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黒田官兵衛役 高橋克典さんインタビュー

黒田官兵衛役 高橋克典さん

時代劇初主演となる率直な気持ちは?

ものすごく楽しみにしています。時代劇は、人間と人間、男と男の関係性や、それぞれが持っているであろう“大志”のようなものが、現代劇よりもハッキリした形で作品にぶつけられるよう気がしています。それこそが役者にとって闘いになると思いますが、それがとても楽しみです。
僕は時代劇に関してはまったくの“新人”なので、自分にできる範囲で演じていきたいです。

黒田官兵衛の人物像は?自身との共通点、共感できる部分は?

まずは演じてみないと分からないんですが、心の中が非常に自由な人だなとは思いますし、興味深い人ですよね。共通点はこれから演じていく中で探していきたいです。演じるということは、結局は“自分”を使ってやっていくことなので、自分の中にあるものとリンクさせていって、時には自分自身から離れていってしまうこともあるんですが、できるだけ“僕”でできたら良いなと思っています。

役作りの方法は?

僕は作品ごとに、できる限り変えようと思ってやっています。でも、どうしたって自分を使ってやるものなので、なかなか変化をつけるのは難しいです・・・。まずは演じる人物の根っことなる部分を見つけます。そして、その人物の目が開いた(誕生した)瞬間を想像して、それから、物語に登場している人物像を今現在に繋げて把握します。そのうえで、どう演じたらいちばん効果的か、というように考えます。
今回に関して言えば、とにかくやってみないと分からないというのが正直な気持ちです。準備をし過ぎてしまうと自分の枠を超えなくなってしまうし、とにかく初めてなのでそれだけの引き出しもないんで、とにかく飛び込んでみようかなと思っています。

時代劇の本場・京都での撮影となりますが、今から楽しみにしていることは?

松竹京都撮影所は初めてなんですが、京都のスタッフの方達は職人気質の方達が揃っていらっしゃるので、とにかく現場が楽しみです。

“ 戦国武将ブーム”など、若い世代の人達にも時代劇や歴史作品が浸透している昨今この作品を見てもらいたいと思う人は?

もちろん、一人でも多くの色々な世代の人たちに見ていただけるように頑張りたいです。若い方からの関心があるということは、現代の中にも武将や歴史上の人物達と同じような“大志”を持った人達がいるからだと思うんですよね。武将や歴史上の人物というのは分かりやすく逸話が残っていて、キャラクターが引き立っているというか、人物像がハッキリしていますよね。その“心根”とか“抱えている思い”というのは、現代にはいなくなってしまったタイプの人達、いたとしてもなかなか見えにくい存在のタイプの人達かもしれないな、と思うんですよね。若い女性達が(歴史上の人物の中で)「あの人、カッコいい」と言っているのは、その人物の生き方、生き様をカッコいいと感じているわけですよね。その一人である黒田官兵衛という人物を今回演じさせていただきますが、今のこの時代に、軍師の存在やその必要性が問われていると思うので、そういうことも踏まえたうえで精一杯やりたいと思っています。