2005年9月17日放送

♯50『リビングからはじまる二世帯の暮らし』
東京都世田谷区・川原邸


今回は「分離した二世帯住宅」ではなく、二世帯が自由にリビングに集う暮らしを実現した川原邸。2つの家族が互いに心地よく暮らす工夫をご紹介します。

玄関に入りまず目に飛び込んでくるのは、2階まで続くリビングの抹茶色の壁。窓を上と下に大きく横長に切り取ることで、家の外を通る緑道の景色が楽しめます。壁の緑と緑道の緑、二つの緑が絶妙のコントラストを醸し出しています。

(極意)
リビングから2階を見上げると、そこには親世帯・子世帯のそれぞれダイニングが。リビングに面してそれぞれのダイニングを設けることで、ダイニングにいてもリビングにいても、互いの家族の気配を感じることができるのです。二世帯が気持ちよく暮らすための工夫です。

ダイニングは、ご主人が背伸びをすれば手が届いてしまうほどの天井の低さ。天井を張らずに躯体をむき出しにすることで建物全体が低くなり、柱などの全ての材料を少なくし、コストダウンを実現しています。

続いては子供部屋。こちらのコンセプトカラーは子どもらしい黄色。
色の数が限られてしまうクロス壁も塗装で仕上げれば、微妙な色合いを出すことが可能です。また壁紙の継ぎ目が目立つこともなく、しっとりした表情を生み出します。

3階は子世帯だけのスペース。
プールサイドをイメージしたと言う浴室は、ブルーの壁。
天窓からの光が差し込み、爽快で清涼感溢れるスペースとなっています。

「建築家の建てた家に住みたい」という強い希望からご夫妻が利用したのは、建築家のコンペシステム。建築主の要望にそって、建築家が設計プランをコンペに応募。数十のプランの中から、自分達にあったものを選べるシステムです。

「間取り」のアイデアによって、自立と共有が共存する二世帯住宅を完成させた川原邸。互いの家族が程よい関係を保つ新しい二世帯の形を実現していました。


■ 設計・監理 : 有限会社インフィールド一級建築士事務所
住所: 東京都世田谷区三軒茶屋2−49−6−109
電話: 03−5779−7646

■ 建築家との家づくりトータルサポートサイト : 株式会社ウィークエンドホームズ社
住所: 東京都渋谷区代々木2−27−11 AS−4ビル 4階
電話: 0120−770−320


次回の住まいの極意は、
『緑が彩る森林浴のある暮らし』です。
お楽しみに。


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