PERSON 社員紹介

スポーツの枠組みを超えた
エンターテイメントを作ってみたい。

自分の道を決めた、’98長野オリンピックの中継

1998年2月17日、長野オリンピックのスキージャンプ団体の決勝が行われました。僕は当時中学3年生で、その日が誕生日だったのでよく覚えています。13時からの中継が観たくて、授業をサボって友達と理科室のテレビで観戦しました。最後に船木和喜選手がジャンプを成功させて優勝が決まった瞬間、ものすごく感動して、その時から将来はテレビでスポーツの中継や番組を作る仕事がしたいと思うように。その想いを温め続け、就職活動もテレビ局しか受けませんでした。中学高校はバスケットボール部、大学はボート部と体育会系の部活をやっていたので、面接では部活の話と、自分のスポーツに対する想いや熱意をまくし立てるように話しました。その熱い気持ちが伝わったのだと思います。

やる気ある人に、チャンスを与えてくれる環境

入社してスポーツ局に配属されたその日、運命的にも『世界卓球』が始まりました。スーツを着て当時のプロデューサーに挨拶に行ったら、「とりあえずネクタイを外せ、ジャケットも脱げ!」と言われ、訳もわからぬままコピー取りに走らされ、「夜中3時にVTRが届くからお前が受けてくれ」と言われて結局、朝5時まで働いたのが初日。2週間後には、当時、巨人の高橋由伸選手がケガをして2軍で調整しているところに「1人でカメラを持って取材して来い」と行かされました。テレビ東京は人が少ないということもあり、他局ではありえない早さで仕事を任されます。特にスポーツ局は、良くも悪くも「お前の好きにやれよ」という感じの部署なので、大変な面もありますが、モチベーションがあればチャンスの得られる環境だと思います。

選手の心の本音が聞けた瞬間はすごく嬉しい

番組のスタイルによって、やりがいを感じる瞬間は違います。生中継の場合、歴史的な感動シーンをテレビ東京からお届けできた瞬間は一番グッと来るものがあります。選手の取材だったら、他の人には見せない状況や心の中の本音を選手がポロっと見せてくれた瞬間は、今まで築いてきた選手との関係値がつながったのかなと嬉しく思います。アスリートは「雲の上の人」だと思っている人も多いですが、実際にエースの選手に話を聞いてみると、誰よりも早くから練習をしているし、いつも恐怖心や不安を抱えながらも表に見せないように努力している。「スゴイ人」なのは間違いないんだけれど、僕らと同じ人間なんだなということを感じます。そういう面も視聴者に伝えることで、身近に感じてもらえたらと思っています。

根が誠実で常識ある人に入社してほしい

これから入社する人には、大前提として、根っこの部分が「誠実で常識のある人」であってほしいですね。選手との信頼関係を構築する上で「信頼される人間」であるかは、ひとつのファクターとして重要です。また、テレビ局というと奇想天外の発想を持った人ばかりが働いていると思う人も多いかもしれませんが、僕は「常識を知らない」と「常識にとらわれない」ことは全く違って、常識的に判断ができる人の先に、常識にとらわれない発想があると思っています。それから、やんちゃな所がある人。最近の後輩たちを見ていると、言われた仕事を淡々とこなすことはできるけど、自分から「コレをやりたい!」と言ってくる人が少ないように感じます。生意気だとは思わないから、自分から積極的に働きかけてくるタイプの人が増えてくれたら嬉しいですね。

東京オリンピックがターニングポイントに

自分の中では、2020年の東京オリンピックがターニングポイントになると思っています。テレビ東京のスポーツがより幅広く認知されて、「テレビ東京と言えばスポーツだよね」「スポーツと言えばテレビ東京だよね」と言われるような新しい価値を作っていきたいという想いがひとつあります。また、『世界卓球』が始まった時、なんで卓球を中継するのだろうという雰囲気もあったかと思いますが、10年続けてきて、ある程度の認知は得られたかなと思っています。2020年に向け、スポーツという枠を超えたエンタ―テイメントとして、スポーツに興味がない人でも引き込まれるような番組の作り方や演出というものを考えていきたいと思います。テレビだけでなく、マンガやDVDからもヒントを得ていきたいですね。

プロフィール


2006年入社/総合職採用
『世界卓球』や野球、サッカーの取材・中継を担当。2013 ワールド・ベースボール・クラシックや2014 FIFAワールドカップも経験。『世界卓球』『平昌オリンピック・パラリンピック』ではチーフディレクターを務め、『東京オリンピック・パラリンピック』も担当予定。

仕事の逸品


スケジュール帳と取材ノート

いつも持ち歩いている、スケジュール帳と取材ノート。サッカーの試合のフォーメーションなどを記録しています。

ラケット

世界卓球2015で、15歳の“みうみま”ペア(平野美宇・伊藤美誠選手)からメッセージが添えられたサインをいただきました。

ある1日の仕事の流れ


11:00
選手の取材
13:00
ランチ
14:00
スポンサーと打ち合わせ
16:00
中継の打ち合わせ
18:00
デスクワーク
22:00 - 翌3:00
中継のVTRを編集

担当番組


世界卓球
平昌オリンピック

オフショット


2013年WBC

決勝ラウンドで会場になった
サンフランシスコのAT&Tパーク

FIFA ワールドカップ2014ブラジル

現地で仲良くなった子供との写真

取材途中リオの路上で車がガス欠になり、全員でガソリンスタンドまで車を押したときの写真

スポーツ局紹介