高家筆頭。室町以来の足利将軍家の流れをくむ名門。朝廷の儀礼に詳しく朝廷と幕府の間を取り持つ役目。上杉家とは密接な関係で、長男綱憲は、米沢藩主。元禄十三年(1701年)、勅使下向の際、江戸城・松の廊下で浅野内匠頭に斬りつけられて負傷。内匠頭が即日切腹となったのに対し、上野介はお咎めなしとなったことから、安兵衛、内蔵助ら赤穂浪士たちに仇討ちの宿望を抱かせることに・・・。
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