2006.02.22

トリノ取材日誌 第22回


今回のオリンピックで一番の注目と言っても過言ではない、
女子フィギュアの日がやってきました!

今日はショートプログラム。
滑走順は安藤選手、荒川選手、村主選手の順です。
会場のパラベラ競技場は超満員。
私たちテレ東軍団4名も280ユーロもするチケットで、入場致しました。

19:00に競技がスタートしました。
まず日本人選手最初の演技は14番目の安藤選手です。
全身黒の衣装で登場した安藤選手の表情は少し硬く見えました。
しかし演技が始まると表情が一変。
安藤選手の演技からは、今持っている力を出しきろうという気持ちが伝わってきました。
ポイントは56.00の高得点。
今まであった相当のプレッシャーから解き放たれた、
晴れ晴れとした笑顔を見せていました。

続いて荒川選手。赤と白の衣装をまとい、登場しました。
この時点でトップは66.70ポイントのロシアのスルツカヤ選手。
会場からは多くの日本人応援団からの
「しーちゃん、頑張れ!」の声が飛び交います。
地元イタリアでも評価の高い荒川選手。
その言葉通り、ほとんどミスの無い完璧な演技でした。
演技を終えた荒川選手の表情、それは鳥肌が立つほどの素晴らしい笑顔でした。
そして得点は66.02ポイント。
この時点でスルツカヤに次ぎ、2位となりました。

そして最後は村主選手。
土壇場に強いと言われる村主選手が大舞台で見せてくれました!
ジャンプはもちろん、滑りの一つ一つ全てが「きれい」で
ため息が出るほどでした。
得意の表現力で観客の心をがっちりつかんでいました。
結果は61.75の暫定3位。

この時点で日本人選手2人が表彰台圏内となりました。
今日のショートプログラムの大トリは、アメリカのサーシャ・コーエン選手。
とてつもなく高い身体能力、ミスの無い演技、
何をとっても文句のつけようが無い演技でした。
自然と拍手が出ていました。
あの演技を目の前にして、会場の盛り上がりは最高潮に達していました。

いよいよクライマックスの女子フィギュアスケート・フリーは
現地時間の23日に行われます。
日本人3選手とも、今日の演技を終えた時点で共通して言えるのは、
とてもいい表情をしていたということです。
この状態でフリーに持っていけば、世界の強豪がいる中にも、
メダルの可能性は大いにあります。
日本中の期待は大きすぎるとは思いますが、
ぜひ最後に嬉しい知らせをもたらしてくれることを祈っています!!



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