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9月7日 秋の2時間スペシャル
 旅人:中野英雄「源流のある田舎に行きたい」
大仁田厚「がんばってる田舎に行って力をもらいたい」
川崎麻世「一人になれる田舎に行きたい」
舞の海「あの田舎へもう一度」
〇中野英雄が「源流のある田舎に行きたい」と高知県東津野村へ・・・


〒780-0595
高知県 東津野村
四万十川源流の村
 見渡す限りの山。中野が降ろされたのはそんな場所だった。とりあえず源流と人のいるところを探して歩き出す。少し歩くと「わんぱくプール」の看板を発見。でもそこには川しか見当たらない。川岸を降りてみると子供たちが水遊びをして遊んでいた。川は夏休みの間プールになるのだ。四万十川で川遊びできるなんて何て幸せな子供たち。
 途中出会った小学生の案内で学校にたどり着いた。職員室に行くと中野の顔を見るなり大拍手。照れる中野。一番近くにいたおばさんに地元のおいしいものや有名なものを聞く。するとそのおばさんはセイランというここでしか採れない川のりを教えてくれた。よくよく話を聞くとこの気さくに質問に答えてくれていたおばさんは実はこの学校の校長先生だった!これにはさすがの中野もビックリ。
 さらに歩いて2時間。やっと源流点の看板を発見。向こう側から歩いてきた旅のおじさんに聞くと源流点までかかる時間はなんと2時間半。呆然とする中野。しかし、あっさりと源流点に行くことをあきらめる。そんなことでいいのか・・・。
 目標を変更して源流点に一番近い集落で宿探しをする。すると田んぼで何かの作業をしているおじさんを発見。聞けば「アイガモ農法」という無農薬の米作りをしているのだという。家の奥さんに呼んでもらって鴨たちとご対面。なかなかかわいい。
 ここで中野、間髪を入れずお泊まり交渉開始。そしてなんとあっさりOK。お父さんの家はご夫婦とおばあちゃんの3人暮らし。ご夫婦の子供たちはすでに独立して、今は3人で暮らしているという。

宿を確保したところで中野は当初の目的であった源流点へ行くことに。お父さんも一緒に来てくれた。さすがにその道のりは遠かったが何とか目標達成。四万十川源流の、甘ささえ感じる水を飲むことができた。
 家へ戻ってお母さんと鴨を小屋に戻す作業を手伝う。いつもの呼び声で鴨を集めるお母さん。しかしここで事件が!鴨の数が5匹足りないのだ!一家総出、通りかかった人まで巻き込んでの大捜索。しかし、ひょんなことから近くの田んぼに散歩していた鴨を発見。その数1・2・3・・・5匹ちょうど!なんとか事なきを得て5匹を小屋を戻す。やっと夕飯にありつける。
 ところがここで土佐っ子ならではのお父さんの歓迎を受ける。お酒の注ぎあい。注いだお酒は一気に飲み干さなければならない。飲み干したら相手にお酒を注がなければならない。相手が飲み干したら・・・。お酌が永遠に続く。お酒をほとんど飲めない中野、食事にありつく前にすでにグロッキー。
 それでもなんとか食事を済ませた中野はお風呂をいただいたお礼に居間へ行くと、まだお父さんがお酒を飲んでいる。当然のように風呂上りの一杯を飲まされる。夜11時、やっとお父さんから開放されて就寝。
 翌朝6時に起床。一宿一飯のお礼は地元名物セイラン(川のり)を一家に食べさせてあげること。早速川へ向かってセイラン採り。しかし、川の水は非常に冷たい。少し手足を漬けただけですぐに痺れて感覚がなくなってしまう程だ。それでもがんばってやっとザル1杯分のセイランを採ることができた。急な訪問にもかかわらず温かく迎えてくれたご家族に感謝。
 
