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12月16日 ─ 新春ワイド時代劇『 国盗り物語 』 ついにクランクアップ!!

11月29日 ─ 中村敦夫、約6年ぶりの俳優復帰 「国盗り物語」武田信玄役で頭を丸め、気合い十分!

11月10日 ─ モーニング娘。石川梨華、白無垢に感激!明智光秀の娘・お玉(細川ガラシャ)役で本格時代劇初挑戦

11月8日  ─ 伊藤英明・菊川怜、炎に包まれたクライマックス 関ジャニ8・丸山隆平、森蘭丸役で時代劇初挑戦!

10月18日 ─ 伊藤英明(織田信長役)、菊川怜(濃姫役)初共演!婚礼シーンで菊川、白無垢に挑戦!!「身が引き締まる思い・・・」

9月13日 ─ 製作発表記者会


 

12月16日 ─ 新春ワイド時代劇『 国盗り物語 』ついにクランクアップ!!

12月8日に『国盗り物語』の完成披露会見が行われた。8月24日から約4カ月に及ぶ撮影を経て、11月25日にクランクアップしたばかりの会見には、主演の北大路欣也、伊藤英明、渡部篤郎をはじめ、高島礼子、菊川怜、鈴木杏樹、酒井法子が出席、それぞれの役柄の衣装で登場した。会場では約15分のダイジェストを上映、出演者も自分たちの出演シーンを初めて鑑賞し、長期間にわたった撮影を振り返った。

北大路欣也(斎藤道三役)の話
今、初めてダイジェストを見ましたが、道三の死後も若い人が頑張って、素晴
らしい物語になったと思います。是非、皆さんに盛り上げていただきたいと思います。

伊藤英明(織田信長役)の話
信長の役を演じられることが嬉しくて、撮影期間中ずっと幸せでした。今日初めてダイジェストを見て、素晴らしい出来で、本当に感無量です。

渡部篤郎(明智光秀役)の話
(衣装が)重いです。苦しくなってきました。撮影中は、気合いが入っていたのか、何時間つけていても大丈夫だったのですが、今日はどっしりと重みを感じます(笑)。今回、初めて京都での大きな時代劇に出演しました。これからも、このような時代劇にもっと取り組んでいきたいです。

高島礼子(お万阿役)の話
戦乱の世は、男の人は何をやってもかっこよかったと思います。素晴らしい男性と出会い、生涯つくせる女性を演じられて、光栄に思います。この作品にめぐりあえて、これからつくせる女性を目指してもいいかな、と思いました(笑)。

菊川怜(濃姫役)の話
初めての京都での時代劇の撮影でした。数多くの素晴らしい出演者、スタッフなどに囲まれて、あこがれの濃姫の役ができて、幸せです。今日、番組のダイジェストを客観的に見て、感動しました。放送が楽しみです。皆さんも見てください。

鈴木杏樹(深芳野役)の話
悲劇の女性といわれた深芳野に出会え、この作品に出演でき、スタッフに感謝しています。今日、ダイジェスト版を見て、もっと見たいと思いました。最初、10時間と聞いたときは、正直いって、チャンネルを変えられてしまうのでは?と思いましたが、これは変えられないですね。あっという間に、10時間が経つと思います。楽しみです。

酒井法子(お槙役)の話
太秦は久しぶりで、懐かしいスタッフにも支えられながら、楽しく撮影することができました。京都は、街並みも時代が感じられて、役にすっと入っていけます。お槙は、とても愛され、幸せで、光秀というすばらしい男性にめぐり会えました。この役を演じながら、自分自身も学ぶことが多かったです。


質疑応答

Q.(主役の3人に…)撮影を終えて、改めて自分の役の印象は?また、心に残るシーンやせりふは?

