2005年4月23日放送

#29 『日本建築の魅力あふれる暮らし』

神奈川県川崎市・浜田邸

今回は川崎市多摩区にある、
黒い外観が印象的な浜田邸です。

日本古来の建築方法を活かして作り上げた
二世帯の暮らしをご紹介します。

まず、趣のある格子戸を抜けると、
そこに現れるのが二世帯で共有する玄関兼通り土間です。

こちらの通り土間は、吹き抜けとなっており
反対側にも格子戸の入り口を設ける事により、風通しは万全。
黒く塗られた梁が、和の趣を演出しています。

2階の子世帯の玄関フロアには、
あえて、通り土間とは対照的に明るく開放的ならせん階段を設置。
このらせん階段の踏み板にはポプラの木が使用されており、
白を基調とした内装に温かみを加えています。

その、らせん階段を上がると
子世帯の広いリビングダイニングキッチンとなっています。
掃除用具の収納や作り付けの食器棚を壁と一体化する事で、
部屋に統一感を生んでいます。

(極意)
さらに、リビングにはテレビに合わせて作った
可動式のテレビ台があります。
このテレビ台は開放感を生むために
ワンフロアにした部屋の中でも、
間仕切りとして視線を区切る役目をはたしています。

続いて、親世帯の1階には家の中心に位置する
広いキッチンスペース。
そこから2階へ上がる階段下のスペースは
冷蔵庫が収納できるようになっています。

また、カウンターが付いたキッチンや、
その横に続くように作られた日当たりの良い座敷は、
お客様をもてなしたり、家族が集う
贅沢な憩いのスペースとなっています。

日本建築のメリットを最大限活かし、
家族の温もりを育む浜田邸でした。


■ 設計:瀬野 和広 + 設計アトリエ
住所:東京都中野区大和町1-67-6 MT-COURT 308
電話:03-3310-4156

次回は、『ローコストで未来を見据えた暮らし』です。
お楽しみに。

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