キャスト

黒田官兵衛孝高…高橋克典
秀吉にもっとも頼りにされ、そしてもっとも恐れられた名軍師。
播磨の御着・小寺家の筆頭家老の家に生まれ、家老三代目となる。
国や人民を思う平和主義者だが、毛利と織田に挟まる難しい地理的要因から戦国の荒波に乗り出さざるを得なくなる。冷静な先見性から織田の天下を確信し、自ら主君・小寺政職を口説き、信長に臣従し、秀吉を助ける。特にその軍事采配は優れ、名軍師として、秀吉の天下獲りに大いに貢献する。
荒木村重が信長に反旗を翻した折、有岡城に単身乗り込むが、主君の裏切りもあり、荒木村重への必死の説得も空しく、幽閉され、生死を分かつ苦境に身を置く。獄中にて、自身の有り様を一年かけて見つめ直す。そこで得たものは…。
半兵衛亡き後、秀吉の第一の軍師として、中国大返し、北条征伐と秀吉の天下獲りに尽力する。だが、その有能ゆえか、次第に秀吉から疎まれ、疑心を抱かれるようになると、それを晴らすため、44歳の若さで長政(松寿丸)に家督を譲り、隠居を宣言。如水を名乗る。
秀吉亡きあとの、関ヶ原の戦いでは、一世一代の大博打、一気呵成の九州平定から天下を狙う。

竹中半兵衛重治…山本耕史
秀吉に三顧の礼をもって迎えられた天才軍師。
美濃の名門豪族・岩手氏一族の家に生まれ、菩提山城城主。
父の死により18歳で家督を継ぐ。幼少より一人籠もり和漢の書を乱読、ことに兵法書を好み、実戦はその確認の場ととらえている。
永禄7年(1564)、手勢わずか16名で稲葉山城を奪取。主君の斎藤龍興を諌めるために決起し、後に龍興に城を返し、自らは隠居する。このことで半兵衛の名声は各地に広がった。
その後、信長の命を受けた秀吉が、敵国・浅井の領土に隠棲した半兵衛に会いに来ると、信長ではなく秀吉の寄騎として仕えることを決意。黒田官兵衛を認め、常に支援・擁護の立場を崩さず、ことに官兵衛の一子・松寿丸の助命工作は一族存亡をかけて断行した。
高野山出家を夢見つつ、36歳で陣中にて病没。

豊臣秀吉…西田敏行
百姓から戦乱の世を統一した日本史上最高の出世頭。
信長の天才的「創意工夫」と「旧弊打破」を信奉し、憧れる。
信長と違い、絶えず名参謀を脇に配し、よく意見を聞いた。足軽時代は妻・ねね、弟・秀長という身内、天下獲りに向かっては竹中半兵衛・黒田官兵衛の二兵衛がいた。本能寺の変で信長が明智光秀に討たれた後、官兵衛の進言により中国大返しを実行し、主君の仇を討ち、天下人となり、関白・太閤と栄華を極める。
黒田家

黒田宗円(職隆)…橋爪 功
官兵衛の父。播磨の小寺家家老。
息子・官兵衛の才能を見抜き、若くして家督を譲る。源蔵を官兵衛と同様に愛し、育て、官兵衛のサポートに付かせる。
有岡城で幽閉された官兵衛を信じ、裏切った主君・小寺政職とお家存続の間で悩み苦しむ。

光・・・奥貫 薫
官兵衛の妻。志方城主・櫛橋氏の娘。
才色兼備の人。家臣団からも大いに慕われた。夫婦仲は円満。ともに苦難を乗り越えようと、何でも話し合い、常に夫の言葉に耳を傾けるも、一子・松寿丸を人質として信長に差し出す時は反論する。人生最大の苦難は、官兵衛が有岡城に乗り込み幽閉されるに至るお家の一大事件で、舅・宗円に従うしかないが、主君・小寺政職と夫・官兵衛と信長の元にいる嫡男・松寿丸のいずれを取るかという板ばさみに直面し苦悩する。