〇大仁田厚が「がんばってる田舎に行って力をもらいたい」と青森県浄法寺町へ・・・


〒028-68051
岩手県 浄法寺町
中央安比川が流れる県北の町
 大仁田がやってきたのは青森県の県境にある岩手県浄法寺町。あの瀬戸内寂聴さんが住職をしていることで有名な天台寺がある町。葉タバコの栽培が盛んな町でもある。
 旅はこの町にある稲庭高原という大草原からスタート。天気はあいにくの空模様。濃霧で視界を遮られながらも民家を探す大仁田。霧の向こうに動くもの発見!と思っても牛ばかり。歩くこと2時間、ようやく集落が見えてくる。さらに、トラクターに乗って向かってくるおじさんも発見。聞けばこれからイワナ釣りへ行く途中だとか。一緒に連れて行ってもらうことに。その釣り場はおじさんが自分で作ったイケスにイワナを養殖しているものだった。このイワナ、おじさん酒の肴になるという。
 一緒にイワナを釣ったついでに家でさばいて食べさせてくれるというおじさんに大仁田は一気にお泊まり交渉をたたみかける。なんと快くOKしてくれた。意気揚揚とおじさんの家へ向かう大仁田。しかし、世の中そんなに甘いわけがない。なんと奥さんからお泊まりNGが出てしまったのだ。旅は振り出しに戻ってしまった。

 しかたなくそこの集落でお泊まり交渉をする大仁田。たまたま家の外に出ていた女性を発見し、交渉開始。最初こそいやがっていたものの、なんとか了承してくれ、今日の宿を確保することができた。この一家はお泊まりをOKしてくれた妙子さんと息子さんそして妙子さんのお母さんの3人暮らしだとか。妙子さんのお父さんは昨年肝臓ガンで亡くなり、お母さんは交通事故を起こして歩くのが困難になり、葉タバコ農家のこの家はほぼ妙子さん1人で農作業をしているという。
 この日は大仁田さんが来たということもあり、岩手の郷土料理「ひっつみ」を作ってくれた。3人で夕飯をいただいていると、昼間一緒に釣りをしたおじさんがイワナを持ってきてくれた。実はここの家とおじさんはいとこ同士だったのだ。おじさんも交えて話は妙子さんのお父さんのことに。
 最初は農作業が嫌いだったという妙子さん。しかし、お父さんが亡くなってからは代々続いた農家を潰すまいと学校の事務をする傍ら葉タバコ農家を1人で支えてきた。地味で大変な作業をしていると父親の偉大さが今更ながら感じられると語る妙子さん。
 翌朝は5時に起床して朝食をいただき、葉タバコの収穫に出かける大仁田と妙子さん。一宿一飯のお礼は葉タバコの収穫と日干しの手伝いだ。畑での収穫は実に大変な力仕事だった。重さ15kgの葉タバコの束をいくつもトラックまで運び、さらにそれを家まで持って帰って日干し作業をする。慣れないながらも一生懸命手伝う大仁田。
 作業も終わり、お別れの時。妙子さんとお母さんの素敵な笑顔に見送られながら充実感と共に帰路に着く大仁田であった。
 
〇川崎麻世が「一人になれる田舎に行きたい」と鹿児島県喜界島へ・・・


〒891-6292
鹿児島県 喜界島
島のシンボルカラーは緑
 今度の旅人はタレントの川崎麻世。鹿児島県喜界島。奄美諸島の一つで、隆起珊瑚でできた平坦な島だ。送り届けられた所は南国情緒あふれる島の海岸。しかし、人はどこにもいない。集落と人を探して歩き出す川崎。しかし、歩き出した道はサトウキビ畑に囲まれたどこまでも続く一本道。先が見えない上に集落はおろか人も見えない。ひたすら歩くこと2時間、やっと集落発見。すると海岸で海水浴をする子供たちを発見。みんな真っ黒に焼けていて元気だ。
 そこから少し歩くとサトウキビの皮むき作業をする人を発見。早速お泊まり交渉をするが断られてしまう。しかし、ねばる川崎は夕飯だけでも食べさせてくれるよう交渉。なんとかOKをもらった。するとみんなはおもむろに「ハマコ姉に言わねば」と口々に言い出す。ハマコ姉とは一体?とりあえずハマコ姉が来るまで皮むき作業の手伝いをする川崎。するとそのハマコ姉登場。やさしそうなお母 さんだ。どうやらハマコ姉はこの辺りのリーダー的な存在らしく、よくハマコ姉の家でみんなで食事をしたりするらしい。とりあえず家へ向かう。そして夕飯交渉ついでにお泊まり交渉をする川崎。なんと快くOKしてくれた。
 宿も確保し、夕飯の時間まで辺りを散歩することにする。周囲にたくさん咲いている綺麗な花が気になる。通りすがりの人に聞くと、何とゴマの花だという。なんと喜界島は白ゴマ生産日本一の島なのだった。初めて見るゴマ本来の姿に驚く川崎だった。

