PERSON 社員紹介

ビジネスと新技術をいかに結び付けるか。
必要なのは好奇心ただひとつ。
コンテンツ事業局コンテンツビジネス部 香月翔「ビジネスと新技術をいかに結び付けるか。必要なのは好奇心ただひとつ。」

技術職採用でカメラマンとCGシステム、アプリ開発を経験

大学時代は理工学部で「音声のノイズリダクション」の研究をしていました。「人の唇の動き(映像)から何を話しているのか(音声)を推測して、不要な音声を排除する」という研究で、学生時代は人の唇ばかり見ていましたね(笑)。なので理系出身といっても、放送技術に特化していたわけではありません。
テレビ局に入って初めにやりたかったのは、カメラマン。ありがたいことに1年目で配属されました。カメラを担いで現場に出向く毎日は充実していて「このまま続けていこう」という思いもあったのですが、撮った映像に肉付けして番組をもっと面白くしたり、よりわかりやすく見せる技術のほうに興味が出てきまして、その後映像技術部に異動しました。映像技術部では主にシステムの開発や表現演出に必要なシステムの提案、アプリの開発などを担当していましたね。現在の社屋に移った2016年には社内のCGシステムを一新することになったので、そちらの開発にも携わっていました。

VTuber開発をきっかけに異例の異動

2018年の9月ごろ、『ワールドビジネスサテライト』というニュース番組内で、相内優香アナウンサーをVTuber化するという企画が持ち上がり「CGの観点から協力してもらえないか」と声をかけていただきました。私を含め社内の誰もがVTuberに対する知見やノウハウがなく、しかも生放送スタジオでVTuberを登場させるという挑戦的な企画ではありましたが、技術面の取りまとめを行い、無事にVTuber「相内ユウカ」を誕生させることができました。それをきっかけにVTuberの市場価値についても研究が進み、技術だけでなく、ビジネス寄りの立場としてVTuber事業に取り組む話があがり、ビジネス開発部に異動して今に至ります。
情報・技術職から総合職系のセクションに異動する人間は、これまであまり例が多くありませんが、実際に働いてみて思うのは、VTuberに限らず、昨今の新規ビジネスには様々な技術の知見やノウハウを柔軟に吸収してアウトプットする力が必要だということ。垣根を越えた異動はこれからどんどん増えていくように思います。

VTuber相内ユウカの可能性を模索

ビジネス開発部では、新規事業開発をメインで行っています。例えば、先ほどお話ししたVTuber相内ユウカに関しては、ビジネスモデルとしてどう進化させていくかを社内チームと擦り合わせながら検討しています。その一環として『ワールドビジネスサテライト』の放送後に、ニュース内で登場した単語や難しい経済用語を、相内ユウカが視聴者目線でわかりやすく解説するコーナー「相内ユウカにわからせたい!」をネット配信しており、積み重ねた配信内容をまとめた本の刊行にも携わりました。おかげさまで出版イベントのお誘いも多く、それが番組の認知拡大にも繋がるなど、単純なマネタイズ以上の効果が出ていることを実感しています。

新しい技術をいかに収益に結びつけるか

最近はエンタメがどんどん多様化しているなかで、ますます何がお金に繋がるのかわからない世の中になっているように感じています。そのようななかで今は、「VTuber」や「5G」、「AI」などの色々なワードが登場しているじゃないですか。そういう新しい技術をどう放送局と繋げるか、いかに新しいビジネスにつなげて放送外収益を得るかというところがすごく大事だと思っていますし、技術的なバックグラウンドを持っている私だからこそ注力したいと感じています。たとえば、今注目しているのは「xR」と呼ばれる技術。いわゆる「VR」や「AR」などといわれる空間技術の総称です。仮想空間で何かを表現するテクノロジーはすごく面白いなと思っていますし、やはり放送局としてもしっかりチャレンジしていきたいですね。

新しい発想や技術に触れるのに文系・理系の違いはない

「テレビ局は放送だけをやっていればいい」という時代ではなくなっているのは、周知の事実です。技術領域で入社したからといって、企画開発ができないわけではありません。技術方面から新たな企画を出していくことはテレビ局のビジネスモデルに変化をもたらす可能性すらあります。 もっというと、そこで文系・理系という区別をする必要すらないと感じていますね。 一緒に働きたいのは、いろんなことに興味を持ってくれる人。今はパソコン1台で、最先端の発想や技術を学び、アウトプットする機会をいくらでも作れる時代だと思います。あとはもう、好奇心を持ってそこに飛び込めるか、というところだけだと思います。

プロフィール


2009年入社/技術職採用
入社後、技術局制作技術部に配属。その後、技術局映像技術部に異動。生放送番組(『WBS』、『追跡LIVE! SPORTSウォッチャー』等)向け基幹CGシステム構築のほか、選挙特番や大型スポーツ中継番組(『世界卓球』等)におけるグラフィック演出システム全般のコーディネート、コンテンツ開発等を担当。局内編集設備の設計に加え、AI・5G・クラウド等の技術を活用したコンテンツ施策、ワークフロー構築検討等も担当。ビジネス開発部異動後はVTuber相内ユウカの開発・運用を始めとした新規事業開発に取り組む。

仕事の逸品


ノートPC

企画の立案、構想のアウトプットのためのソフトウェア活用やプログラミング作業に加え、リアルイベントや生配信の運用に活用するなど、可能性は無限大です。

ある1日の仕事の流れ


10:00-12:00
メールチェック、社内定例会議
12:00-13:00
ランチ
13:00-16:00
新規企画の打ち合わせ
16:00-19:00
デスクワーク
19:00-22:00
社外の人と夕食しながら交流、ブレスト

担当番組


電脳トークTV

オフショット


なかなかプライベートではいかない(?)トルコでのイベント出張があり、空いた時間にモスク観光をしました。

毎年夏休みには家族でハワイに行き、思いっきり羽を伸ばしています。

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