インタビュー

ちさ役 京野ことみさん

「本当にいいシーンが多いんです。温かいし、お互いのことをとても思い合っているし…。」

「半兵衛のような人が現実にいたら?」と伺うと、「“好きなら好きだと言ってよ”って私は思っちゃうから、タイプではないですね(笑)」とこっそり教えてくれた、京野ことみさん。とはいえ、多くを語らない半兵衛とその良き理解者であるちさは、そんな京野さんも憧れるほど素敵な夫婦。見所を、京野さんが語ってくれました。

ちさは、どのような女性ですか?

とても頭がいいし、ものすごく空気を読めるし、度胸もあるし、すごい女性だなと思います。
あと、物分かりもいいし、弱音を吐かないし。
頭がよくて、強い女性ですね。

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京野さんご自身が、ちさと似ているところはありますか?

違うところだらけだなと思って(笑)。
安静にしなきゃならないことがわかっていながら、旦那様がやりたいようにやらせる。最後は死ぬとわかっているのに、泣きすがることもなく、旦那様が望んでいるから送りだす。すごくかっこいいなと思います。
私なら「行かないと、俺の人生なんだったかわからない」って言われても、「絶対、行くな」だし、「命のほうが大事でしょ」って思うから。
「あなたの夢と私と、どっちが大事ですか」って泣いてすがるし…と思うと、到底、真似できないなって思います。

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ちさは半兵衛のどこに惚れたと思いますか?

全てだと思います。
竹中半兵衛という人について、いろいろ本を読ませていただいたら、台本のままの人なんですよね。人に何を言われようと、人に何をされようと、そのことに対して牙をむくことはなく、ただ淡々と城を見上げて、「この城をもらおう」みたいな…。それを言って、平気で成し遂げてしまう有言実行の人だし、黒田官兵衛も言ってますけど、本当に不思議な人ですよね。
頭脳で言うと、豊臣秀吉や織田信長よりも天下に近かった人だと思うんです。でも、それをひけらかすこともないし、それを武器にすることもない。能ある鷹は爪を隠すじゃないですけど、力を持っているのに先陣を切っていかなかったというのは、本当はすごく難しい気がするんです。「これだけのものを持ってます」と言って刀を振り回しているほうが、実は楽な気がして、その難しいことをさらっとやってのける半兵衛は、男気のある素敵な人だなと思います。
けど、温かい人だし、だからこそ、ちさはついていったんだと思います。

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印象深いシーンは?

本当にいいシーンが多いんです。
温かいし、お互いのことをとても思い合っているし…。ちさを大切だと思ってくれているという半兵衛の大きな愛情が、すごく伝わってくるので、「大事に演じないと…」と、最初はすごいプレッシャーだったんです。せっかく、こんなに素敵なシーンなのに、私が演じたことによって台無しになったら嫌だな、と思って。
でも、山本さんの空気というか、山本さんの演じる半兵衛の隣にいると、自然と優しいちさになれたので、とても良かったなと思っています。
どのシーンが…というのは決められないですね。どこも好きです。でも、あえていうなら「香の物」。特に最後のところが好きですね。

※「香の物」は、ちさと半兵衛ならではのエピソード。ぜひ、お楽しみに!

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半兵衛ファミリーの皆さんと共演されたご感想は?

楽しかったです。
山本さんとは、先日、久しぶりにお会いして、2作続けてご一緒したので、「不思議だね」って言ってたんですけど、構えず、力も入らずご一緒できました。貫地谷(しほり)さんはかわいいし、信乃(松金よね子)さんもしゃきっとしていて、現場で「私も頑張らなくては」と思わせてくれる人でした。
本当に楽しかったですね。家族みたいでした。

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