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シリーズ「テレ東の人に聞いてみた!」#3 2018年

INTERVIEW 制作局 CP制作チーム
高橋弘樹プロデューサーが悩める就活生にエール”ピンチに強くなる10か条”

制作局 CP制作チーム

高橋 弘樹

テレビ東京の社員たちが、ビジネスマンに向け、愛あるエールをおくる「シリーズ:テレ東の人に聞いてみた!」。畑が違う個性あふれる3人の社員たちが、ビジネスマンとしての心得やここでしか明かせないノウハウまで...明日から役立つ「テレ東流ビジネス10か条」を明かします。
今回は特別編として、就職活動をしている学生に向けて特別レクチャー。「どういう職業に就いたらいいかわからない!」「就職活動をどう乗り切ればいいか...」と悩んでいる就活生の皆さんは必見です!
街にいる普通の人の普通じゃない人生がのぞき見できる「家、ついて行ってイイですか?」(毎週水曜夜9時)。数多くの人と触れ合い、これまでさまざまな人生を垣間見てきた高橋弘樹プロデューサーが、悩みの多い就活生必見の【10か条】を明かします。転職活動を考えている方も要注目!

【1】どんなに嫌な人でも興味を持つと好きになる
「ドキュメンタリーをつくる時に大事なのが"対象者を好きになる"ことですが、これは日常生活も同じこと。その人の魅力を見つけようとすると、毎日が楽しくなってきます。就職活動をしていると色んな人と出会うと思いますが、苦手な人ができても人格否定をするのではなく、"なぜこんな意見を持っているんだろう?"と自分との違いを考えていくと気持ちがラクになるはず。好きになる必要はありませんが、少しその人のことを考えると興味が湧いてきて嫌ではなくなるはずです」
【2】失敗を恐れる必要なし! トラウマは働くとなくなるもの
「怒られたら、傷ついたら...という気持ちが先に立って臆病になる人も多いはず。けれど、そんなものは捨てちゃっていいと思います。学生時代は失恋も多く、とくに顔で左右されたりと自分の努力とは関係ない理不尽なことで挫折することも多いですよね(笑)。ただ、社会人になると仕事ができればモテたりと"確変"が起こります。そして、学生時代に傷ついたトラウマは、仕事を始めて10年くらいしたらいつの間にか消えてなくなり、そんな挫折や失敗を含めたダサい自分を認められようになるはずです。これはみんなが通る道なので、今やりたいことを思いきりやっちゃいましょう!」
【3】プライドは原動力に! ダサいのはみんな同じ

「学生時代はプライドが高かったので、理想の自分と現状のギャップを克服するのに時間がかかりました。でも時にはプライドが原動力になることもあります。これは番組をつくっていく上で学んだのですが、プライドが高いことで悩んでしまう自分のダサさや弱さを認めるまではできなくても、それを直視することが大事なのかなと思います。あと理想と現実で悩んでいるのは意外と自分だけではなかったりしますよ」

【4】学生時代は人と違ったことをする
「元々地味だったこともあり、テレビ局に入るために常に人と違う目線を持つように努力しました。みんなが英語を選択する中、あえてアラビア語とかアイヌ語を取ったり、人が行かない道を自ら足を踏み入れてその魅力や楽しみを吸収しようとしましたね。アルバイトは、塾の講師もしましたが、ビルの解体などガテン系の職種にも挑戦しました。経験してこそエピソードにもなるし、"いろんな人に興味を持つ"という姿勢も養われたような気がします。いろんなタイプの人がいます。世界は広いです!」
【5】日常生活が企画の元! 人が喜ぶ瞬間を見逃さない
「面白いことが浮かぶのは、何か生み出そうと考えようとしている時ではなく、ボーっとしている時が多いです。朝起きたら喫茶店やファミレスに行って周りの声に聞き耳を立てたり、書籍を読んだりもしますね。重要なのは周りをよく見ておくこと。怒っている人が笑う瞬間だったり、ふとしたことを切り取って企画案にしています。就職活動でもそういう"案"を出すときは、身近なモノに興味を持って見てみると、いろいろ思い浮かぶかもしれません。人ってやっぱり面白いですよ」
【6】業種に悩んだら"喜ぶ瞬間"を突き詰めよう
「将来何をやりたいか悩んでいる人は、どういう瞬間に自分は喜びを感じるのかを考えてみましょう。モテる瞬間に喜びを感じるのなら、みんなから憧れられる職業やお金持ちになれる職業を目指すのもありだと思いますし、人から感謝されることに喜びを感じるのなら、公務員やメディアの仕事もありだと思います。自分が喜びを感じる瞬間をひも解くと必ずそこに近い職業があるはずです」
【7】カリスマ性より地道な努力が喜ばれる
「"カリスマ性やリーダー性の磨き方"を語る本もありますが、そもそもカリスマ性は才能であり、なかなか自分で伸ばすことができるジャンルではありません。そんな無理なことをするよりも、人より少し努力することで"あいつに任せれば大丈夫"という安心感を相手に伝えることができ、そのカリスマ性をカバーすることができます。テレビのプロデューサーにしても、カリスマ性がある人は一部いますが、基本は地味な人が多いですよ。起業家になるなら話は別ですが、会社員だと実は地道に努力できる人の方が重宝されると思います」
【8】 反対意見は自分を見直すチャンス
「意見を言えば、必ず反対意見が生まれます。それを無視するのではなく、向き合っていくことが大切です。反対意見が出る=自分の言葉に反応した人が生まれたということ。喜んでいいと思います。ちなみに番組のことで言えば、反対意見を無視して番組をつくっていると必ず矛盾が生まれます。自分の考えを見直すチャンスができたと思って、もらった意見を大切にしましょう」
【9】 ギャップの分だけ、人はあなたに興味を持つ!
「予想通りより、予想を裏切られた方が人は楽しいと感じるもの。それは番組づくりも就職活動も同じです。例えば就職活動で自己アピールをする時、体が大きくて体育会系に入っていた人が『4年間ラグビーをやってきました』と言っても意外性はないですが、『実はゲーテが好きなんです』と言われたら、『何で?』と興味が湧きます。この『何で?』がポイント。そういうギャップが増えていくと、いろんな人が興味を持つようになるのではないでしょうか」
【10】 どんな状況でも"楽しむ"ことが大事
「どんな仕事につくか悩んだ時は、どんな時に自分が"楽しい"と感じるのかを考えましょう。同じ8時間でも、楽しい仕事とつらい仕事では全然違いますよね。職業選びには、さまざまな基準があるかとは思いますが、"楽しい"を基軸にして選ぶのもいいかと思います。そしてもうひとつ...まったく逆のことを言いますが、どんな仕事でも"楽しもう"と努力する気持ちは合わせ持った方がいいと思います。憧れの企業に就職しても、やりたい仕事ができるとは限りません。ですから楽しいと感じる仕事を見極め、どんな仕事も楽しめるスタンスを持てたら、その人は最強だと思います」
杜甫の「文章命の達するを憎み(文章憎命達)」という言葉が好きだと語る高橋プロデューサー。「過去に苦しみや困難がある人の方が、人に敏感になって優しくすることができます。そして自分に降りかかった困難や苦境もすべて糧になるはず。就職活動は、自分のネガティブな面が意外と武器になる確変のチャンス。頑張ってください!」と熱いエールを送ってくれました。
"人間が好き"という高橋プロデューサーがつくる「家、ついて行ってイイですか?」(毎週水曜夜9時)は、人間の強さも弱さもかわいらしさも垣間見られる番組です。

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