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第十三回「ジェイアイエヌ 田中仁社長(11月12日放送)」 (2010.11.19)
▼2010年11月12日放送の「ジェイアイエヌ メガネ販売本数 日本一へ」の内容はこちら
既存店売上高は18カ月連続のプラス!!
今回は、「JINS」のブランドで低価格のメガネ販売を手がけるジェイアイエヌの田中仁社長(47歳)に登場していただきました。
「昔はやんちゃだったんだろうな~」。外見からは、思わずこんな風に感じてしまったのですが、話をうかがっていると、経営者としての責任感や覚悟が伝わってくる。不思議な魅力を持ち合わせているおしゃれなお兄さん的な方が、田中社長です。
好きな言葉は「人間万事塞翁が馬」。
苦しい時にはチャンスがある一方で、上手くいっている時には思わぬ落とし穴にはまってしまうこともある。実際にそうした人生を歩んでこられたようです。
高校時代から起業志向のあった田中社長は、経営者になるための学びの場として、卒業後に群馬県にある前橋信用金庫(現・しののめ信用金庫)に就職しました。そこで直面したのが商売の厳しさ。
取引先の経営者が、資金繰りに行き詰まり自殺する。そんな出来事も1度や2度ではなかったそうです。「会社経営は甘くない」。起業への思いが揺らぐこともあったそうです。
それでも熱い思いは消えることなく、1987年に服飾雑貨の製造卸の「ジンプロダクツ」を創業、88年にジェイアイエヌに社名を変更しました。起業までの実体験、覚悟が若くして重い社長像を作り上げているのでしょう。
韓国で見かけたメガネの安さにインスパイアされ、2001年にアイウエア、つまりメガネ販売の関連事業に進出し、福岡の天神に「JINS1号店」をオープンさせました。当時の田中社長はユニクロを展開するファーストリティリングの柳井正社長の本をバイブルに、オリジナル商品の企画、製造そして販売を手がけました。衣料業界に普及しているSPA(製造小売り)システムをアイウエアの業界に導入を図ったのです。
月が変わる度に次々と新商品を投入していくためにマーチャンダイジングの手法を工夫し、顧客のニーズを先回りして満たすための改革を進めました。「メガネっ娘」や「メガネ男子」といったメガネブームも追い風となり、2006年にはヘラクレス市場に上場を果たしました。
しかし「人間万事塞翁が馬」。急成長の時期から業績が伸び悩むことも。田中社長は次の一手を模索していた2008年の冬、柳井社長に直接会うチャンスが訪れました。そこで柳井社長からこう問われました。
「あなたの会社の事業価値はなんですか?」
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