(北大路) 私の撮影が終わったのは、2ヵ月近く前なので、冷静な気持ちで(ダイジェストを)見させてもらいました。私の役は、20代から60代まで演じるので、プレッシャーもありました。若い時代は、信長や光秀にも似ていて、その原動力をトップバッターとして出さなければならない。見せ場の連続で、どの場面も印象に残っています。男同士のシーンもいいのですが、なんと言っても、めぐり会った女性との空気、娘との別れが印象に残っています。渡部さんとは、何度も仕事をしているので、いい所も悪いところも知っていますが、伊藤さんと仕事をするのは、初めてでした。初めて信長に会ってワクワクするシーンがあるのですが、あの場面の表情は、私の本当の心と道三の心が混ざっています。

(伊藤) 信長のエピソードはいろいろ知っていましたので、演じることができて、
満足感と幸せ、楽しさでいっぱいでした。みどころは、道三・信長・光秀の3人の死に様とそこにいきつくまでの過程です。とにかく良かったです。

(渡部) これまでいろいろな光秀が描かれたかと思いますが、ここまで深く掘り下げた作品は、見たことがありませんでした。演じられて幸せでした。"逆賊""反逆者"と史実ではなっていますが、それにはそれなりの悲しみ、苦しみがあったと思います。そこを意識して演じました。今回はせりふが多かったのですが、その中で、妻のお槙に一言うそをつく、本能寺前夜のシーンが印象に残っています。本当は本能寺に行くのですが、「備中へ行く」と一言だけ言うのです。これが一番難しく、大好きな部分でもあります。この、ほんの一言うそをつくシーンに、光秀とお槙の関係が、よく出ていたと思います。

Q.この物語は女性が魅力的に描かれていますが、役を演じて、新しい女性の生き方を発見したりすることがありましたか?

(高島) お万阿は恵まれていたと思います。現代の女性から見れば都合のいい女性に映るかもしれませんが、生涯かけて愛せる人と巡りあい、その人を一生愛し、しかも自立した女性でした。そこまで愛する人のことを考えて行動できるか、「無償の愛」ということが出来るかと、この役を演じて自分を振り返りました。そして、自分のことばかり考えているのではないかと反省しました。お万阿の生き方は、古いけれど新しいように感じました。

(菊川) 濃姫は素敵。濃姫を目指したいと思いました。男性的な部分、女性的な部分、両方の面を持ち合わせていてとても魅力的だと思います。パートナーを愛し、支え、でもそれだけがすべてではなく、自立している。戦乱の世を生きて、結婚も本能寺の時も流されず、自分なりに判断して行動するところが素敵だと思います。

(鈴木) 深芳野は悲しい、さみしい気持ちを生涯感じていたと思います。でもそれを周りのせいにしない。悲劇の女性にならずに、天命として心を正している人なのではないかと感じました。実際に私がその立場だったら、言いたいことを最後まで言わずに去るといった深芳野と、同じタイミングで同じことをするだろうな、と心の潔さに共感できました。

(酒井)男の人は夢を追って生きていく生き物で、女性はその背中を見て、ついていくのが幸せ、ということを感じました。現代の男性はこの作品で夢を見て、そして女性も、何かを感じられる作品ではないかと思いました。

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11月29日 ─ 中村敦夫、約6年ぶりの俳優復帰「国盗り物語」武田信玄役で頭を丸め、気合い十分!

前参議院議員で俳優の中村敦夫が、『国盗り物語』に武田信玄役で出演することが決定した。撮影は、11月16日に東映京都撮影所で行われ、1998年に撮影した映画「梟の城」以来の俳優復帰第一作となった。昔の仲間がまだ残っているという撮影所を久々に訪れた中村は、「マイホームに戻ってきたみたい」と心境を語った。
今回の「国盗り物語」において、武田信玄は、将軍・足利義昭の信長包囲網の最右翼で、信長の最大にして最強の脅威であった。信玄は、元亀3年(1572)上洛のため、三河・遠江に侵攻し、徳川家康と戦った。三方ケ原で徳川・織田連合軍を破り、家康を窮地に追い込む。しかし、翌元亀4年(1573)三河在陣中に発病し、帰国途中に伊那谷の駒場で没する。その死は、3年伏せられた。死の間際、信長の将軍・義昭に向けた諌め状を知り、信長の思いを理解する。

