インタビュー

源蔵役 高嶋政伸さん

「最終的に選ぶ道があるんですが、今は言えないので、ぜひ作品を観ていただければと思います。」

黒田官兵衛と竹中半兵衛を中心に、多くの武将の生き様を描いた今回のドラマ。その中にあって、民衆という立場で世の流れを見届けたのが、高嶋政伸さん演じる源蔵です。源蔵はまた、官兵衛と半兵衛に縁があった者として、この物語の語り手をも担っています。源蔵を通して、高嶋さんが心に感じたことは…。

高嶋さん演じる源蔵は、どのような人物ですか。

諸国を巡り歩きながら目薬を売って歩く「目薬屋の源蔵」という役で、黒田官兵衛様の父親違いの兄貴という設定です。けれども、そこはご隠居様と僕との間だけの秘密ということで、官兵衛様には知らせずに、官兵衛様の手足となって生きていくという決心をした男の役です。
源蔵は武士ではなく庶民ですから、客観的にいろいろなことを見ることができるんです。だから、民衆側の気持ちもわかるし、黒田家と親しくしているので、武将としての辛さや苦しみもわかる。そういう中で、官兵衛様に味方として接しているという感じですね。黒田家はとても明るいんですよ。ご隠居様は明るいし、官兵衛様はもちろん豪快で明るいし、奥様の光様も明るいし、だから演っていて楽しいですね。

ページトップ

共演者との印象深いエピソードなどがありましたら、お聞かせください。

(高橋)克典さんとは25年来の仲で、僕は最初、監督志望だったんですが、自主映画を撮ったときに出ていただいたんです。それからずっと「克兄さん」と呼ばせていただいています。克典さんは、とても人に気を遣われるし、でも、自分の役は納得するまで絶対に諦めない方なので、本当に尊敬しています。
ご隠居様の橋爪(功)さんは、偉大な大先輩ですね。「演技者として、素晴らしい名手だな」と、今回も改めて思いながら、共演させていただく喜びを噛み締めてやらせていただいています。
山本(耕史)さんとは、撮影が終わった後のささやかなパーティで少し話をしたんですが、酒も強いし、武勇伝を聞かせてもらったりして楽しかったです。その日の撮影は半兵衛様の最終日で、半兵衛様のラストカットも現場で見ることができたんです。それがすごく綺麗で、美しくて、素晴らしかったものですから、その後のパーティでのギャップがすごくて、非常に対照的で面白かったです(笑)。

ページトップ

印象に残ったエピソードはありますか?

亀田4兄弟との共演です。皆、仲がいいし、とても真面目なんです。お兄ちゃんが場を仕切っておられて、他のご兄弟に「この場面は、えらいことが起こってるんやで。もっとシビアにせなあかんで」って言いながら、一生懸命、演られている姿を見たら感動しちゃって。今度、リングサイドに招待してくれるというので、意外な縁ができちゃったなと思ってね。これからは、亀田兄弟を大ファンとして応援したいなと思っています。
あともう一つ。10月27日は私の誕生日だったんですね。何事もなく撮影がどんどん進んで、このまま侘しく誕生日が終わっていくんだろうな…と思ったら、撮影が終わった瞬間に、いきなり「HAPPY BIRTHDAY TO YOU♪」って、スタッフの方がケーキを持ってきてくださったんです。スタッフの皆さんの温かさを感じました。

ページトップ

高嶋さんが感じる時代劇の魅力、また、現代劇にはない時代劇の良さなどがありましたらお聞かせください。

何百年も昔の出来事や人物にスポットライトを当てることによって、現代人が抱えている悩みや迷い、忘れてしまった大切なことが、浮き彫りになってくる。それが時代劇の魅力であり、時代劇を作り続けなきゃいけない、一つのミッションでもあると思います。これは現代劇では描ききれないですよね。僕は今回、自分が命をかけて守り抜こうという人物がいるというのは幸せなことだと、演じていて、改めて思いました。
源蔵もまた、戦国時代という誰もがぎりぎりのところで生きている中で、自分はどう生きていこうかな…というのを考えているんだと思います。最終的に選ぶ道があるんですが、今は言えないので、ぜひ作品を観ていただければと思います。

ページトップ

今回の作品は、軍の参謀である黒田官兵衛と竹中半兵衛を中心に描いた作品ですが、もし、どちらかを選択するとすれば、参謀になりたいですか?
それとも参謀がほしいですか?

参謀欲しい!傷つかない程度に本音で話してくれる人。あんまり、ズケズケ言われると、傷ついちゃうから(笑)。「今回の芝居、どうだった?」って聞いたら、「全然、ダメ!」って言うんじゃなく、「あのシーンは良かったけど、あそこはもうちょっとこうした方が良かったんじゃないかな」と優しく言ってくれる人がいたら、素晴らしいですよね。だから、竹中半兵衛様タイプの参謀かな。官兵衛も好きだけど、官兵衛は、わりとはっきり言うから(笑)。いや……、2人いたらいいんだ! 僕は天下が獲れる人間じゃないですけど、2人がいてくれたら最高ですよ。ある時は強く言ってもらわないと目は覚めませんから。優しいばかりではね(笑)。まさに「二人の軍師」ですよね。

ページトップ

視聴者の方にひとことメッセージを!

涙あり、笑いもあり、そして大スケールのアクションあり。お正月にはぴったりの娯楽超大作です。ぜひ、皆さん、ご覧になってください。

ページトップ

TX TOKYO digital 7ch このWEBサイトに掲載されている文章・映像・音声・写真等の著作権はテレビ東京およびその他の権利者に帰属しています。権利者の許諾なく、私的使用の範囲を超えて複製したり、頒布、上映、公衆送信(送信可能化を含む)等を行うことは法律で固く禁じらています。Copyright (c) TV TOKYO Corporation All rights reserved. テレビ東京ドラマトップへ ヤマダ電機