2005年3月26日放送

#25 『 狭さを感じさせない ゆとりのある暮らし 』

東京都葛飾区・柏井邸

今回は東京都葛飾区にある、
下町の家並みとは少し趣の異なる、
コンクリートとガラスブロックが特徴的な柏井邸。
わずか12坪の土地に建てられた
「狭い敷地に広く明るい家づくり」がテーマのお宅です。

(極意)
1Fは介護を考えた家づくりの工夫が満載のゲストルーム。
段差をなくし、電気スイッチの高さを低くし、
水周りを一ヶ所にまとめるなど、
介護をしやすく作ったスペースとなっています。

らせん階段脇には、家全体の空気を循環できる
喚起循環システムを設置。
さらに明かりを取り入れるため
階段脇壁の大部分をガラスブロックに。

続いて2階のリビングは南側に窓をとることで、
外光をたっぷり取り入れ、
さらに天井の高さを3.45mと高く設けることで
空間にゆとりを生んでいます。

その奥にはご主人の希望で収納を全て作りつけにした
ダイニングキッチン。
家族が一体となるよう、部屋もテーブルも一続きになっています。
仕切りを作らないことにより、空間にゆとりを持たせているのです。

そして3階のベッドルームへ。
クローゼットとベッドの仕切りのないスペース。
現在は一部屋ですが、将来は間仕切りを使って、
子供部屋を作る予定です。

さらに壁は、重くなりがちなコンクリートの家だからこそ、
へこませるなど無駄な部分を削って、
地盤への負担を軽くしています。

最後に柏井邸ご自慢のルーフバルコニーへ。
壁には断熱塗料を使用しているため、
冬は中の熱を閉じ込め、夏は光を反射します。
また見通しが良く、絶景が楽しめます。

限られた空間の中で将来的な介護のことまでも考慮された家づくり。
柏井邸は今後の家づくりのあり方を教えてくれました。


■ 設計:山嵜雅雄建築研究室
住所:東京都渋谷区富ヶ谷1-10-2 AsHEITZ-B
電話:03-5790-2945

次回は、『癒しスペースが溢れる暮らし』です。
お楽しみに。

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