中村敦夫(武田信玄役)の話
俳優復帰第一作となった武田信玄役を撮り終えました。最初は、ブランクがあったのでダメかなと思いましたが、撮影が始まると勘を取り戻し、うまくいきました。おもしろく出来上がるのではないかと思います。
政界から引退し、これから何をするのかと言われていましたが、俳優は本職なので、納得のいくいい作品を選んでボチボチやっていくつもりです。今回の武田信玄の役も、出演シーンの多少ではなく、もともと大変好きな人物だったのでやらせていただきました。復帰第一作にふさわしい役だと思っています。信玄は信長が一番恐がった相手で、信玄が死ななければ、歴史は変わっていたでしょう。国づくりの思い半ばに死んでいった信玄は、自分と似ているところがあると思います。そんな信玄をやるからには、きちっと敬意を表するため、一日だけの撮影ではありますが、頭を丸めて来ました。
頭は一度丸めてみたいと思っていたので、いいきっかけとなりました。自分でもどんな頭の形なのか見てみたかったのですが、まあまあの形で安心しました。これこそ究極のエコロジーで、頭を洗うのが楽でハマッています(笑)。

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11月10日 ─ モーニング娘。石川梨華、白無垢に感激!
        明智光秀の娘・お玉(細川ガラシャ)役で本格時代劇初挑戦

2005年1月2日放送のテレビ東京開局40周年記念 新春ワイド時代劇『国盗り物語』で、明智光秀(渡部篤郎)の娘で細川忠興(古畑勝隆)の妻・お玉(後の細川ガラシャ)を演じるモーニング娘。石川梨華の撮影が、11月2、3日に東映京都撮影所で行われた。本格時代劇初挑戦となった石川は、細川忠興との婚礼シーンで、白無垢姿も披露。3日の撮影終了後に会見を行い、心境を語った。

佐々木彰・テレビ東京統括プロデューサーの話
新春ワイド時代劇に新鮮なキャストを加えたいという思いから、4年前から毎年、モーニング娘。の安倍なつみさん、松浦亜弥さん、藤本美貴さんに出演していただきました。今回の「国盗り物語」には、石川梨華さんにご出演いただきます。石川さんに演じていただいたのは、明智光秀の娘で、細川忠興の妻という歴史上の実在の人物で、難しい役です。明智光秀が本能寺で織田信長を倒した後、親友である細川藤孝(忠興の父、お玉の義父)に協力を求めますが、拒否されてしまうことから、お玉は忠興と離縁し、別れを向かえるという難しい立場に追い込まれます。本日撮影したお玉と忠興の婚礼シーンの後に、この悲劇は訪れます。お玉は後に細川ガラシャ夫人となりますが、その当時としては、単に綺麗なだけでなく、自ら離縁を申し入れる芯の強い女性でもありました。そして石川さんには、この芯の強さをきちっと演じていただきました。

森本浩史監督の話
2日間という短い撮影期間でしたが、難しい時代劇の所作や喋り方を頑張ってやってくれました。いい感性があると思いますので、これがどんどん磨かれていけば、すばらしい女優さんになることも夢ではないと思います。これからも、ドラマやお芝居などを経験して、いい女になってください。

石川梨華(お玉役)の話
昨年、時代劇調のミュージカルはやったのですが、今回、本格的な時代劇をやらせていただいて、嬉しい反面、不安もありました。撮影所に来るタクシーの中でも、運転手さんに細川ガラシャはとっても綺麗な人だったと聞いて、そんな綺麗な人を私がやるなんて大丈夫かなと不安になりました。でも、京都で2日かけて撮影をし、すごく楽しかったし、いい経験ができました。

