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「二人の軍師」撮影コメント

黒田官兵衛役 高橋克典さん 竹中半兵衛役 山本耕史さん

お二人は初共演とのことですが、お互いの印象をお聞かせください

(高橋)半兵衛はカリスマ的な存在で、官兵衛にとっていわば唯一の師。自然体でいて奥深く、美しい気持ちが出ている人物です。一方で、官兵衛は欲深いのですが…。そんな半兵衛に、官兵衛が憧れ続ける。山本さんは日本男児のひとつの理想の男の美しさを見事に演じていらっしゃいます。
(山本)僕が思い描く官兵衛は、男の中の男という感じ。半兵衛は空気のようで、まだ掴みどころないのですが…。そんな官兵衛像に高橋さんはすごくしっくりきていて、男らしく大きな官兵衛を演じていただいています。ですので、僕もとても安心してやらせてもらっています。

高橋さんは時代劇初挑戦ですが、この役のお話がきたときの感想をお聞かせください。

(高橋)不安も多々ありましたが、それを覆してお釣りがくるぐらいの人間性を役を通して作れたらいいなと思っています。すべてにおいて細かく、そして身が軽くて熱意がある職人気質の京都のスタッフの中で役者として楽しみながら役作りをしています。
(山本)世界観がどこにも属さない、そういうものを目指したいです。自分が小さい時に見た時代劇とも現代劇とも違う、そして、重厚でも軽くもなく、繊細に爽やかに見ることができる、そんな新しい世界観を映像化できればと思いながらやっています。どんな層の人にも見やすい、可能性を感じる作品になると思います。

15キロ~20キロはあるという甲冑を付けた感想は?

(山本)とにかく重い、その一言だけです(笑)一日中着ていると、その重みを体が覚えてしまっているほどなんです。
(高橋)演じている時はまだいいのですが(役に入ることによって、あまり重みを感じない)、スチール撮影のために、ただ立っているだけという時がいちばんツライです。
(山本)僕が赤で、高橋さんが黒で、カッコいい甲冑ですよね
(高橋)撮影が終わったら買い取って、子供の日に着てやろうかと思ってます(笑)

時代劇で苦労される点は?

(高橋)独特なセリフや所作はもちろんですが、命を大切にするための軍師二人なのに、それでも戦はやっているし、人も殺している。その矛盾は現代にも通じると思いますが、そういう部分を埋めるのに苦労します。

大変な撮影の合間の京都での過ごし方は?

(高橋)最近はあまり鴨川を渡っていませんが、合間には少しでも京都風情を楽しみたいですね。
(山本)自炊をしようと思っていたのですが、そんな時間もあまりなく…。なんとか時間ができた時は、ごぼうのポタージュとかビシソワーズなどを作って食べながら、DVDを見るという生活を送っています。時間ができたらぜひ高橋さんに連れ回して欲しいです(笑)

軍師として、自分自身にアドバイスするとしたら?

(山本)「飲みすぎるな!」「そんなに酒が強いと思うな!」「それほど肝臓が強いと思うな!」「飲む時ときちんとする時をわきまえろ!」「スタートとゴールを決めてブレーキをかけろ!」です(笑)
(高橋)何から何までですかね(笑)

黒田官兵衛役 高橋克典さん 竹中半兵衛役 山本耕史さん

二人とって“軍師”となる存在の方は?

(山本)SMAPの香取(慎吾)くんですね。「新撰組」でずっと一緒にやっていたので。
(高橋)今はどっぷり撮影づけの毎日なので、何といっても作品づくりにおいて軍師的存在は(この作品の)赤羽監督はじめ、各セクションのスタッフの皆さんですね。