2006.02.19

さあ、皆さん! トリノオリンピック後半戦のスタートです。
今日はショートトラックの男子1000m・女子1500mがありました。
男子は4度目の五輪となる、寺尾悟選手。
女子は日本のエース、神野由佳選手が出場となりました。
寺尾選手は4年前のソルトレークシティーで1000mは無念の失格となり、悔しい思いをしました。
本人も思い入れがあると語るように気合が入ります。しかし結果は準々決勝で敗れ9位。
インタビューでも、「せめて準決勝には進出したかった」と悔しそうな表情でした。
しかしまだ寺尾選手が一番得意としている500mがあります。
本人も次に気持ちを切り替えたいと前向きに話していました。
そして注目が集まった神野由佳選手の1500m。
「得意種目なので攻めて行きたい」とは本人の言葉。
コーチの柏原氏も「1500mで波に乗っていけるかどうか、そこが勝負所だ」と言うくらい、
大事なレースとなりました。
まずは予選を突破。次の準決勝では他の選手と接触し転倒。
4位に終わり、決勝進出はなりませんでした。
次の7~12位の順位決定戦に回って2位フィニッシュ。
9位という結果でレースを終えました。
その後のミックスゾーン(選手を取材陣が取材する場所)で
神野選手にインタビューしました。
「率直な今の気持ちは?」という質問に対し、
「準決勝で上位を狙っていける組み合わせだったので、やはり悔しさが残る」
と神野選手、うっすら涙を浮かべながら話していました。
そんな時、私の元に朗報が入ったのです!
テレビ東京スポーツ局のディレクター白石さんが、
スッと私の目の前に出したメモに「7位」と書いてあったのです!
「神野さん、7位入賞です!」と伝えると、
神野選手は、「本当ですか!?」と言った途端、
一気にその場で泣き出してしまいました。
決勝で失格者が2人出たため、
神野選手の順位が9位から7位に繰り上がったのです。
私も思わず嬉しくて泣きそうになりながら
「神野選手は日本のエースとして、周りの人からのいろんなプレッシャーがあっただろうし、
それを影で柏原コーチなど沢山の方が支えてくれましたよね……」
と言うと、神野選手はうんうんと頷きました。
その時、柏原コーチが順位の変更を伝えようと
神野選手の元に「神野!7位!!良かったなぁ!」
と駆け寄ってきました。
神野選手はまた涙をこらえきれなくなって、
柏原コーチの胸で泣いていました。
「コーチ、これで1000mに弾みがつきますね!」
と声をかけると、「うんうん、本当に良かった!」
とうっすら涙を浮かべながらも満面の笑みで答えてくれました
インタビューが終わった後、
ずっとショートトラックの取材をしてきたディレクターの白石さんの嬉し涙で、
またもらい泣きしてしまった滝井でした。
これで勢いに乗った神野選手、1000mに益々期待がかかります!


