2018年12月16日(日)夜7時54分~9時54分
日曜ゴールデンの池上ワールド
池上彰が選ぶ
今知っておきたい小さなニュース
- 総合司会池上彰
- アシスタント森本智子(テレビ東京アナウンサー)
- ゲスト太川陽介、柴田理恵、 的場浩司、山里亮太(南海キャンディーズ)、壇蜜、川島海荷

予告動画
NHKの地方記者出身で、現在も日本全国の新聞を読んでいる池上彰が、今年のニュースを総ざらい。その中から「国民が今のうちに知っておいたほうがいい」小さいニュースを厳選。大手新聞やメディアがトップでは扱わない、普通では見逃してしまうような記事を、池上ならではの目線でわかりやすく解説。国民が意外と知らない日本が抱える問題が次々と明らかに!これであなたも新聞の見方が変わる!
ニュース一覧

◇看板落下続発…全国の70%が法令違反!?看板ドクターと街中を歩く!
◇キャッシュレス化…進化する中国…日本は時代遅れ!?
◇食の未来…寿司も世界に転送!?究極の未来食を世界で初めて試食!
◇国民保険料が上昇!?海外から狙われる日本の「保険証」
◇忘れ物が過去最高…遺失物から日本の今が見える!
◇エネルギー問題…○○の所有率が東京の50倍!?「みらいの島」
◇意外な長寿県…平均寿命ナンバーワンは〇〇県!秘密は筋肉!?
番組内容
【看板落下続発】 なんと全国の看板の70%が法令違反!?
- 今、全国で看板の落下が深刻!! 中でも今年の夏、大型の強い台風が日本を直撃し、看板の転倒など被害が相次いだ。
- 実は日本の看板の7割は違反・無許可!
長期間 定期メンテナンスもされていない――。
看板の多くは1980 年代後半のバブル期に建てられ、強風や台風など天候の荒れによって劣化が加速。日本で看板を取り付けるためには、広告主が守らなければいけない法律がいくつかあるが、公益社団法人日本サイン協会によると、これらの法令を遵守している看板はわずか3割程度! - 看板の異常は、街のいたるところに見つかるらしい。先月の台風21号で倒壊した看板をアオイネオンが調査すると、すべて法令違反によるものばかりだった!
【キャッシュレス化】 進化する中国…日本は時代遅れ !?
- レジで現金を出してお会計…なんていうのは日本だけ!?
中国では、既に現金が消えて社会のお流れ変わりつつある。
“中国版シリコンバレー”深センを取材すると…驚きの事実が! - 買い物だけではなく、病院、小遣い、路上ライブの投げ銭もキャッシュレス!
中国では元々ガラケーが少なく、いきなりスマホが普及した為、抵抗なくスマホやQR決済を受け入れた(リープフロッグ現象)。現金がいらなくなったので、現金に関わるコストが削減。トラブルや犯罪はもちろんであるが、対策は講じている。
【食の未来】 寿司を世界に転送!? 未来の食事をスタジオで試食!
- 味覚センサーや3Dスキャナーなどを使い、スキャナーなどを使い、味、形状や色、食感水分量、栄養素などをデータ化。遠隔地へそれらをデータとして転送、転送先では3Dプリンターロボットが、 1辺が5ミリの食べられる立方体(ゲルキューブ)を組み立て“低解像度のピクセル寿司”を再現
- 開発中のマシン一部を独占取材! 世界初の「キューブ料理」をスタジオで試食!
- 将来的には・・・「デンプン」「豆」「米」「海草」「コンニャク」「コオロギ」などのカートリッジを機械に装填し、メニューデータを入力すれば、マシンが栄養価の高い料理を勝手に作ってくれる!
【国民保険料が上昇!?】海外から狙われる「日本の保険証」
- 外国人も3ヵ月以上日本に滞在すると国民保険に入る義務が。
この制度の抜け穴をついた国保悪用が多発!?
通常医療目的で入国する場合、全額自己負担となるが、「留学」や「経営」など 90 日以上の滞在でビザを取得、国保に加入し、少ない自己負担で高額治療を受ける事案が多発! - 中国では「日本の保険を簡単に利用できる」とうたうサイトも?
現に留学という目的で入国し、保険で高額な治療を受けた人もいた。 - 海外で暮らす扶養家族にも保険は適用されるため、日本人と結婚した外国人の親が日本で高額医療を受ける事例も。現行の保険制度は抜け穴だらけ!?この状態で保険料の値上げはおかしい!
