2005年10月8日放送

#53『風が流れる体にやさしい家』
千葉県富里市・石塚邸


今回は、風にこだわったエコロジーハウス、石塚邸。風と共に暮らすための素材選び、そして心と体にやさしい家作りの極意をご紹介します。

まず訪れて一番初めに目に飛び込んでくるのが、広くとられた玄関ポーチ。そして玄関ドアをよーく見ると、そこには見なれない変わった形の物体が…。実はこれ、指紋を読み取る機能が付いた鍵なのです。ちょっとしたお出かけの際も、手間がかからずとっても便利!

玄関を入ると、リビング・ダイニング・キッチン、そして和室スペースが間仕切りなしに広がります。南側に小さく設けられた和室スペースは1段高くすることで、「視覚的な間取り」を作り、更にその段差を収納スペースとして活用しています。


■ 極意ナビPlus

リビングを見上げると2階の間仕切りに窓が。そう、この「リビングに窓をつける」という空間づくりが石塚邸の極意です。そして高性能な断熱材を壁に設けることで快適に過ごせる環境を保っています。

(1)風が流れる通風窓を設置
(2)高断熱にし室内環境を保つ

リビングの奥にはダイニングキッチン。壁付きタイプのものをアイランド型にアレンジ。そして共働きのご夫妻が忙しい朝の時間を無駄なく、効率的に動ける事を考えキッチン横にクロゼットを設けました。動線を考えた珠玉のアイデアです。

キッチン、クロゼット。そしてその奥に設けられたのが書庫。ご夫妻の秘蔵書がなんと約4000冊も収納されています!重みにも耐えられるよう、コンクリートの基礎の上に作られたため、1段下がったつくりになっています。

続いて2階へ。2階は寝室・書斎・ゲストルームが一つながりになった開放的な空間。風の通り道となっているので心も体も癒される場所になっています。更に2階上部にはロフト。こちらも2階同様一つながりになっているスペース。ここからは2階の小窓を通して1階のリビングまで見ることができ、心地よい風の流れを肌で感じることができます。

自然の風の流れを利用した心地よい空間づくり。風の動線を作る通風窓を設ける事で、1年を快適に過ごせるのです。石塚邸には、心と体を考えたやさしい住まいがありました。


■ 設計・監理: 空創計画TTアトリエ/高橋 敏三
住所: 渋谷区本町6-38-7アミティ幡ヶ谷202
電話: 03-3372-1455
■ 施工: (有)レディング
住所: 茨城県龍ヶ崎市城ノ内5-21-9
電話:0297-64-3836


次回の住まいの極意は、
『らせん階段が家族の和を育む家』です。
お楽しみに。


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