栗山四郎右衛門…林 泰文
官兵衛の家臣。黒田二十四騎の一人。
幼い頃から官兵衛に仕え、母里太兵衛と共に活躍。
幽閉された官兵衛を有岡城から救い出す。
また、「関ヶ原の戦い」の折、官兵衛の妻・光と長政の妻・栄を救い出し、九州へ連れて行く。

母里太兵衛…本田大輔
官兵衛の家臣。黒田二十四騎の一人。
「黒田節」に謡われる名槍「日本号」を福島正則から呑み獲った剛の者。

黒田長政(松寿丸)…尾崎右宗
官兵衛と光の息子。
主君・小寺政職の息子の代わりに、官兵衛は松寿丸を信長の下へ人質として送る。松寿丸は、秀吉の妻・ねねに預けられ育てられるが、官兵衛が有岡城で幽閉された折、信長は松寿丸を殺すよう秀吉に厳命する。官兵衛は決して裏切る筈は無いと信じている秀吉の困惑を目の当たりにし、半兵衛が機転を利かせ、松寿丸を救う。
後に成長した松寿丸は長政と名を改め、関ヶ原の合戦では活躍をする。

お栄…陽月 華
黒田長政の妻。蜂須賀正勝の娘。
関ヶ原の戦いが起こった際、大阪で人質になっていたが、家臣たちの助けを借りて脱出。九州まで逃れた。
後に筑前52万3千石を与えられた長政を支え、黒田家の繁栄の礎を築いた。

井上九郎右衛門…左 とん平
黒田八虎の一人。
官兵衛の父・職隆から黒田家に仕え、官兵衛を支え活躍した。

櫛橋伊定…あおい輝彦
播磨・志方城城主。官兵衛の妻・光の父。
天下統一するのは信長と豪語する官兵衛の先見性を認めながらも、警戒する。しかし、娘・光のために力を貸して欲しいと説得され、一度は織田側に付くが、三木城主・別所氏が毛利側に寝返ると、毛利側に付くようになる。
◇◇◆◇◇

小寺政職…・品川 徹
播磨・御着城主。
浪人中の官兵衛の祖父・重隆を登用し、家老に抜擢した。家老はその息子・職隆、孫の官兵衛に受け継がれた。
保守的な志向のため、隣国の毛利側に誼を通じていたが、官兵衛の進言により、織田側に付くことを決意。しかし、息子・氏職を信長の下へ人質に出すことを拒み、代わりに官兵衛の息子・松寿丸が人質に出されることに。天正6年(1578)荒木村重が信長に反旗を翻すと、それに呼応して信長に背き、毛利方と通じた。
しかし、有岡城落城後、御着城は織田軍に敗れ、毛利側に逃げ延びたという。忠誠心の篤い黒田家は、息子・氏職とその子孫を大切にした。

小河三河守…大鶴義丹
播磨・御着城の小寺家筆頭家老。
中国の覇者・毛利と畿内で勢力を拡大しつつある織田の狭間にある小寺家が、毛利側に付くか、織田側に付くか議論がなされた際、三河守は、毛利側に付くことを主張し、織田側に付くことを主張してやまない官兵衛と衝突した。

江田善兵衛…高知東生
播磨・御着城の小寺家家老。
小河三河守と同様、毛利側に付くことを主張し、官兵衛と対立する。
◇◇◆◇◇

お蔦…かたせ梨乃
大坂・有岡城下にある銀屋の女主人。
官兵衛の男気に惚れ、源蔵や栗山四郎右衛門、母里太兵衛に協力し、官兵衛救出に一役買う。
◇◇◆◇◇

源蔵…高嶋政伸
官兵衛の異父兄。
身籠った身体で黒田家に嫁いだ母だったが、夫・職隆(宗円)は黙ってそれを許し、源蔵を産む。生まれてすぐに黒田家ゆかりの目薬屋に預けられ何も知らずに成長する。だが、死を目前にした母から「官兵衛を頼む」と言われた時、すべてを聞かされた。
家業を継いだ今は、目薬の行商をしながら、諸国の情報を収集し、官兵衛のサポートに尽す。官兵衛が有岡城に幽閉された折は、心配のあまり奔走し活躍する。
竹中家

