201871日(日)夜754分~954

日曜ゴールデンの池上ワールド 池上彰の現代史を歩く ~Walking through Modern History~

第5回 香港返還21年、自由はどうなったのか?

  • 案内人
    池上彰
  • 旅人
    本上まなみ、吉谷彩子
  • ナレーター
    宮本隆治

第5弾は、日本人に身近な観光地・香港である。自由貿易港として繁栄した香港の波乱に満ちた180年の歴史を池上彰が解き明かす。19世紀アヘン戦争でイギリスの植民地になった香港はエキゾチックな都市として繁栄してきた。いったいなぜ香港は魅惑の都市になったのか。池上彰、本上まなみ、吉谷彩子の3人が中華料理から学ぶ。中華料理から見えるのは中国本土から膨大な数の人々が流れ込み食文化が伝えられたという側面。1997年にイギリスから中国に返還。あれから21年の間、香港の自由は守られたのか?池上一行は店主が姿を消した中国共産党に批判的な本を売ってきた書店を見に行った。そこで目の当たりにしたのは不思議な雑居ビルだった。

香港は誰のもの?〝自由〟は守られているのか?

池上一行がまず向かったのは、香港島にある銅鑼湾書店。中国共産党を批判する本を扱っていた書店だったが、書店主が行方不明になり、中国に連れ去られた。その後、香港に戻ってきたが、書店を今は閉じられてしまっていた。

香港の自由を巡って池上講義がスタート。香港は中国の一部だが、中国そのものではないという。返還以降、『一国二制度』といい、高度な自治が認められているのだ。しかしここ数年、中国の統制が強まってきている。香港の自由を巡って若者達が行動を起こした。その香港の民主化運動の若きリーダー、アグネス・チョウさんに話を聞く。

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150年に及ぶイギリス統治下の香港とは?

1841年、イギリスが香港を上陸した時、ユニオンジャックを掲げたポゼッションポイントで池上講義開始。1997年の中国返還までの約150年間、イギリス統治の下、香港では何が起こっていたのか?優雅なアフタヌーンティーを楽しむなどの習慣は、今も香港に残るイギリス植民地時代の文化。イギリス統治下で、3年8ヵ月だけ違う国が香港を統治した時代があった。スターフェリーに乗って、その手がかりになる場所に向かう。その国とは一体どこなのか?

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美食の街&世界経済中心の1つ香港!その強さはどこから?

池上一行が食事のため立ち寄ったのが、上海蟹で有名な店『天香樓』。香港は美食の街となり多くの観光客が訪れる。その香港発展の陰には、国共内戦・共産党支配から逃れてきた難民、新天地を求めた移民達の並々ならぬ努力があった。映画『慕情』の台詞に激動の香港の歴史をうかがい知ることができる。香港プラスチック製品やブルース・リーに代表される香港映画の発展など…。香港の強さはどこからくるのか解説。

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長寿世界一の香港!長生きの秘密は?

2016年香港の女性の平均寿命は87.34歳、男性が81.32歳と世界有数の長寿国である日本を抜いて香港が2年連続で長寿世界一になった。その長寿の秘密を探りに向かう。早朝から太極拳を楽しむお年寄り達の一人、91歳のホンさん。ホンさんは何を食べ、一体どんな1日を過ごしているのだろうか?長寿の秘密を探っていくと、香港の現代史に関係する事実がでてきた。

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今回歩いた現代史の場所

香港特別行政区 (香港島 九龍 新界)

今回のテーマをもっと知りたい方は・・・

関連映画・
書籍のご紹介

映画

慕情(製作年:1955年)
出演:ウィリアム・ホールデン、ジェニファー・ジョーンズ
監督:ヘンリー・キング
●第2次世界大戦直後の香港を描いた作品

燃えよドラゴン(製作年:1973年)
出演:ブルース・リー
監督:ロバート・クローズ
●香港が生んだアクションスター、ブルース・リーの代表作

ブルース・リー神話(製作年:1984年)
出演:ブルース・リー
監督:レイモンド・チョウ
●ブルース・リーの没後10周年を記念し作られたドキュメンタリー

現代史の池上クイズ

池上彰の現代史を歩く第5回出題(2018年7月1日放送)

Q. ()に最も適当な語句を答えよ。

香港は19世紀なかば、( A )戦争によってイギリスの植民地となった。
20世紀には、世界最大級の( B )貿易港として、経済発展を遂げた。
その後、1997年、中国に返還され、( C )制度が、50年間維持されることになった。

※ 応募フォームの解答欄は4つありますが、Dの欄は空欄にしてお申し込みください。

解答例はこちら

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