【忘れ物が過去最高】遺失物から日本の今が見えてくる!
- 年々増加している“忘れもの”、都内では17年に過去最多の約395万点を記録。遺失物センターによると、落とし物として届けられた現金も約37億5千万円で過去最高!そのうち約4億8千万円が遺失者不明で東京都の歳入に。
- 2017年の落とし物ランキング、1 位と 2 位には意外なものが・・・。
【エネルギー問題】○○の所有率が東京の 50 倍!?「みらいの島」
- 薩摩半島の西約 30 キロメートルに位置する上甑島。
自然豊かで、コンビニもなく過疎化も進むこの島に、大量の電気自動車(EV)が導入。「電気自動車」の所有率は、東京の50倍! - 電気自動車の中古電池を日本で初めて蓄電池として実用化!
廃校となった小学校の跡地を埋める太陽光パネルとコンテナ。太陽光の電気を、余っている時にためて利用。現在、島の電力の10%をこれで賄っている。 - 今年多数が上陸した台風等の自然災害にも強い!
台風で停電が発生しても電気自動車を持っていた世帯は、停電を免れた!
【意外な長寿県】〇〇県が平均寿命 NO.1に!秘密は筋肉!?
- 2017 年に長野県を抜き長寿 1 位に輝いた滋賀県。その要因は他県に先駆けた、県民の生活習慣改善。草の根活動によって飛躍的に平均寿命ランクアップ!
滋賀県は調査項目の少ない国の調査を補い県民の健康状態を正確に把握するため、昭和61年から独自の生活習慣・運動習慣調査を開始。 - 滋賀県は他県に比べ喫煙率や食塩摂取量の低さのほか、
・ スポーツをする人が多い(男性2位、女性6位)
・ ボランティアをする人が多い(男性2位、女性4位)
などの生活習慣と、平均寿命や健康寿命との相関関係が認められた。
さらに…池上彰が来年流行りそうなものをスタジオで大予測!
過去の放送内容
-
特命!池上ベンチャーズ~2021年注目!日本のTOPベンチャーズ~
2020年12月27日(日)第3弾は「2021年注目!日本のTOPベンチャーズ」です。企業価値1000億円を超えるユニコーン企業やあと一歩でユニコーンになるベンチャー企業が大集結!彼らのどこがスゴいのか、池上彰が解説します。また、米中の注目ベンチャーも特別出演!日本と米中のベンチャー界は何が違うのか、そして日本のベンチャーが世界で勝負するには何が必要なのか、激熱トーク満載です!
-
池上彰の大統領選ライブ
2020年11月4日(水)まさに大混迷!日本への影響も多大!?トランプ氏かバイデン氏か!?世界中が固唾をのんで見守る「大統領選挙」決戦の投開票日。しかし…『トランプ氏が勝手に勝利を宣言?』『二人の大統領が並び立つ??』『暴動が起きる???』今回ばかりは見逃せない。池上彰と大江麻理子が速報を伝えつつ、どこよりも分かりやすく徹底解説する。
-
池上彰の戦争を考えるSP
終戦75周年特別企画~感染症の悲劇~
2020年8月15日(日)今年は第二次世界大戦が終結して75年になる。 未曽有の悲劇をもたらし、その後の日本を一変させた戦争の記憶は遠のくばかりだ。テレビ東京が毎年夏に放送してきた「池上彰の戦争を考えるSP」は今回、第12回を迎える。これまで、真珠湾攻撃、終戦秘話、沖縄戦、昭和天皇、マッカーサー、松岡洋右外相、原爆、特攻、独裁者など、様々なテーマで戦争を考えてきた。 新型コロナウィルスが世界を席巻する今、私たちは感染症の恐ろしさを痛感している。そこで今回は、戦場で感染症が蔓延した時に起こる悲劇について考える。戦闘とは異なる、もうひとつの悲劇がそこにある。実は75年前のあの戦争では、マラリアや餓えで失った命が多くを占めていた。池上彰が八重山諸島へ行き、75年前の悲劇を伝える。 8月15日・終戦の日、戦没者追悼式での黙とうの後、昼過ぎ12時30分から生放送で伝える。
-
池上彰の人類vsコロナ危機
徹底検証!あの時何が起きたのか
2020年7月5日(日)「新型コロナ」が世界を席巻した激動の半年を池上彰の解説や再現ドラマで徹底検証!「新型コロナ」に遭遇した人々は、何を思い、どんな行動に出たのか?そして、来たる「第2波」に備えるには…? この日選出される新・東京都知事とも中継を結ぶ。