Q.苦労した点は?
A.この時代は、まだ畳がなく、床が板で固かったので、正座をするのが痛かったです。

Q.昨年出演した藤本美貴さんと話はしましたか?
A.京都に来る前に話をしましたが、スタッフの皆さんがとても温かいよと教えてもらいました。

Q.衣装の着心地は?
A.戦国時代の腰の下の方に帯を締める衣装は初めてでしたので、男の方みたいで格好良くなった気分です。背筋もピンとし、強くなった感じがします。

Q.初めて白無垢を着た感想は?
A.今までにウエディングドレスも着たことがないので、結婚をする前にこういう衣装を着ると結婚が遅くなるというジンクスが心配でしたが、着られて嬉しいです。よかったなぁという気持ちの方が強いです。

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11月8日 ─ 伊藤英明・菊川怜、炎に包まれたクライマックス 関ジャニ8・丸山隆平、森蘭丸役で時代劇初挑戦!

2005年1月2日放送のテレビ東京開局40周年記念 新春ワイド時代劇『国盗り物語』で、ドラマのクライマックスとなる「本能寺の変」の撮影が、このほど東映京都撮影所行われました。
織田信長を演じる伊藤英明さんと斎藤道三の娘で信長の妻・濃姫役の菊川怜さんは、明智光秀の謀反にあい、必死に戦うもののついに最期を遂げるシーンを収録。最後に、炎に包まれながら「人間五十年」を舞い詠った伊藤さんは、「心地いい緊張感があった。本能寺の撮影が終わって、一区切りがついた」と心境を語りました。また、関ジャニ8の丸山隆平さんが、信長の寵愛を受けた小姓頭・森蘭丸役で初の時代劇に挑みました。

伊藤英明さん(織田信長役)の話
今日の本能寺の撮影で一区切りがつきました。とても心地いい緊張感の中で演じることが出来ました。信長は昔から好きだったので、演じることになった時は、すごく嬉しかったです。28歳というこの年でしか出来ない役だと思いますし。でも、今まで多くの有名俳優さんたちが演じてきた役で、日本人に最も愛される"時代を切り開いたヒーロー"なので、嬉しい反面、プレッシャーも大きかったです。ですが、この本能寺やうつけ時代、斎藤道三との対面シーンなど、多くの見せ場があり、演じていてとても楽しく、気持ちいいです。


菊川怜さん(濃姫役)の話
濃姫も今までにいろんな方が演じられてきましたが、姫らしい気品と強さなどを出せればと思いながら演じました。本能寺の撮影では、薙刀を振り回して戦うシーンにも初めて挑戦したのですが、自分の命を張って信長につくす濃姫は、本当に格好よく、憧れの女性です。

丸山隆平さん・関ジャニ8(森蘭丸役)の話
すっかり時代劇の魅力にハマってしまいました。今までに経験したことのないプレッシャーがすごく気持ちよかったです。言葉や立ち振る舞いなど初めてなことばかりで、すべて一から教えていただき、今の自分に出来ることは全部出したつもりです。信長役の伊藤英明さんにも、立ち回りなどのアドバイスをいただいたり、和ませてもらったりもしました。撮影の初日は家に帰って鏡をみたら、顔が心なしかキリっと見えて、自分にもこんな顔が出来るんだとビックリしました。すごく充実した、いい経験をさせていただきました。

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10月18日 ─ 伊藤英明(織田信長役)、菊川怜(濃姫役)初共演!婚礼シーンで菊川、白無垢に挑戦!!「身が引き締まる思い・・・」
2005年のお正月を彩る、新春ワイド時代劇『国盗り物語』で、織田信長を演じる伊藤英明と、斎藤道三の娘で信長の正妻となる濃姫役の菊川怜が初共演した。
9月末には、政略結婚で信長の元に濃姫が嫁ぐ、婚礼シーンの撮影が東映京都撮影所で行われ、二人は息の合った演技を見せた。白無垢に挑戦した菊川は、「日本の伝統である白無垢を着て、身が引き締まる思い」と感想を語った。
二人のコメントは以下の通り。

伊藤英明(織田信長役)の話
撮影はすごく楽しく、和気あいあいとやっています。濃姫役の菊川さんとのからみが多いので、毎日楽しく仲良くやっています。1月2日をお楽しみに。

