中谷美紀「心が震えて涙が出そう」清水富美加「犯人も事件も怖くて眠れなくなるくらい」...豪華キャスト陣による記者会見が開かれた

2016.09.14
    テレビ東京では、今秋、新本社へ移転することを記念した「六本木3丁目プロジェクト」のドラマスペシャル第1弾として宮部みゆきサスペンス「模倣犯」を2夜連続・5時間規模という壮大なスケールで、初となるテレビドラマ化放送を致します。

    宮部みゆきによる「模倣犯」は、単行本と文庫本あわせて累計420万部を突破した大ベストセラーで“劇場型犯罪”を徹底的に描き、未曾有の連続誘拐事件をめぐり被害者家族、加害者家族、警察、マスコミ、そして犯人等々…多くの視点から重層的に見つめた現代ミステリーの金字塔とも言われる名作です。

    この度、主演の中谷美紀をはじめ、豪華キャスト陣による記者会見が開かれた。


    ■中川順平プロデューサー
    この作品は、宮部みゆき先生の代表作にして累計420万部の大ベストセラーで言わば現代ミステリーの金字塔とも言えます。

    原作の文庫本は5巻にも及ぶものでして、今回は前後篇5時間というスペシャルドラマとしても大型の枠を用意させていただきました。それでも恐らく原作の半分も映像化できたかどうか怪しいかと思います。

    そこで、今回は事件を追うルポライターと被害者家族の豆腐屋さん、そして事件の鍵を握る男、この3人を軸に描き、時代設定も現代に置き換える形でやっています。

    見どころは、テレビ東京初出演となる中谷美紀さんをはじめ、超豪華なキャストの皆さま。さらに、内容的には狡猾な知能犯が起こす犯罪そのものが大きなサスペンスであり、そんな事件に巻き込まれながらも、スーパーマンでない普通の人々が事件に向き合い、傷つき、倒れるけれど勇気を持って立ち上がり、立ち向かっていこうとする姿だと思います。

    5時間の長さを感じさせないドキドキとハラハラ、観終った後に命の尊さと日常の大切さを感じさせてくれる作品となっていると思います。


    ■中谷美紀(前畑滋子役)
    今回はテレビ東京さんの新本社移転プロジェクトに、兼ねてより憧れておりました宮部みゆきさんの素晴らしい傑作「模倣犯」ということでお声掛けいただき光栄に思っております。

    私が演じる前畑滋子は、事件の核心に少しずつ迫っていく役柄です。とはいえ、皆さまのように一流のライターや記者ではなく、半ばアルバイト感覚で半分主婦です。何となく自分に言い訳しながら、でも仕事も諦めきれずという感じで、事件に携わっていきます。劇場型の事件にどんどん魅了され巻き込まれていきます。

    滋子は決して技術のある記者ではないので、必死に力を傾けて書くしかなくて、私自身も演技者として残念ながら技術がないので、ただひたすら演技をするというところが、滋子と似ていて少し共感できました。

    素晴らしい共演者に恵まれて、本読みの段階から皆さんのお声が素晴らしくて、心が震えて涙が出そうになりました。皆さんや松田監督に支えていただき、素晴らしい作品になりました。


    ■坂口健太郎(網川浩一/ピース役)
    僕が演じた網川浩一は、今回の劇場型犯罪の鍵を握る人物です。ピースはすごく不思議な男の子で、色んな感情が渦巻いているような人です。

    最初、台本を読んだ段階ではどういう人間性か全くわからなくて、芝居を続けてシーンを重ねるごとに少しずつ自分の中でもわかってきて、自分なりのピース、共演者の皆さんと一緒に芝居をする上で形作られてきたものがあります。すごく目が離せなくてクギづけになる作品だと思いますので、よろしくお願いします。


    ■山本裕典(栗橋浩美役)
    見た目の通りチャラい男です。ピースと満島(真之介)さん演じる和明と同級生で、幼い頃に姉を亡くして姉の幽霊を見て怯える心の弱いというか、心の隙間を突かれてしまう役です。

