言いモニ
ニッポンの底力 (2011.04.05)
東日本大震災で被災された方、大切な家族や友人を失われた方、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。
地震発生から、被災地の状況や原発のニュース、マーケットへの影響をお伝えしていますが、伝える立場として「果たして必要なこと、大切なことを伝えられているのだろうか」「視聴者と同じ視点で質問できているだろうか」と思い悩む日々を過ごして参りました。上手く伝えられないもどかしさを感じながらも、自分のすべき事は事実を正確に分かりやすく伝える事と言い聞かせ、走ってきました。
沢山の人が自分自身に問いかけたように、「被災地のために、日本のために出来ることは何だろう」と、Emorningスタッフ一同で考えました。出した答えが特別企画「ニッポンの底力」です。経済界だけではなく、文化・スポーツなど様々なジャンルを代表する方々に震災に屈することの無いニッポンの底力を語っていただき、今の日本にエールを送ってもらうという企画。4月4日の第1弾は日本IBMの橋本孝之社長。「これだけ多くの国が支援の手を差し伸べてくれる。ニッポンはサプライチェーンの面でも、世界の素材・テクノロジーの大切な部分を担っている。日本の世界での存在感を改めて日本人が感じていいのではないか」と。そして我々消費者は「自粛しても、萎縮してはいけない。価値観を変えていかないといけない。モノの豊かさという消費行動から、心の豊かさを満たす消費にシフトするべき」ともお話されました。IBMが出来ること、IBMがすべきこと、この震災で明確になった部分があるといいます。この残酷な経験に下を向くのではなく、そこから何かを掴み次に活かすというメッセージを橋本社長の発する言葉から感じ取ることができました。これから3週間、毎日熱いエールをお届けしますので、Emorning11時台「ニッポンの底力」是非ご覧下さい。
復旧復興のスピード、経済活動が回復するスピード、被災者の皆さんの心の傷が癒えるスピードは同じではありません。Emorningではそれぞれの状況にしっかり目を向けて、丁寧に報道することを心がけます。