
2018年7月8日(日)夜7時54分~9時54分
日曜ゴールデンの池上ワールド
池上彰が選ぶ
今知っておきたい小さなニュース
- 総合司会池上彰
- アシスタント森本智子(テレビ東京アナウンサー)
- ゲスト的場浩司、太川陽介、柴田理恵、ふかわりょう、高山一実、朝比奈彩
- ナレーション神谷浩史
毎日、新聞を11紙読み、スクラップが趣味の池上彰が、小さいけど、その奥に大きな意味を持つニュースを、独自にランキング化し、わかりやすく解説してくれる番組!
NHKの地方記者出身で、現在も日本全国の新聞を読んでいる池上彰が、「国民が今のうちに知っておいた方がいい」小さいニュースBEST7を厳選。大手新聞やメディアがトップでは扱わない、普通では見逃してしまうような記事を、池上ならではの目線でランキング。すると…国民が意外と知らない日本が抱える問題が次々と明らかに!
ナレーション:神谷浩史

ナレーションを務めるのは人気声優の神谷浩史!
池上彰×神谷浩史のコラボにも注目!
ランキングBEST 7
《 第7位 》【インフラ老朽化問題】日本各地にある『危ない信号機』

- 昨年度の信号機障害の発生件数は807件、信号機の老朽化に伴う事故が多い。信号が青から一瞬で赤に切り替わるなどが原因の事故が多発。信号機の耐用年数はおよそ20年だが、兵庫県・姫路市の交差点には、昭和40年代に設置された信号機がいまだに残っている。
- 全国の信号老朽化率ワースト1位兵庫県37.4%、2位福島県36.4%、3位愛知県33.6%。
- 高度経済成長期に大量に設置された信号機が50年を迎え、迅速な改修が必要となっている。
- 池上彰が信号機老朽化問題の画期的な解決策を提案!
《 第6位 》【都市埋蔵金】新たな財源に…下水から大量の金が!?

- 「下水から金」の研究はアメリカで進んでおり、ワシントンポスト紙によると、人口100万人の大都市では、年間1300万ドル(約14億円)相当の金属が下水に流れているという。この「埋蔵金」は新たな財源として密かに注目され始めている。
- しかも日本でも長野県諏訪市の下水処理場の焼却灰から大量の金が抽出されており、市が業者に売却したところ、売り上げは1年で約4千万円にものぼった。
- 今回、番組は専門家のアドバイスのもと、金が一番下水から獲れる可能性が高いという京都の下水を徹底調査!すると下水から金がザックザク!?
《 第5位 》【変わる雇用形態】70歳で年収数千万円? 定年が無くなる?!

- 今や政府が「人生100年時代構想会議」という寿命100年に備えた会議を設置するなど60歳を超えてからどう過ごしていくかが問われている時代
- そんな中、政府だけではなく、民間企業でも高齢者を積極的に雇用する企業が激増。 中には70歳で数千万円も稼ぐ凄腕高齢者も登場!?
- 60歳以上しか採用しない企業や90歳が現役で働く企業など、新しい取り組みに挑戦する企業を紹介!
《 第4位 》【食革命】ビル・ゲイツも出資する未来の肉

- ビル・ゲイツやレオナルド・ディカプリオも出資する未来の肉
- 未来の肉=植物性の肉BEYOND MEAT本物の肉ではなく、エンドウ豆から抽出した植物性タンパク質で作ったハンバーガー用のパティを開発。食べた人も本物の肉と間違えるこの商品、日本でも販売に向けて動き出している。
- アメリカの西海岸でロケを敢行!製造工場にもテレビ東京が独占潜入!
《 番外編 》【温泉街が国際都市化】温泉街が一変…世界中から観光客が!

- 日本有数の温泉地として知られる大分県別府市が大変身。 外国人観光客数が激増し、温泉街が国際都市化している別府。 それだけではなく、街のホテルや飲食店にも外国人従業員の姿が!
- これによって別府の街は活性化し、かつての輝きを取り戻している。
- なぜ別府は復活したのか!?そこにはあるモノが別府にできた事が要因だった!
- そのナゾを解くべく池上彰自ら別府飛び、直撃取材を敢行!
《 第3位 》【空き家問題】日本に急増中…「動かせない」所有者不明の土地

- つい先日「所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法案」が衆議院で可決!
- そんな中、埼玉県で歩道にまでせり出した危険な空き家が問題となっている。住民は「危険だから早く何とかしてほしい」と訴えるが相続登記されないまま120年が経ち、今や法定相続人が 60人近く!売るにも売れず「塩漬け」になっている。
- 所有者不明の土地は全国で増えており、公共事業の妨げになる等問題に。全国の所有者不明の土地を合わせると、九州の面積を超える広さになるという!
《 第2位 》【ほめ活ブーム】大企業も注目する「ほめ育」とは?

