201856日(日)夜754分~954

日曜ゴールデンの池上ワールド 池上彰の現代史を歩く ~Walking through Modern History~

第3回 ベルリンの壁はなぜ造られ、崩壊したのか?

  • 案内人
    池上彰
  • 旅人
    草刈民代、皆藤愛子
  • ナレーター
    宮本隆治

4月中旬、アメリカ軍などによるシリア攻撃にロシアが猛反発。アメリカとソ連の対立が激しかった冷戦時代を彷彿とさせ、「新たな冷戦」ともいわれる。池上は旅人・草刈民代とともにそもそも冷戦とは何か、なぜ1990年前後に冷戦が終結したのか、その舞台となったヨーロッパを歩く。1989年「ベルリンの壁崩壊」のきっかけはピクニックだった。東ドイツ国民は、東ヨーロッパのチェコスロバキア、ハンガリーを通過して西側への玄関口・オーストリアに入国後、西ドイツ大使館へと駆け込んだ。池上一行は当時の体験者に話を聞き自由への旅に出かける。ベルリンの壁を崩壊させた東ヨーロッパ市民の胸中に迫る。

ベルリンの壁崩壊の現場を歩く

池上がまず訪ねたのはドイツ・ベルリンのブランデンブルク門。ここは1989年11月にベルリンの壁が崩壊した時にベルリン市民が壁崩壊を祝う集会を開いた現代史の舞台。周囲を歩くと、西と東を隔てていた壁の痕跡や壁を乗り越えようとして、射殺された人の慰霊碑が見つかる。また壁が壊されずに保存されている現場がベルリンのあちこちにある。そのひとつイーストギャラリーを歩くと、奇妙な壁画に出くわした。この壁画から東西冷戦時代の東ドイツとソ連の関係性がよく分かるという。

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2つに分かれたベルリン・・・何が起こっていたのか?

今回、池上が現代史講義の舞台に選んだのがシュタージ博物館。シュタージとは国家保安省の略称で東ドイツの秘密警察のこと。ベルリンの壁が崩壊するまで40年にわたって、東西ドイツの市民を監視下においてきた。シュタージが本部を置いていた建物が現在、博物館となっているのだ。館内には様々なスパイ道具があるほか、シュタージのトップの執務室が当時のまま再現されている。壁で東西に隔てられていた当時、東ドイツに都合の悪い情報を流したという理由などで、シュタージによって多くの東ドイツ国民が囚われの身となった。思想犯として収容所に収監された経験を持つ当事者に話を聞いた。

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壁崩壊のきっかけは〝ピクニック〟

池上が旅の途中、奇妙なことを言い出した。ベルリンの壁崩壊のキーワードが〝ピクニック〟というのだ。果たしてどういうことなのか?ドイツ・ベルリンを離れて、一行が向かったのがハンガリーのショプロンという場所。ここで「ピクニック計画」というイベントが開催されたという。その計画に参加した人や主催者から話を聞くうち、池上が発したキーワードの意味が分かってくる。

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「東ドイツ料理」から見えてくるもの

池上一行は東ドイツ時代に家庭で食べられていた料理を再現しているレストランに入った。食べてみると、どうやらあの国の影響を受けているらしいことが分かる。ひとくち口にした池上と旅人・草刈が思わず漏らした感想とは・・・。

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歩いた国や場所

ドイツ・ベルリン
ハンガリー・ショプロン
オーストリア・ウィーン

現代史の池上クイズ

池上彰の現代史を歩く第3回出題(2018年5月6日放送)

Q. ()に最も適当な語句を答えよ。

ベルリンの壁が崩壊したきっかけは
ハンガリーの ( A ) 首相がオーストリアとの国境の ( B ) を撤去したことによる。
このことを知った東ドイツ国民はハンガリー経由で
西側に行こうと、 ( C ) をするかのように装って東ドイツから脱出した。

解答例はこちら

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