者、内山との比較ではやはり格落ちするとは言え、曲がりなりにも世界王者のコラレス。今回ばかりは内山も、瞬殺とは行かないだろう。
悲願のアメリカ進出が、今回は整わなかった内山だが、チャンスはもう目の前にある。この一戦をいつもの豪快なKOでクリアし、是が非でもアメリカ進出に繋げたい。
河野公平 × インタノン・シッチャモアン
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WIN 河野公平(35歳) 王者 43戦31勝13KO 8敗1分 [ワタナベ] |
判定 |
インタノン・シッチャモアン(29歳) 挑戦者 7位 WBAアジア・スーパーフライ級王者 55戦43勝22KO 11敗1分 [タイ] |
去年10月にアメリカで亀田興毅と対戦し、不利の予想を覆す完勝で2度目の防衛に成功した河野公平。2ラウンドに亀田からダウンを奪って以降、ほぼ試合をコントロ―ルしての完勝で、大一番での勝負強さを見せつけた。亀田は試合直後に引退を発表し、ひとつの時代が終わりを迎えた。
そんな歴史的勝利を経て、次なる戦いに向かう河野。再度海外で防衛戦、との噂もあったが、タイのWBAアジア王者、インタノンとのV3戦に落ち着いた。ここまで苦労の連続だった河野も今年で36歳だが、「いまがピーク」と渡辺会長の評価も高く、前戦同様、白熱の激戦が展開されることは間違いない。
田口良一 × ファン・ランダエタ
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WIN 田口良一(29歳) 王者 26戦23勝10KO 2敗1分 [ワタナベ] |
11R |
ファン・ランダエタ(37歳) 挑戦者 7位 元WBA世界ミニマム級チャンピオン 36戦27勝21KO 8敗1分 [ベネズエラ] |
世界戦はすべてエネルギッシュなファイトで3戦3勝(2KO)の戦績を残している世界王者、田口良一。内山高志も認める“強かわいい”イケメン王者、田口だが、V3戦にして、話題の強敵を迎え撃つ。
かつて亀田興毅と2度対戦した元世界王者、ファン・ランダエタ。その初戦はダウンを奪いながらも判定負けとなり、日本中を揺るがす大騒動となった。結果二階級制覇を阻まれたランダエタではあったが、日本では最も有名な外国人ボクサーとなった。あれから10年。当時挑んだタイトルに再挑戦するのは、因縁以外の何物でもない。当時の悔しさを糧に、打倒田口を目論む。
大ベテランと新進気鋭の王者。勢いは田口だが、ランダエタも前戦で世界ランカーを下して完全復活しており、予断を許さない。