2005年10月1日放送

♯52『和と洋がとけこんだ家』
千葉県船橋市・飛澤邸


今回は、「和風」にこだわった飛澤邸。
日本家屋の伝統美と洋式の機能性が見事に調和した暮らしのアイデアをご紹介します。

まずは飛澤邸の主役、リビング・ダイニング。
テラスに面した大きな四つの窓は、フルオープンが可能。
リビングとの床の段差がないため、全開にするとワンフロアーの広い空間を実現します。
テラスに広がる緑とまぶしい太陽光が訪れた人を癒してくれます。

窓のレールには直角に曲がったアルミを入れることでサッシ代わりとなり、段差がなくても、室内に雨の入ってこない工夫があります。
さらに窓・網戸・雨戸と3重の風除けがついていて、激しい雨も完全にシャットアウトすることが可能です。


■ 極意ナビPlus

「和」の空間にとけこんだ、飛澤家ご自慢のキッチン。
アイランドキッチンを和の空間に違和感なく置くための極意は、

(1)すべての家具を目線より低く配置
(2)足元をすっきりさせるため、配管を脚の中に隠す


飛澤家のキッチンは、和の空間にとけこむための工夫に溢れています。

続いては、キッチンの横にある和室。
壁には、モイスという調湿作用のある壁板を使用しているため、室内外の空気の循環が活発になり、朝でも窓に露がつかないそうです。
母子が安心して過ごせる健康的な空間となっています。

そして木へのこだわりを感じる、お風呂。
一見、檜風呂のように見えますが、実はブロックを積んだ浴槽に檜の薄い板を張ったというもの。
ローコストであるばかりでなく、古くなったら檜を張り替えるだけという便利なお風呂です。

2階に上がりまず目に付くのは、なんと天井のないトイレ。
天窓からの光を直接取り入れる開放的で健康的なつくりです。 最初は抵抗があったものの、今では家族全員が1階からわざわざ上がってきて使用するほど、気持ちのいい空間だそうです。

「和」をテーマにしたリビング・ダイニングに洋式のキッチンを見事にとけこませた飛澤邸。
キッチンを囲んで家族が集まる空間には、癒しの風が吹き抜けていました。


■ 設計・施工:有限会社木ごころ
住所:千葉県船橋市金杉1-13-22
電話:047-439-3790


次回の住まいの極意は、
『風の流れが節約を生む家』です。
お楽しみに。


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