 7時に家に行くと、ぞくぞくと人が集まって夕飯の準備が始まっていた。昔、大阪で食堂をやっていたというハマコ姉の手際はすばらしく良い。それを手伝う集落の人々。この辺りの人たちはもうみんな家族のようなもの。みんなで和気あいあいと支度をし、川崎も一緒になって手伝う。
 そしていよいよ夕飯。地元の食材を使ったおいしそうな料理が並ぶ。中にはゴーヤーチャンプルーも。普通のゴーヤーチャンプルーと少し違うのは特産の白ゴマがたっぷりと上に乗っていること。黒糖焼酎で乾杯をする。途中、近所の三線を弾けるという小学生が来てくれて、島のおもてなしの唄を歌ってくれた。それを皮切りにみんなは飲めや歌えの大騒ぎに。お母さんはもちろん、川崎まで一緒になって踊る。
 楽しい夜を過ごした翌朝は6時起床。一宿一飯の恩義は皮むきしたサトウキビを畑に植えること。こうするとまた次のサトウキビが生えてくるのだ。灼熱の太陽の下、畑作業は結構きびしい。しかし、なんとか作業を終えた川崎。いよいよお別れの時が来た。
 たった一晩で2人は親子になっていたようだ。2人とも別れがつらくて涙が止まらない。別れの言葉はない。「いってらっしゃい」「いってきます」まるで自分の家から出かけるような言葉遣いになっている。一旦は家を離れるが再び戻ってお母さんを抱きしめる川崎。川崎にとっての第2の故郷がここ喜界島にできたようだった。
 
〇舞の海が「あの田舎へもう一度」と山形県白鷹町へ・・・


山形県 白鷹町
全国有数の紅花の産地
 第1回目の放送(2003年4月6日放送)で「おいしい漬物が食べたい」と山形県白鷹町を訪れた舞の海。前回はまだ雪深い季節に町を訪れた舞の海。今回は「夏の白鷹町を見てみたい」と再度訪問。
 前回と同じ場所から旅はスタート。やはり冬だった前回とは一変して辺りは青々とした稲が茂る水田地帯になっていた。「前はあの後あれだけ苦労するとは思わなかった・・・」冬の旅を振り返りながらまず向かったのは小学校。突然訪問したにもかかわらず校長先生が温かく迎えてくれ、校庭の片隅にあった土俵で生徒と相撲をとったあの小学校に再びアポ無し訪問。そして今回も校長先生は大歓迎をしてくれた。小学校を後にした舞の海が次に 向かったのは前回宿泊させてくれたあの老夫婦の家。あの時のお礼をどうしても言いたくて夫婦の家まで来たのだ。しかし、二人とも不在・・・。しかたなく持ってきたお土産と手紙を置いて家を後にした。
 そろそろ日が暮れる時間になった。前回はお泊まり交渉で苦労したにがい経験があるので交渉を急ぐ舞の海。案の定今回も大苦戦。宿泊を断られ続け、しまいには何も言っていないのに断られてしまう始末。
もう辺りがうっすらと暗くなりかけた頃、やっと見つけた人影にすがるように走り寄る舞の海。挨拶もそこそこにお泊まり交渉開始。悲壮な雰囲気をかもし出す舞の海をかわいそうに思ったのか、泊まっていいという言ってくれた。
 今回の宿泊先は立派なかやぶき屋根の家。90歳になるおばあちゃんを筆頭に4世代5人家族の家だった。
 ご家族は自宅で採れる野菜を使った料理でもてなしてくれる。「田舎はいいな~」心の底からそう思う舞の海。90歳のおばあちゃんが敷いてくれた布団でぐっすり休めた舞の海だった。
 翌日、一宿一飯のお礼に採れたての野菜を使った特製ちゃんこ鍋を作ることに。この家自慢の素材を使った特製ちゃんこにご家族もとても満足してくれた。その笑顔に心の温まった舞の海は意気揚揚と夏の白鷹町を後に・・・。
 と思いきや、この町でやり残したことがあるとどこかへ歩き始めた。果たしてどこへ向かうのか!?