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一木社長3月定例会見

−2001年3月29日−


■ 視聴率について ■
 1月クールの視聴率(1月1日〜3月25日・12週まで)は、GH8.4%(前年同期比−0.5%)、全日3.6%(−0.1%)、PT7.7%(−0.2%)。2000年度の平均視聴率は、GH8.2%(同−0.4%)、全日3.4%(−0.2%)、PT7.4%(−0.3%)と前年に届かなかった。要因としてはHUTがかなり下がっていることと、狙った路線がうまくいかなかった新番組が一つ二つあったこと。さらに、特番のシーズンにはどうしても他局に水を開けられてしまう。編成・制作両局長が交替し、まだ試行錯誤している段階であるが、良い方向に向かっていると思っている。
 GH視聴率のANB単日抜きは、年度114日で記録を更新中(これまでは99年の100日が最高)。週平均でGH平均視聴率がANBを上回った週は4回(10月クール第7週・第9週・第10週、1月クール第3週)である。


■ 4月編成について ■

 01年度4月編成の改編率は、GH9.5%、PT15.4%、全日27.1%である。懸案だった22時台の1H化が実現した。月曜の新番組は「歌のヒットステージ」(月:22時)。「演歌の花道」終了以来、様々な要望や激励があったが、ついにスタジオ公開の大型歌番組がスタート。非常に期待をしている。金曜の新番組「火の玉スポーツ列伝!」(金:22時)は”スポーツ”をキーワードに毎回のテーマを徹底的に分析・解説するスタジオスポーツバラエティ番組である。
 期末・期首編成にも力を入れた。モーニング娘。が活躍する劇場映画「ピンチランナー」(4月11日)、豊川悦司主演の「水曜 女と愛とミステリー 松本清張特別企画『わるいやつら』」(4月18日)、浅田次郎原作・西田敏行主演の「21世紀特別企画『天国までの百マイル』(4月26日)など。スポーツ特番では、4月16日にプロボクシング「WBA世界ミニマム級タイトルマッチ(12回戦)チャンピオン/星野敬太郎 vs 挑戦者チャナ・ポーパオイン(タイ)」を中継する。
 4月の改編に伴い「青少年向け」指定番組も変更となる。「大使の国のたからもの」と「アスリート」が3月で終了し、「青少年向け」指定番組の総放送時間は4時間となる(3月現在も4時間)。4月からの指定番組は「ペット大集合!ポチたま」「クイズ赤恥青恥」「テクノ探偵団」「美の巨人たち」の継続番組に、新たに「たけしの誰でもピカソ」を加えた5番組となる。


■ 営業状況について ■

 3月26日現在の3月の営業状況は、タイム96.9%(前年比)・スポット109.2%(同)・合計101.0%(同)である。00年度の売上げは、タイム558.4億円・スポット268.3億円・合計826.7億円で予算をクリア、まあまあの成績をあげることができた。番組販売・ソフト・事業部門を含めた総売上げでは970億円、経常利益は49〜50億円になる見通しだ。


 ■ 01年度予算案について ■

 01年度予算案(BS関連を除く)については、全体の営業収入は前年比4.1%増。タイム・スポットでは利益を高めるためにスポットシフトを進め、3.8%増と高い目標設定をした。番組販売はアニメ番組などの海外番販で4.5%増、イベント収入は「メトロポリタンオペラ」などの大型案件により38.0%の大幅増、ソフト収入はポスト「ポケモン」企画や映画戦略投資を進め、前年プラスを目指す。対して経費予算は、営業収入を上回る4.8%増。主として「女と愛とミステリー」「歌のヒットステージ」などによる番組制作費が大きく増えるが、視聴率競争を勝ち抜くためにやむを得ない。減価償却費は天王洲スタジオをはじめ、デジタル投資で14.2%増。上場を控え、あえて高い目標を設定しており、右肩上がりの増収・増益としなければならない。


 ■ 音事協との交渉状況について ■

 現在、共同制作番組についての交渉は、民放連と音事協との間で最終段階のツメに入っている。BSとの共同制作番組はサイマルにはあたらないという考えである。別料金を支払う方向で交渉をしている。


 ■ 個人情報保護基本法案について ■

 民放連が繰り返し要請しているように、基本原則といえども公権力の介入の余地があるというのはいかがなものか。
 既存の自主規制機関を活性化し、各局が常識の範囲で番組を制作するべきであろう。


 ■ NHKの業務範囲について ■

 NHKの業務領域は放送法で決められている。なし崩し的に業務を拡大するというのでは、何のために法があるのか。NHKの業務範囲については、徹底的に一度議論をして明確にしなくてはならない。


 ■ 久和ひとみさん逝去について ■

 「TXNニュースアイ」(月〜金:17時)のキャスター久和ひとみさんは、3月1日、入院先の病院で亡くなられた(享年40)。遅くても4月には復帰と聞いていたが、2月末に容体が急変。非常に残念なことだと思っている。
 4月2日からの「TXNニュースアイ」は、現在キャスターを務めている斉藤一也アナと佐々木明子アナがコンビを組み、末武里佳子アナがバックアップする新たな3人体制となる。


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