インタビュー

楓役 貫地谷しほりさん

「思いやりだったり、人を愛するということに繋がっていくのかなと思います。」

天下統一を目指す男達の思いが交錯する中、運命に翻弄されながらも強く生きる女達。楓もまた、戦国の世の争いで心に深い傷を負った一人です。インタビューの中に出てくる、楓と楓の兄・多十(近藤芳正)の物語は、共演者からも印象に残る場面として挙げられるほど切ないドラマ。竹中半兵衛に密かに思いを寄せる楓がたどり着く「場所」は、放送にて見届けてほしいシーンの一つ。そんな楓を演じた貫地谷しほりさんに、お話を伺いました。

撮影を終えた、今のお気持ちは?

お正月の時代劇に出るのが夢だったので、とても嬉しかったです。
山本(耕史)さんも、(高橋)克典さんもよくしてくださいましたし、京野ことみさんや、本当にいろいろな方と共演させていただいて、すごく勉強になりました。楽しかったです。

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この新春ワイド時代劇に出るのが夢だったんですか?

うちの家族が毎年観ているので、「いつか出たいな」と思っていたんです。
すっごく喜んでました!

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心に残ったシーンは?

私の中ではお兄さん(多十)とのシーンが、かなりぐっときました。楓は、お兄さんの気持ちには、まったく気付いていないんですけどね(笑)。
もちろん、山本さんもスマートな半兵衛で、すごくかっこよくて、「これは皆、好きになっちゃうよな」と思いましたね(笑)。

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多くは語れませんが、最後のシーンも、とても印象深いですね。

私も台本を読んだとき、とてもびっくりして…。でも、「そういうことじゃなくて」というお話を監督から聞いて、私も、半兵衛様をどこかで想い続けている楓であってほしいと思ったので、すごく良かったな…と。
ただ、楓もやっと、安らげる場所を作れたのかな、と安心しました。

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そうした意味では、
戦国の世で生きる女性の心が、楓を通して強く描かれていますね。

そうですね。個人的には、京野さんの役(半兵衛の妻・ちさ)が本当に明るくて、すごく素敵で、「こんな女性になりたいな」と思って…。
きっと、楓にとってもそうなんじゃないかなと思ったので、ちさに対する憧れのような感情を持って演じていました。

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先程、ご家族も楽しみにされているというお話が出ましたが、
そうした中でも、テレビで観られる時代劇は減っていますね。

「今はネットがあるので、ドラマを観る人がとても少なくなっている」と聞いたんですが、一方で、韓流は流行っていて、なぜ韓流が流行っているんだろうと考えたときに、役者さんの素性を知らないから、すっと感情移入できるのかな…とも思ったんです。普段、テレビに出ているイメージを持って、視聴者の方はテレビを観ているのかもしれないなって。
そういった意味では、時代劇は現実とかけ離れていると思う部分もあるので、「ドラマ」というところを、ちゃんと観ることができるんじゃないかと思います。
以前、「テレビってすごい」と和久井映見さんに言われたんですけど、つけたら誰でも観れるんですよね。「テレビは、時には励みにもなる」ともおっしゃっていたので、私も「そうだな」と思って。
なので、時代劇も、観ている人がいるなら、たくさんやっていきたいなと思います。

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励みになるという意味では、今回の作品も、
いろいろ視点で、いろいろなことを感じる事ができる作品ですね。

そうですね。思いやりだったり、人を愛するということに繋がっていくのかなと思います。
すごく切ない部分もいっぱいありますけど、心が温まるシーンもたくさんあるので、ぜひ、観てもらいたいです。

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