家族の時間:テレビ東京

番組アーカイブ
ブランディング広告


6月1日放映・「子の決断」

馬場さんのお宅。リビングの床に、たくさんの荷物が並べられた。
馬場さん、家族でフリーマーケットにお店を出すのだ。
今回の出品は、子供のおもちゃとサイズの合わなくなった家族の洋服。
押し入れのダンボール箱のなかから、青いゾウのぬいぐるみがでてきた。
それは長男が赤ちゃんの頃にいつも鼻をくわえて遊んでいたものだ。
遊びすぎて鼻の先が茶色くなってしまっている。
お父さんとお母さんにとっては思い出の品だが、
長男はもうぬいぐるみに興味がない。出品することになった。
休日、公園に集まったのは500以上のお店。
馬場さんも、2畳ほどのスペースにお店を出した。
売れ行きはなかなか好調。
ところが、お昼が過ぎても、長男の青いゾウは売れない。
終わりの時間が近づいたころ、ようやく青いゾウは50円の値がついて、
新しい持ち主へと引き取られた。
ゾウのぬいぐるみは人手に渡っても楽しく遊んだ記憶が刻まれている。

このページの上へ


6月8日放映・「弁当 二千」

 
板橋区に住む馬場さん夫婦は共働き。
夫は新婚当時から二人分の弁当を作り続けてきた。
10年を超えた今、その数は2000食を超える。
妻は毎日感謝。同僚にまでほめられる自慢のお弁当だ。
弁当のメニューは毎日変わる。
料理好きな夫は、材料の組み合わせで
500種以上のメニューは作れると豪語。
冷蔵庫の中身を見ながらメニューを手早く決めていく。
毎日冷蔵庫を見ていたら、夫は冷凍庫の中身を
ほとんど全て覚えているという特技までできてしまった。
さて、あなたは冷凍庫の中身を今、覚えている?
このページの上へ
ブランディング広告



6月15日放映・「合唱団で青春!」

横浜市に住む石塚さん(67歳)は毎週日曜日、母校の中学校に通う。
半年前、平均年齢71歳の合唱団に入った。
週一回、母校の音楽室でみっちり3時間練習。
「第2、第3の青春です」と目を輝かせる。
40年勤めたメーカーを定年退職。
趣味のなかった石塚さんに、合唱をすすめたのは妻だった。
夫の青春をバックアップする妻にも、ある目標ができた。

このページの上へ



6月22日放映・「家庭菜園のある庭」

 
埼玉県で、治療院を開いている森田さんは、二年半前に家を建てた。
こだわったのは、小川に面した22坪の庭。
春には、川沿いの桜並木が見事に咲く。
野球をしたり、遊んだり、子供たちが、毎日過ごす庭。
春から夏にかけて、庭は注目の的になる。
それは、家庭菜園があるから。
近くに畑を借り、家庭菜園を本格的にやっているおじいさんが、
野菜作りを一から教えてくれる。
孫においしい野菜を食べてもらうため、
今日はおじいさんが苗を持ってきた。
孫たちにとっては、苦手な野菜、ピーマンの苗もある。
自分で植えたからには、ちゃんと食べるという子供たち。
家庭菜園は食べ物への感謝の気持ちも育ててくれる。
このページの上へ


6月29日放映・「豆腐屋娘」

地元の人々から愛されるお豆腐屋さん。
3代目の亜紀さん(31歳)が、母と二人で店を切り盛りしている。
OLとして働いていた亜紀さんが家業を継ぐ決心をしたのは4年前。
突然、2代目のお父さんが亡くなってしまったのだ。
道具が揃っているとはいえ、初めての豆腐作りは失敗の連続。
豆腐の風味を左右する大豆を煮る時間のタイミングが
どうしてもつかめない…。
途方にくれた亜紀さんに、未来をくれたのは
働き者のお父さんが工場に残してくれたたくさんの道具の一つ。
1分31秒にセットされたまま残されていた小さなタイマーだった。
ようやく探し求めた父の味にたどり着いた亜紀さん。
お豆腐をお父さんの仏壇に供える。


 
このページの上へ
このウィンドウを閉じる