2005年7月30日放送

♯43『第二の人生を実現したリゾート暮らし』
山梨県・北杜市 斉藤邸


夏のリゾート特集・第2回目は、山梨県北杜市にある、モノトーンと曲面のフォルム外観が印象的な斉藤邸。斉藤さんは以前、東京でのお勤めでしたが、家が建った事をきっかけに退職され、自然豊かな、この土地に引っ越して来ました。自然環境に恵まれたリゾート地ならではのセカンドライフをご紹介します。

まずは、玄関に入ると正面の壁はガラスになっています。
ガラス越しに見えるのは、ご夫婦お気に入りの白樺の木。
訪れた人を出迎えてくれます。

玄関ホールの横にあるベットルームには、南側と東側の高い位置に窓が設けてあります。この窓から注がれる明るい陽射しと爽やかな風が、ご夫妻を気持ち良い目覚めを約束してくれます。

続いて、バスルーム。浴槽の北側は林に向けて窓が設けられています。林も敷地の一部なので、誰にも気兼ねせず、露天風呂の様に森林浴気分を堪能する事ができます。

さらに、リビング・ダイニング。こちらは、テラコッタを南側の床材に用いてパッシブソーラーを利用しています。パッシブソーラーとは、機械設備を使わない太陽熱利用の事です。太陽の熱をテラコッタに蓄熱し、夜間の室温低下に伴い、周囲に放熱する事で室内を暖める事ができるのです。

そして、リビングの北側は、より断熱効果の高いローエネルギーガラスを採用しています。夏は林に広がる緑の景色を楽しめ、冬はガラスの特性によって、高い防寒効果を発揮します。

リビングの外側には、林に面して作られた広いバルコニーがあります。このバルコニーからは、林の下を流れる小川のせせらぎや小鳥のさえずりといった、自然の音が聞こえ、至福の時間を与えてくれます。

2階へ登ると明るく開放的な客間があり、そこには白いカーボネイトの引き戸があります。この引き戸は、壁の色に合わせて白にする事で、圧迫感を与えることなく、冬の防寒対策にもなるのです。

第二の人生をリゾート地で心地良く過ごすための工夫が、斎藤邸の様々な場所に施されていました。


■ 設計: 一級建築士事務所 (有) アルケド アティス
住所: 山梨県塩山市下於曽556-1
電話: 0553-33-7739


次回は、リゾート特集第2弾
『安らぎと賑わいが同居する暮らし』です。お楽しみに。


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