201575日(日)午後4時~

日曜夕方の池上ワールド 第二弾戦後70年の今“アンネの日記”を読み解き、分かったこととは…

  • 出演者
    池上彰(ジャーナリスト)、相内優香(テレビ東京 アナウンサー)
  • ゲスト
    宮崎美子、パックン、小島瑠璃子

「アンネの日記」を読んだことがありますか?

今回は“世界を変えた本”として「アンネの日記」を取り上げます。ユダヤ系ドイツ人の少女アンネ・フランクがナチスの迫害をおそれて隠れ家に身をひそめて暮らした日々をつづった日記。世界的ベストセラーとなりましたが、「かわいそうな少女の日記というだけではない、その後の世界情勢に大きく影響を与えた本だ」と池上は分析します。
この本を解き明かすため、チーム池上がドイツ、オランダ、ポーランド、中東と総力取材!
戦後70年の今だからこそ、読んだことがある人もない人も「アンネの日記」の持つ意味を考えてみませんか?

予告動画

資材置き場の裏、声も出せず…アンネの隠れ家生活とは…?

今回オランダのアムステルダムにあるアンネ・フランクの隠れ家を取材。密告によりナチスに捕まるまでの2年間、この隠れ家でアンネは日記を書き続けました。「誰ひとり、こそっとの音もたてません。このお転婆娘が何時間も座ったまますごせるなんて。」(アンネの日記)この隠れ家では、相内アナウンサーが足音も立てずに歩くことのむずかしさを身を持って体験。またスタジオにはアンネの隠れ家の模型が登場。工場の中、本棚が隠し扉となり、その内側で生活したアンネ。日記には「初めてキスされた日は記念すべき日でしょう?」と一緒に隠れ家で過ごした男の子、ペーターとの淡い初恋の様子も。そしてそんな一人の少女の成長の物語の中で“ユダヤ人としての自覚”という意識が強まっていきます。日記に書かれたアンネの心境を、相内アナウンサーの読み語りを交えてお届けします。また、アンネの友人かつ義姉のエバさんにもインタビュー。アンネの日記の“その後”ともいえる収容所の様子などを語ります。

「強いものは生き残る」の一節の意味とは?ユダヤ人迫害、そして中東対立…。

ナチスに捕まったアンネはポーランドのアウシュビッツ収容所へ。“死の門をくぐったら出口は焼却炉の煙突だけ-。”こうした収容所などで実に600万人以上のユダヤ人が命を落とすことになったといわれます。番組ではなぜユダヤ人がここまで迫害されたのかを徹底解説します。そしてこの「アンネの日記」が世界的に読まれたことが、その後の中東情勢に大きな影響を及ぼしたと池上は分析します。「弱いものは狙われる。強いものは生き残り決して負けることはない」(アンネの日記)、この一節を理解すれば、中東でイスラエルとパレスチナの対立が続いている理由も見えてくるのです。

池上彰のコメント

ユダヤ人少女が書き残した日記が実は世界に大きな影響を与えてイスラエルの建国に大きく寄与したのかもしれない。
私はそんな仮説を立てて考えてみました。今の中東問題につながる大きな出来事です。