ちさ…京野ことみ
半兵衛の妻。美濃三人衆である安藤守就の娘。
おっとりとして、細かいことはあまり気にせず、あれこれ口出しせず、従順で気の良い美人。
物静かで妻を泣かすことはないと思われた半兵衛が、稲葉山城乗っ取りや、突然の隠居、隠棲と驚かされるが、少し面白いと思っている節もある。
夫に喜んでもらうために香の物を作るが、いまだ褒めてもらえないでいる…。

多十…近藤芳正
半兵衛が隠棲する庵の小者。楓の兄だが、血の繋がりはない。
楓が半兵衛の下女となり、兄妹で仕える。
楓の恋心を知り、複雑な思いに悩む。成就できない恋を不憫に思う傍ら、楓を想う自分との相克に苦しむ。
秀吉に仕えた半兵衛と共に出陣し、戦場に身を置くが…。

竹中久作…石垣佑磨
半兵衛の弟。
半兵衛が稲葉山城を乗っ取った際、人質として斎藤龍興の下にいた久作が病気を装い、兄・半兵衛たちは見舞と称して城下に入り、油断した龍興たちを追放した。
半兵衛が隠居した後、菩提山城を守る。その後、秀吉に仕えた半兵衛と共に活躍するが…。

竹中善左衛門…梨本謙次郎
半兵衛の家臣。竹中家の一族。
半兵衛の側に仕え、支え続ける。

北村十助…安藤彰則
半兵衛の家臣。
稲葉山城乗っ取りの際、活躍。

信乃…松金よね子
ちさの侍女。
どこかのんびり屋のちさにヤキモキしつつも、生涯、支え続ける。

安藤守就…伊吹吾郎
美濃三人衆の一人。半兵衛の妻・ちさの父。
半兵衛の稀代の才覚を見抜き、稲葉山城乗っ取りの折、協力する。
◇◇◆◇◇

斎藤龍興…大沢 健
美濃の戦国大名。稲葉山城主。
隣国、尾張の織田信長が勢力を拡大しつつある中、重臣たちを退け、評判の悪い斎藤飛騨守を重用するなどし、家臣たちからは信望を失った。憂えた半兵衛は、龍興を諌めるため、稲葉山城を乗っ取り、後に龍興に返還す。しかし、信長に攻め滅ぼされるまで時間はかからなかった。

斎藤飛騨守…本宮泰風
美濃・斎藤龍興に重用された家臣。
再三、竹中半兵衛に対して侮辱をする。半兵衛たちの稲葉

長井新五郎…渡邉紘平
新五郎の弟。
兄・新五郎と共に、半兵衛を付け狙う。

長井新八郎…濱田和幸
美濃・斎藤龍興の近侍。
主君亡き後、憎き半兵衛を付け狙う。
◇◇◆◇◇

樋口三郎左衛門…宅麻 伸
浅井家に仕えた堀家の家老。
隠居した竹中半兵衛と親交があり、住居の世話をしたという。
秀吉に仕えるようになった半兵衛の説得により、浅井側から織田家に転身した。
◇◇◆◇◇

楓…貫地谷しほり
戦さによって両親を亡くした、戦争孤児。多十の父母に育てられる。戦さを、戦好きな侍を心底憎んでいる。
健気だが、芯の強い娘。隠棲した半兵衛の身近で仕えるようになり、やがて恋慕するようになる。
本来、激しい気性の娘だが、ぐっと心に秘めている。だが…。
豊臣家

ねね(北政所)…余 貴美子
秀吉も一目置く糟糠の妻。秀吉とは深い絆がある。
かかあ天下を楽しむように、ねねのイエスマンを演じる秀吉である。事実、ねねにはファーストレディとして十分の素養があり、秀吉が素直に耳を傾ける唯一の人である。

蜂須賀小六正勝…北見敏之
秀吉の家臣。
もとは野武士集団の頭だったが、墨俣一夜城を築く際に、秀吉の配下になり、その片腕として活躍する。備中高松城攻略の際、黒田官兵衛と共に交渉役として尽力する。