菊川怜(濃姫役)の話
伊藤英明さんは、緩急のある楽しい方です。
一緒のシーンが多いので、リラックスしてやっています。
初めての京都での時代劇の撮影で分からないことだらけですが、衣装さんやメークさんになされるがまま、花嫁衣裳の仕度をしました。徐々に仕上がっていく自分の姿を見て、花嫁さんはこの間が人生のクライマックスに向けての序曲なんだなぁと感じました。
衣装も顔も全部が白いので、最初は目が慣れず、おかしくないかなと思ったんですが、だんだん見慣れてくると、濃姫にとって信長との結婚という人生最大の門出を、日本の伝統である白無垢を着て、日本の美を表現出来るかと思うと、身が引き締まる思いがしました。
私自身もドラマの台本を読んですごく面白く感じ、真剣にお芝居をしていますので、みなさんも幸先のよい、ドラマチックな新年を迎えるために、是非この「国盗り物語」を10時間立て続けに見てください。

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9月13日 ─ 製作発表記者会
9月13日(月)にホテルオークラで行われた製作発表記者会見には、主演の北大路欣也、伊藤英明、渡部篤郎をはじめ、高島礼子、菊川怜、鈴木杏樹や酒井法子らが出席し、演じての感想や撮影前の抱負を語りました。

北大路欣也(斎藤道三役)
戦国ものというと男性がメインという感じですが、道三はお万阿という女性に出会わなければ、国主にもなれなかったと思います。女性の懐の深さや愛の深さ、忍耐力などを実感しながら、高島さんとのシーンを撮りました。道三は非常に個性的ですが、もっと若くて、強烈な個性をもった信長や光秀が登場する地ならしをしたのが彼だと思います。40歳も年の違う2人を心から尊敬し、敬愛していた男同士のロマンと、それを支える女性たちの姿をお届けできるよう、頑張ります。

伊藤英明(織田信長役)
僕は岐阜県出身なので、土地柄、歴史的にも興味のあるテーマでした。自分がこのような大役をいただけるとは思わなかったので、信長ファンとして精一杯がんばっていきたいです。

渡部篤郎(明智光秀役)
撮影がまだなので、役についてはこれからゆっくり考えていきたいと思いますが、ここに来て、すごい作品なんだなあと感じました。ご迷惑がかからないように、頑張っていきたいと思います。

高島礼子(お万阿役)
私も今年で40歳になります。記念すべき数字に並べて、光栄です。お万阿は、経済的にも精神的にもとても恵まれていた女性で、道三とめぐり合い、つくすことができて、女冥利につきると思います。

菊川怜(濃姫役)
濃姫は、道三ゆずりの男まさりで、気が強くて、芯が強い、女性からみてもあこがれる素敵な人物です。このような役を演じるのに、今からワクワクしています。また、素敵な俳優さんたちと一緒に演技をするのも楽しみです。

鈴木杏樹(深芳野役)
深芳野は、生まれながらに不幸を背負った、悲劇の女性です。笑顔にも寂しさと悲しさを感じるような・・・。幸せになれそうでなれない役が、最近多いので、台本を読んで非常に共感しました。私にとって、とてもいとおしい役なので、最後まで演じきりたいです。

酒井法子(お槙役)
時代劇は2年ぶりですが、前回は秀吉の妻を演じました。秀吉には側室がたくさんいましたが、今回は側室を1人もとらず、お槙だけを愛してくれた光秀の妻です。光秀が病に倒れたとき、自分の髪を売って、薬を買ったという話を聞き、日本にもそのような胸を打つ話があるのだと知りました。母として、妻として、女性として、学ぶことの多い役で、この役をいただけて感謝しています。


