一木豊社長
私が社長になって5年になる。ポケモン騒動に始まり、5年間いろいろあったが、目指してきたのは、社内の風通しを良くしたいということと、負け犬根性を打破したいということ。人事も組織も動かしながら一生懸命やってきた。なんとか先発各局を伍してやっていける社内体制はできたのではないかと思っている。社長の任期は人心一新という意味で、あまり長くない方が好ましい。2期4年のつもりであったが、BS開局を控え、それをやり遂げてからということで5年となった。
菅谷君には、当初から私の後を継いでもらうつもりだった。社内体制を掴むため現場で編成制作本部長などに就いてもらい、今は私よりも現場に精通していると思っている。音事協問題でも先頭に立って交渉をこなし、安心して社長の座を譲れる後継者ができた。ただ、テレビ東京は上場を控えている。先輩各社によると、上場は大変であり、特にIR関係では代表権を持っている人間でなければ相手にされない、とのことである。いつ上場できるかはまだ分からないが、社長一人が全ての時間を取られる訳にはいかない。私も代表権者として残り、一端を担いたい。
また、現在私は民放連の副会長をしている。人権問題、法案の準備など最近のマスコミに対する厳しい状況の中で、おそらく日本テレビの氏家社長もフジテレビの日枝社長も続投するだろう。仮にそうであれば、私も副会長として民放連のためにもやらなくてはならないことがあるだろう。今後はそのような形で社長の手助けができれば、と思っている。
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