PERSON 社員紹介

編成局宣伝部 前田有花「自分が「面白い」と思うものを宣伝できるのは幸せです」

報道局から、全く違う“宣伝”の仕事へ

2005年に中途採用で入社し、10年間は報道局にいました。報道局では政治部で総理番を担当したり、2年間『ワールドビジネスサテライト』でディレクターやマーケットキャスターを担当させていただいたり。報道局のお仕事も楽しく、やりがいがあったんですが、やはり常に政治・経済の動向に気を遣わないといけないので、かなりハードだったんですね。結婚を期に、少し働き方を変えてみよう、そろそろ違うこともやってみたいし……と思い宣伝部を希望、2015年に異動しました。もともとドラマやバラエティを観るのが好きでミーハーだったので、これは楽しそうだぞと(笑)。
報道局にいると、同じテレビ東京という会社に勤めてはいても、宣伝部やバラエティ制作部門と関わることはほとんどないんです。そもそも宣伝というお仕事があったことすら知らなかった。そんな状況だったので、宣伝部だったらいろいろな部署と関われて、社内のいろんなことをもっと知ることができるんじゃないか。その思いもありました。

まずは制作サイドと宣伝の戦略を立ててゆく

宣伝部の仕事は、本当に多岐にわたっています。まず一番大きいのは、ドラマやバラエティの宣伝。でも“宣伝”と一言で表しても何から何までというか、やることはとにかく膨大です。
バラエティ番組を例にすると、OA日の1~2ヶ月ぐらい前に宣伝部の担当が決まります。そしてプロデューサーと相談し、まず番組の情報をどのように出していくのか、戦略を立てます。面白い企画がある、有名な出演者がいる、など最初に出す情報の出し方1つで、その番組がどういう風に知れ渡っていくかが大きく変わってくるんですね。発表されるのがスポーツ新聞なのか、Webニュースなのかなど、媒体によっても「誰に伝わるか」が変わる。放送日までの情報出しのスケジュール管理も非常に重要です。また同時進行で、番組の宣伝に必要な写真を手配したり、出演者のコメントをいただいたり、そういう素材をかき集めてニュースリリースを作ったり。新聞や雑誌に記事を書いてもらうための資料も作ります。「放送日までにどれだけ番組情報が広がっているか」が勝負です。

アイデア勝負で「番組をいかに認知してもらうか」が大切

ドラマの場合はもう少しスタートが早くなり、早いと1年以上前から、遅くとも3か月前には動き出し、遅くとも2か月前には最初の情報を出すようなイメージです。ドラマの場合はポスタービジュアルの制作も手掛けるので、宣伝部がデザイナーとともにデザイン案を出して、ドラマ撮影の合間をぬって撮り下ろし、作っていきます。番組情報をリリースして出していくやり方はバラエティと同じですが、リリースの本数が多い!また、新聞のラテ欄でも、大きく扱ってもらえる枠はテレビ局各社奪い合いなんですね。なので新聞各社さんにお願いしたり。WEBニュースでもいかに大きく取り上げられるか、ヤフートップを狙えるかリリースの見出しや記者さんへの情報の渡し方を工夫したり。そういうことを日々考えながら、放送日に向けて動いていきます。
宣伝手法もアイデア勝負です。今年7月に放送した「金曜8時のドラマ 警視庁ゼロ係3」では“低予算のテレ東”を逆手にとってショッピングセンターのエスカレーターを半分だけラッピング。10月クールの「金曜8時のドラマ駐在刑事」は奥多摩が舞台。なのでグッズとしてうちわを作り、8月に行われた奥多摩の花火大会で配りました。他にもドラマのお酒を作って商店街の福引の景品に使ってもらい、代わりにポスターを貼ってもらう……あの手この手で、少しでも番組を認知してもらうための方法を考えていきます。

番宣スポット管理やナナナの担当も

宣伝部の仕事はまだまだあります。私が最初に担当したのは、テレビで流れている番組のCM、いわゆる「番宣スポット」を管理する仕事でした。いつ、どの時間帯のどの番組に、どの番宣を流すか。それを決めるのも私たち宣伝部の仕事なんですが、そもそもそんな仕事があった事自体をその時初めて知りました。間違いがないかチェックすることも大切だし、変更があれば各系列局さんともやりとりをしなくてはいけない。もう、頭から煙が出そうでしたね(笑)。
あと最近では、テレビ東京のキャラクター「ナナナ」にまつわる仕事も宣伝部の担当です。例えばイベントや番宣番組にナナナに出てもらったりするんですが、どのようにナナナが登場すれば効果的なのか、というのを考えたりもしています。

「好き」という気持ちが原動力に

宣伝部に必要な能力は、何よりもコミュニケーション能力。社内だけでなく、社外のいろいろな人とやり取りをしなくてはいけません。ただ、宣伝を担当していていつも実感するのは、テレビ東京の作品って本当にどれも面白い!だから私たちも楽しく宣伝できるし、それはとても幸運なことなんですよね。なので「テレビ東京の番組が好き」という気持ちも、とても重要だと思います。自分自身がこの番組を本当に“好き”と思っていれば、それは何よりの説得力となります。ミーハーな人、「今このタレントさんがきてます!」とか、常にそういうアンテナを張っている人も強いですね。感度の高さが大切な仕事でもあるので。
ただ、時代の流れもあり、どんどん宣伝の手法も変わってきています。デジタル、SNSなど宣伝手法の変化のスピードが早く、私自身も毎日が勉強という状態です。なので「新しいことをどんどん取り入れたい」と思う、好奇心が強い人が入社してくれたら、と思います。

プロフィール


2005年入社/総合職採用
『モーニングサテライト』『クロージングベル』などマーケット番組のディレクターからテレビ東京に入社。報道局に配属され総理番、自民党番など政治記者を経て『WBS』担当に。震災や円高の経済激動時代を取材した。その後も日銀や東証の記者業務を担当したのち、2015年に宣伝部へ。現在はドラマの宣伝担当のチーフを務める。

仕事の逸品


水性マジックペン

日々やることが多すぎて、A4の紙にその日やることを書き出して終わったら消していく、というのが日課です。太いから文字も目立つし、消したら達成感もある。記者会見の時にも、ちょっとしたカンペを書いたり、養生テープに立ち位置を書いて貼ったりと大活躍。私の必需品です。

ある1日の仕事の流れ


10:00-
記者会見リハーサル・準備
12:00-
記者会見
13:00-
媒体によるキャスト取材対応
15:00-
会見・取材の片づけ撤収
16:00-
スポーツ紙への記事送り
17:00-
会見の記事まとめ
18:00-
ドラマ部との打ち合わせ
19:00-
リリース作成などデスクワーク

担当番組


金曜8時のドラマ駐在刑事
金曜8時のドラマゼロ係
金曜8時のドラマ三匹のおっさん

オフショット


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