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一木社長10月定例会見

−1999年10月28日−



■ 99年度中間決算について ■
 平成11年9月中間期の業績は、売上高449億2400万円(対前年中間期比+0.8%)、営業利益37億3400万円(対前年中間期比+62.7%)、経常利益35億2000万円(対前年中間期比+60.4%)、当期純利益17億5200万円(対前年中間期比+73.4%)で当期では微増収増益だ。平成12年3月期の業績予想では売上高は900億にのる予想である。こういう景気の中で営業は頑張った。また、ソフトライツ部門が営業の落ち込みをカバーし増収に貢献した。増益は経費節減の効果による。
 下期の経常利益の予想は3億だ。これは天王洲スタジオ・HD中継車等の費用や、開局35周年記念特番の制作費といった経費が発生するためである。


■ 7月クールおよび上期の視聴率について ■

 7月クールの視聴率(6月28日〜10月3日)は、GH8.4%(前年同期比−0.4%)、全日3.5%(−0.1%)、PT7.6%(−0.1%)だ。上期の視聴率(3月29日〜10月3日)は、GH8.4%(前年同期比−0.2%)、全日3.5%(±0.0%)、PT7.6%(±0.0%)だった。上期のHUTが69.2%と前年比−1.0ポイントに加え、G戦が好調という厳しい環境ではあった。その中、21時台の平均視聴率は9.8%と、唯一前年を上回った。「愛の貧乏脱出大作戦」「出没!アド街ック天国」「ASAYAN」「開運!なんでも鑑定団」が健闘した。


■ 10月クールの視聴率について ■

 10月クール第3週(10月4日〜24日)までの視聴率は、GH9.0%(前年同期比+0.1%)、全日3.5%(−0.1%)、PT8.1%(+0.2%)である。


■ 「プロ野球 日本シリーズ中継」について ■

 ギリギリまで頑張った。ダイエーの強力な推薦があったため、去年までの例でいけばまさかひっくり返るとは思わなかった。TVQが地元の支援に貢献したのに、カバー率という新しいロジックで来られると弱い。来年もチャンスがあればやりたい。今回は残念です。


 ■ テレビ東京天王洲スタジオについて ■

 順調に建設が進み、現在、内部の機器設置工事にかかっている。田村画伯の壁画も完成した。12月8日(水)に定礎式、竣工式を行い、12月12日から運用開始の予定である。


 ■ 「2000年問題」への対応について ■

 上野常務をプロジェクト長とした「2000年問題プロジェクト」を設置し、万全の体制で臨めるよう対応している。11月中旬に、実際の放送に沿ったリハーサルを行う予定である。


 ■ BSデータ放送について ■

 NTV氏家社長から、NTTのBSデータ放送への参入について批判があった。基本的には同じ考え、放送は”文化”である。金さえかければ何でもいいという問題ではない。
 BSジャパンは、BSデータ放送の申請を10月26日に行った。


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