インタビュー

井上九郎右衛門役 左 とん平さん

「井上九郎衛門に関しては、『若殿を諫(いさ)める』という感じにしたいなと思っています」

ベテランとしての貫禄を持ちつつも、とても温かい空気を持つ、左とん平さん。今回は、ワンシーンのみの出演というかたちで、作品に贅沢な彩を添えてくれました。撮影の前日、松竹京都撮影所にて、左さんにお話を伺いました。

左さんの撮影は明日が初日ということですが、高橋克典さんとは初共演ですね。

そうですね。明日の撮影がどういう感じになるのか楽しみです。
赤羽(博)監督は、よく知っている監督なのでやりやすいですね。十何年振りに仕事をするんですけど、久しぶりに監督の手腕を見てみたいなと思っています。まだ若いし、いいですよね。

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今回の作品についてキャストの方にお話を伺うと、ご自身が出演していない部分でも印象に残るシーンが多い、という方が多いのですが。

そういう作品っていいですよね。
また、ポイント、ポイントで、我々のような俳優が出ると、それだけでも画面は違ってくると思います。そういった意味でも、楽しんで観ていただけるんじゃないかな。

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参謀にスポットを当てたという点でも面白いのではないかと思いますが。

豊臣秀吉が何をやったかは、皆、もう大体知っていますからね。
下についている参謀の話というのも面白いですよ。

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もし、どちらかを選択するとすれば、左さんは参謀になりたいですか?
それとも参謀がほしいですか?

そうだねえ、僕は…。というより、今回、井上九郎衛門に関しては、「若殿を諫(いさ)める」という感じにしたいなと思っています。殿だから、何でも「はいはい」じゃなくて、1人だけちょっと逆らうといった感じで演ってみたいなと。
会社でも、ワンマンじゃ通用しないですよね。ある程度、逆らったり、意見を言ったりする人がいて大会社になるわけだから。出るのはワンシーンだけですけど、そういうものを芝居で出そうかなと思っています。でもまあ、最終的には賛同するんだけどね(笑)。

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テレビ時代劇が少なくなってきていることについては、
どう感じていらっしゃいますか?

寂しいですよね。
昔は時代劇のレギュラーを、2本掛け持ちだ、3本掛け持ちだ、なんてやっていたわけですから。その頃に比べると3分の1もないんじゃないの?そういう点では、もうちょっと時代劇の視聴率が良くなるといいなと思っているんですけどね。
時代劇は、「今はもう生きている人がいない」という意味で、嘘がつけるから面白いですよね。現代劇だと、「あんな人いないよ」って感じになりますけど。それに、「昔はこういう考え方だったんだ」ということを知ることもできますしね。だから、作るほうも作品をどんどん考えていかないといけませんよね。
個人的には、若い人ばかりじゃない作品も、もっともっとやってもらいたいな…と思ってます。

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放送を楽しみにしている視聴者に向けてひとこと!

7時間という作品ですが、このドラマは1年に1回。
7時間ぶっ通しで観てもらいたいな、という感じがしますね。
ひとつ、よろしくお願いします。

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左さんの出演シーンは終盤ですから、最初から観ていただいて、
左さんの登場を心待ちにしていただくということで(笑)。

トイレに行って、見逃さないように(笑)。

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