木下小一郎秀長…中本 賢
秀吉の弟で、その片腕として支えて活躍した。
大和大納言と称された。

千 利休…杜澤たいぶん
安土桃山時代の茶人。
信長、秀吉に仕えたが、後に秀吉の勘気を被り、蟄居を命じられ、自刃させられる。茶聖と称された。

石田三成…塩谷 瞬
豊臣家の武将。
秀吉の小姓として仕え、後に側近としてその才覚を表し、行政官僚として活躍した。中国大返しを成功に導いた功労者の一人。五奉行として豊臣政権を安泰に導こうとするが、慶長五年、徳川家康に関ヶ原の合戦で敗れ、京・六条河原で斬首された。
織田家

織田信長…加藤雅也
天下布武を掲げ、天下統一を目指す。抜群の経済センスで基盤を強固にし、次々と新しい施策を試み、破竹の勢いで他を圧倒する“チェンジ”の旗頭。
カリスマ性を発揮し、常識を疑い英雄になった信長を、官兵衛は絶対的心服を寄せ、戦国の勝者と選ぶ。
だが、自らを神と信じ、人を人とも思わぬやり方はやがて…明智光秀によって本能寺で討たれ、天下統一を目前にして49歳で没す。その基盤は子孫ではなく、秀吉に受け継がれ、完成される。

明智光秀…高橋和也
織田家重臣の武将。後に「本能寺の変」を起こす。
朝廷とも交流があり、後の将軍・義昭に仕えていた時期もあり、その後、信長に仕え、近江・坂本城城主となり、主に、京近郊の政務に当たった。
しかし、天正10年6月2日、秀吉の毛利攻めの援軍を命じられて出陣の途上、本能寺にいた信長を急襲した。その動機・行動は謎に包まれている。

荒木村重…山田純大
摂津の武将。
仕えていた池田家を追放し、勢力を拡大。信長から気に入られて織田家の重臣武将として活躍する。石山合戦、紀州征伐にて武功を挙げるが、有岡城にて突如、信長に謀反。明智光秀の説得に翻意し、信長の下へ向うが、中川清秀から信長の恐ろしさを改めて聞き、伊丹に戻る。黒田官兵衛が説得に向かうと、官兵衛を土牢に監禁し、信長と徹底抗戦を行う。
晩年は茶人として復帰する。利休七哲の一人でもある。

柴田勝家…藤堂新二
織田家重臣の武将。
信長の相続争いでは弟・信行側に付いたが、後に信長に罪を許され、武功を積み、筆頭家老の地位に付く。本能寺の変の際は、北国で上杉景勝と対峙し、明智討伐に遅れをとる。このため、信長の後継者を決める清州会議では、秀吉に主導権を握られ、天正11年、賤ヶ岳の戦いで、秀吉に敗れ、北ノ庄城にて妻・お市の方と共に自刃する。

丹羽長秀…成瀬正孝
織田家重臣の武将。
本能寺の変の際は、信長の三男・信孝と共に四国遠征の出陣途中で、大坂にいた。秀吉に協力し、明智光秀を倒し、清州会議でも秀吉の推す信長の孫・三法師を後継者として認める。

池田恒興…草野とおる
織田家重臣の武将。
幼いころより信長の小姓として仕え、姉川の合戦などで武功を積む。本能寺の変の後、秀吉に協力し、明智光秀を討ち、清州会議でも柴田勝家に対抗し、秀吉側に付く。

織田有楽斎…なべおさみ
織田信長の弟。
本能寺の変の際、明智軍の攻撃から脱出。後に、茶人となり利休十哲の一人。
反織田家

浅井長政…猪野 学
北近江の戦国大名。信長と同盟を結び、その妹・お市の方を妻とした。
この同盟成立により、信長は美濃攻略の足がかりとし、版図を拡大。
しかし、越前の朝倉義景を信長が攻めたことにより、長政は父・久政と共に、信長と戦うことを決意。元亀元年、姉川の合戦で織田・徳川連合軍と戦う。戦いに敗れた長政は、比叡山延暦寺などと信長包囲網を形成し対抗するが、天正元年、信長に小谷城を攻められ、お市の方と娘たちを逃がし、自刃する。

浅井久政…清水綋治
北近江の戦国大名。長政の父。
誼のあった越前の朝倉家との関係を重んじ、姉川の合戦では、信長と戦うことを主張する。天正元年、織田軍に攻められ、小谷城にて自刃。

