2005年1月15日放送

#15 『富士を望む光あふれる暮らし』

静岡県富士市・土屋邸

今回は、総コンクリートづくりで、街なかでも一際目を引く
富士市の土屋邸をご紹介。

6m×45mという、細長く独特な土地に建つお宅ですが、
玄関の脇・家の中心に、オープンスペースとなる中庭を備え、
また、南北の壁をガラスにすることなどにより、
室内の開放感と心地よい採光を実現しています。

南側の玄関を入ると、そこはリビング。
北側に広がる天然芝の庭が目に飛び込み、
広さと明るさを演出しています。
大理石の床には、床暖房が敷き詰められています。

土屋邸の壁は23センチもの厚さ。
これは、総コンクリートづくりで一般に使用されている
耐震性に優れたラーメン工法ではなく、
空間をより確保できる壁式工法を選択しているためです。
壁の厚みを増すことで耐震性をカバー、
また、室内に広がりも与えているのです。

室内に家具を置かないぶん、
壁には大容量の収納が備え付けられ、
こちらでも、空間の広がりを維持。

(土屋邸の極意)
リビング脇のキッチンも収納に。
壁と同色の5mものドアをスライドさせると、
キッチンが現れるようになっているのです。

2階のご夫妻の寝室からは、
雄大な霊峰・富士の姿を見ることもできます。
寝室横のバルコニーには、湾曲壁を設置。
湾曲していることにより、寝室、バルコニーのどこからでも、
ちゃんと富士山が見えるようになっているのです。

夜の土屋邸も格別です。
昼間とは違った表情を見せてくれます。

独特な形状の土地でも、アイデアや工夫により、
素敵な家が建てられることを教えてくれた、
本当に素敵なお宅でした。


■ 設計・施工 勝又由紀夫建築設計事務所
静岡県富士市御幸町7-17
電話 0545-53-6776

次回は、『ローコストで夢を実現した暮らし』です。お楽しみに。

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