<質疑応答>

 Q.それぞれの役のイメージは?
(伊藤) 信長は、奇想天外で神がかり的な人。最も愛され、そして最も憎まれた人だと思います。人の使い方もうまく、魅力的な人物です。
(北大路) 信長がうつけと言われますが、道三もうつけの一人だと思います。
人より待つことができたり、人よりも何かちょっとすごいところがある。蝮の道三と言われますが、そういう性格が、改革者につながったのではないでしょうか。わがままな人だけれど、かわいいところもあって、お万阿も許してくれたんだと思います。
(渡部) 史実の人物で、今までやってきた中では、一番偉大な人なのかな。本当のことをいうと、すごいプレッシャーです。一言でいうと、インテリでスマートな役だと思います。


 Q.女性から見て、相手の男性はどんな人?
(高島) 道三は最高にいい男です。言うことや考えていることを現実にしてしまう力があって、魅力的な男です。たくさんの女性をつくりましたが、それはあの時代ならふつうのこと。でもそれを許してしまうのは、それだけお万阿にもいっぱいの愛情を注いでいたからではないでしょうか。しょうがないと思いながらも、見ていてあきない、共に生きていきたいと思わせる魅力があった人だと思います。
(鈴木) 道三は魅力的な男性です。元々、深芳野は頼芸のところにいた側室だったのですが、道三が酒宴の場で、勝ったら道三の元へ、負けたら切腹という賭けをし、自らの命をかけて深芳野を奪いました。不幸の星の下で生きてきた深芳野が、この人なら幸せにしてくれるのではないかと、一瞬の夢を見させてもらった。結局それはかなわなかったけれど、忘れられないくらい素敵なシーンでした。
(菊川) 信長はとても素敵な男性です。濃姫は、何不自由なく、甘やかされて育ってきたけれど、自立した女性でした。信長と結婚するときも、自分の目で確かめて、その強烈でロックな性格にひかれたんです。濃姫も似たようなロックな部分があったから、男女というよりは、ある意味男同士のパートナーというような面があったと思います。加えて、信長の女心をくすぐるような行動にも魅力を感じていた。2人は最高のパートナーだったと思います。
(酒井) 光秀のような、野心があって夢に向かって命を懸けていった戦国時代の男性が、家に帰ってくると、ほっとした人間らしいところを見せる。今までは野心家で頭のいい人のイメージだったけれど、本を読んだら、愛情にあふれ、家庭を大事にする人で、今まで私が描いてきたイメージを全く違っていました。光秀一筋、ラブラブでがんばっていきたいです。


 Q.それぞれの役柄の最大の敵と頼れるものは?
(北大路) 最大の敵は己自身。自分がうかつであれば、首をはねられる。信頼できるものも、やはり己自身。まずは己に正直に、与えられた役目に全身全霊で進めるか否かだと思います。そして、もう一つは、良きパートナーです。
(伊藤) 信長にとっても、敵は自分自身だと思います。信長は自分自身のルールで生きてきました。そして、己自身と戦って、自分の信念のもとにこの世を去っていったのです。それは、道三も同じだったと思います。
(渡部) 敵は、正直わかりません。信頼していたものは、国の将来じゃないでしょうか。
(高島) お万阿は商人なので、家柄や政略結婚などは関係ありません。自分に関わる男は全て敵か味方なのです。へんな男にひっかかったら大変ですし、女一人で生きていくのは、いつの時代も大変なことです。だから、敵も信頼できるものも男の人です。
(菊川) 濃姫は女なので、今の生活や幸せを脅かすようなものが敵だと思います。それしか、当時の女性にはできなかったのではないでしょうか。一方、信頼できるものは、自分が信頼できると判断したもの、それは信長であり、道三であったと思います。
(鈴木) 深芳野から一つとってあげたいものを敵とするならば、それは、厄年子として生まれた運命です。これがなければ、幸せな人生だったのではないでしょうか。信頼できるものは、セリフの中に「自分の背負った運命を天命としていく・・・」というのがありますが、それを持ちつづけていく心だと思います。そしてもう一つは、かけがえのない息子の吉祥丸(後の義竜)だったと思います。
(酒井) 家族以外の全てのもの、状況が敵だったと思います。そして、味方も家族はもちろん、まわりの人々です。人は一人では生きていけないですから。

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