    浩美はすごく純粋で弱いが故に…というキャラクターで、かわいそうだな、淋しい子なんだなと演じていて強く感じました。完成した作品を観ましたが、本当にそそられましたし涙しましたし、素晴らしい作品になっていると思います。


    ■清水富美加(高井由美子役)
    沢山の人がどんどん事件に巻き込まれていきますが、その中の一人です。最初出てきた時は幸せそうな平凡な子なんですが、事件に巻き込まれていくうちにどんどん感情も揺さぶられて、見た目も変わっていきます。

    そういうところが見どころでもあります。最初に台本を読んだ時点で、犯人も事件も怖くて眠れなくなるくらいでした。でも重いだけじゃなく残虐なだけでなくて、その先にしっかりと人間の強さとか大事な部分が見えてくるので、ぜひ2夜連続で観ていただけたらなと思っています。


    ■岸部一徳(武上悦郎役)
    「模倣犯」の原作はかなり前に、地方ロケに上巻だけ持って行ってすぐ下巻を送ってもらった記憶があります。時代的には猟奇的な殺人のように思えましたが、現代で言うと動機がわからないという事件が増えているので、そういう意味では、そんなに作られた話ではないなと思います。

    事件が広がり被害者も広がっていく底なし沼のような事件の中で刑事として被害者側に立って犯人を追いかけていく役で、自分の中にどれくらい正義感があるのか、そういうようなことを思いながら演じました。

    テレビ東京がこういうドラマを作ることが、ひょっとしたらドラマ界の新しいドラマを作るきっかけになるかなと。今は視聴率が取れそうなドラマを撮りますが、まずは原点に戻ってしっかりした作品を作って、観てもらうということからドラマがまた新しくなっていくのかなと。そう思いながら作品に入りました。


    ■あらすじ
    東京・台東区の公園で女性の右腕と鞄が発見された。鞄は3カ月前から行方不明の会社員・古川鞠子(松本穂香)のものと判明。祖父・有馬義男(橋爪功)と母・古川真智子(室井滋)が警察の事情聴取を受けるなか、犯人らしき人物からTV局に電話が。「腕は鞠子のものではない。彼女は別の場所に埋めてある」と告げてきたという。ルポライターの前畑滋子(中谷美紀)は事件を機に、中断していた失踪女性のルポを再び書き始めた。

    公園の右腕の第一発見者は塚田真一(濱田龍臣)という17歳の少年だった。彼は1年前、強盗殺人犯に家族を皆殺しにされた犯罪被害者だ。新たな悲劇に巻き込まれた真一は、家族の事件と向き合うためにも滋子の助手をしたいと申し出た。

    被害者家族を翻弄し、死者を冒とくするかのような犯人のやり口。次々に発覚する理由なき殺人に、滋子の怒りは募っていく…。


    ■番組概要
    タイトル:六本木3丁目移転プロジェクト
    ドラマスペシャル宮部みゆきサスペンス「模倣犯」
    放送日時:2016年9月21日(水)夜9時~11時18分(前篇)
    9月22日(木・祝)夜9時~11時24分(後篇)
    放送局:テレビ東京・テレビ北海道・テレビ愛知・テレビ大阪・テレビせとうち・TVQ九州放送
    出演:中谷美紀、坂口健太郎、満島真之介、山本裕典、清水富美加、濱田龍臣
    、杉本哲太、吉田鋼太郎、室井滋、高畑淳子、岸部一徳、橋爪功 ほか
    原作:宮部みゆき「模倣犯」(新潮文庫刊)
    脚本:森下直
    演出:松田秀和
    音楽:沢田完
    企画協力:中田一正(ラクーンエージェンシー)
    プロデューサー:黒沢淳 金澤友也 雫石瑞穂(テレパック)
    チーフプロデューサー:中川順平(テレビ東京)
    製作:テレビ東京 テレパック
    番組HP:http://www.tv-tokyo.co.jp/mohouhan/