お市の方…滝沢沙織
織田信長の妹で、戦国一の美貌の持ち主。
織田家と浅井家との同盟により、長政の妻になる。しかし、兄・信長と夫・長政が姉川の合戦で対立すると、夫に従い、その夫婦関係は良好だったという。小谷城が陥落した時、3人の娘と共に救出される。
信長が亡くなった後は、柴田勝家と再婚。しかし賤ヶ岳の戦いで、勝家が秀吉に敗れたため、北ノ庄城にて自刃する。

足利義昭…梶原 善
室町幕府第15代将軍。
始め仏門に入り一乗院門跡だったが、兄の義輝が松永久秀に暗殺されると、細川藤孝らに救い出され脱出する。
その後、信長の庇護の下、将軍に就任する。しかし、信長と不仲になり、武田信玄、朝倉義景、比叡山延暦寺に信長包囲網を築かせ、信長と対立する。
しかし、元亀4年、槇島城で信長に敗れ、追放される。ここに室町幕府は滅んだ。
反毛利家

尼子勝久…丸山敦史
山中鹿之介らと共に尼子家再興を図る。
信長を頼り、秀吉の毛利攻めの旗下に入り、上月城を攻め落とす。
しかし、信長は、秀吉に三木城攻略に専念するよう命令を下したため、上月城は見捨てられた形になり、毛利軍の総攻撃を受けた。
秀吉は勝久に脱出するよう諭したが、勝久は逃げずに戦い、自刃した。

山中鹿之介…金子 賢
戦国大名尼子氏の武将。主君に忠誠を尽くす悲運の武将である。
三日月に「願わくは、我に七難八苦を与えたまえ」と祈った逸話は有名。
毛利に攻め滅ぼされた尼子氏再興のため、尼子勝久を主君に立て、奮戦した。秀吉の中国遠征の際は、先鋒として上月城を攻め、一度は奪取した。
しかし、毛利側の反撃にあい、上月城が包囲された時、信長の方針から鹿之介たち上月城は孤立し、降伏した。毛利側に連行される際、殺害されたという。
毛利家

吉川元春…大友康平
毛利元就の二男。
弟の小早川隆景と共に毛利輝元を補佐し、一大勢力を築き上げる。主に山陰地方の司令官を担当。戦巧者として名高い。上月城の合戦で尼子勝久、山中鹿之介主従を倒した。
「中国大返し」後、秀吉に騙されたと知り、追撃しようとするが、隆景の説得により諦めたという。

小早川隆景…田中 健
毛利元就の三男。
吉川元春と共に、輝元を補佐し、毛利家の発展に尽くした。毛利水軍の指揮官。後々の毛利家のために、秀吉を追撃しようと主張する元春を宥めた。後に秀吉の養子を迎え入れ、家督を譲ったのが、小早川秀秋。

安国寺恵瓊…大島宇三郎
毛利家の外交僧。
先見性と分析に長け、信長の没落と秀吉の隆盛を予見した。秀吉の備中高松城攻めに際しては、難しい和睦交渉を成功させ、後に、秀吉から厚遇されるが、関ヶ原の合戦に敗れ、斬首される。

浦 宗勝…金山一彦
毛利家家臣。小早川隆景の毛利水軍の副将。
英賀の湊の戦いで官兵衛に撃退される。
◇◇◆◇◇

清水宗治…中村雅俊
備中高松城主。忠誠心篤く、毛利家から深く信頼された。
天正10年(1582)秀吉による中国攻めが行われると、高松城に籠城し抗戦。秀吉は備中を与えるという条件を出すが、宗治は応じなかった。そのため、官兵衛の策した水攻めにあうが、その態度を崩さなかった。
しかし、本能寺の変で信長が討たれると、秀吉は宗治の切腹を条件に講和を呼び掛け、宗治は城兵の助命を求め、水上で切腹した。享年45。武士の鑑として後世に名を馳せることとなる。
徳川家

徳川家康…松平定知
江戸幕府初代将軍。
秀吉の死後、関ヶ原の戦いで勝利し、天下の実権を握る。関ヶ原の戦いの功績で、黒田長政に筑前52万3千石を与える。