2006年1月7日放送

#65『人が集うモダンバリアフリーの家』
神奈川県川崎市・近藤邸


今回は、開放感と人をもてなす事にこだわった家、近藤邸。
「お客様の為」、そして「自分達の将来」を考えた
この家ならではの工夫をご紹介します。

まず、玄関を入ると正面には大きな靴箱が。
多くの人が訪れる近藤邸は、来客時の事を考え、靴箱のサイズを
大きく確保しました。なんとコートや鞄をかける為のラックまで
用意されています。

続いて中に入ると、高い吹き抜けの空間が広がるダイニングキッチン。
天井には光を多く取り入れられるよう電動の天窓を設置。
また、仕事仲間が大勢遊びにきてもいいようにと、伸縮テーブルが5台も常備されています。これぞまさに「人が集う家」の真骨頂です。

続いてはリスニングルームへ。
音楽を聴くのが趣味のご主人。よりよい環境で楽しむ為に、他の部屋や
ご近所への配慮も欠かしません。部屋を間仕切るパーティションの間に防音用の鉛を挟みこみ、高い防音効果を生んでいるのです。

リスニングルームの隣は、開放感溢れるテラス。
テラスの一角には、魚を調理するための水周りが設置されています。
室内で魚をさばくと、臭いが移ったり、鱗が周辺に飛び散ったりなどの問題がありますが、それを回避する為の工夫の1つなのだそうです。

キッチンに隣接するのは、なんと6帖もあるサニタリールーム!
洗濯機は収納棚に隠し、物干し竿は普段邪魔にならないよう天井に収納できるタイプ。暮らしに欠かせないものでも視野に入らなければ生活感が出ることがないので、来客時でも安心です。


■ 極意ナビPlus

そしてこのサニタリーこそが今回の極意。
将来の生活の事を見据え、バリアフリーにしたサニタリーですが、お客様が使用しても通常のものと変わらずに使用できるデザインを採用。これこそが「モダンバリアフリー」という考えなのです。

(1) 先を見据えたバリアフリー
(2) 人が集まる家

続いて2階にあがると、驚きの空間が!
なんとトイレが2個設置されているのです。1階と合わせると計3個になる珍しいつくり。これは女性の来客者が多いという近藤邸ならではの気遣いだそうです。

訪れるお客様のため、そして自分達のため。ステキな住環境を実現した近藤邸。そこには、絶えることのない笑顔が溢れていました。


■ 設計・監理:杉本設計室
東京都板橋区仲町15−8−202
п@03−5965−0349


次回の住まいの極意は、
『階段がシンボルのレトロな家』です。
お楽しみに。


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