- 企業研修が驚くほど変化。今大企業がこぞって注目するのは「ほめて伸ばす」教育。
- 書店にも「ほめ活」本が数多く並び今、世の中は「ほめる」ブーム!大企業が取り入れる「ほめる」研修の中身を徹底取材!そこには現代社会ならではの問題が隠されていた!
《 第1位 》【もの作りニッポン】『社員4人!メダル独占のスキー板』

- 社員4人の大阪の会社が作るスキー板が、フリースタイルスキーのモーグル界を席巻している。世界中のトップ選手が愛用し、五輪では2002年以来、5大会連続で表彰台に登り続けている。
- 平昌オリンピックでは男子モーグルの上位8人が、なんとこの会社の板を使用していた。
- 国民が選手に注目する中、池上彰が平昌オリンピック開催中に韓国で独占取材!
過去の放送内容
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池上彰の現代史を歩く ~Walking through Modern History~ 第23回 日本中が驚いた大事件SP~ホテルニュージャパン火災&羽田沖墜落事故~ 2019年10月7日(月)
1982年2月、2日続けて日本中を驚かせる大ニュースが発生した。ホテルニュージャパンの火災とその翌日に起こった羽田沖日航機墜落事故だ。当時、NHK記者として2つのニュースを取材した池上彰が独自の視点で事件の背景、今に突きつける課題を検証する。
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池上彰の現代史を歩く ~Walking through Modern History~ 第22回 日本人が覚えておきたい大ニュースSP~洞爺丸事故と伊勢湾台風~ 2019年8月25日(日)
巨大台風、豪雨、猛暑、梅雨寒など近年、これまでの常識では考えられない異常ともいえる気象が日本を襲っている。私たちはこれにどう立ち向かっていけばいいのか?池上彰が日本人が是非覚えておいてほしいという過去の2つの大災害を紐解き、この夏考える。
1954年、北海道を台風が襲い、函館港を出発した青函連絡船・洞爺丸が沈没。死者・行方不明者は1100人以上にのぼった。その5年後・・・奇しくも同じ日にまた台風によって大きな被害がでる。愛知県と三重県を中心に猛威をふるった伊勢湾台風だ。犠牲となったのは5098人。池上はそれぞれの現場を訪れ、当時の関係者から貴重な証言を得た。なぜこれほど被害が拡大することになったのか再現ドラマと合わせ検証する。
この2つの台風は輸送手段や台風の観測体制に大きな影響をあたえることになった。気象に関する最先端の研究を驚きの映像とともに紹介する。 -
池上彰の戦争を考えるSP 第11弾
~失敗は隠され、息子たちは戦場へ~ 2019年8月12日(月)毎夏恒例の「戦争を考えるSP」は今年で11回目。
最近話題の「フェイクニュース」は、70年以上前の日本も席巻していた!
今回は、ハリウッドで映画化されるなど今また注目される「ミッドウェー海戦」を中心に、失敗はなぜ改ざん、ねつ造されたのかを検証し、その後若者たちの悲劇へとつながっていく道のりを池上彰が解き明かす。 -
池上彰の現代史を歩く ~Walking through Modern History~ 第21回 日本人が驚いた大ニュースSP~小野田少尉とイメルダ夫人~ 2019年7月28日(日)
池上彰が日本人を驚かせた2つの大ニュースをフィリピンから伝えるとともに、戦後の日本とフィリピンのつながりを紐解く。
1974年、一人の男の帰国に日本が騒然とした。その人物とは太平洋戦争が終わっても、なおフィリピンのルバング島で30年間戦い続けた小野田寛郎さんだ。ジャングルでの生活は想像を超えるものだったが、肉親からの再三の呼びかけにも関わらず、終戦を決して信じず投降しなかった小野田さん。しかしある〝冒険家〟との奇跡的な出会いによって戦争を終えることになるのだが・・・。再現ドラマを交えて解き明かす。