KIRIN~美の巨人たち~

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伊藤若冲 「鳥獣花木図屏風」

今日の一枚は、“神の手を持つ”と言われた江戸時代の絵師・伊藤若冲作の『鳥獣花木図屏風』。縦167cm、横376cm、六曲一双の屏風絵です。1.2cm四方の升目を用いて、生き物たちの世界を強烈な原色で描いています。

右隻の屏風は、動物の世界。白象やヒョウなど、ほとんどが当時の日本には存在していない、あるいは空想上の霊獣たちです。
左隻は鳥たちの世界。ツグミやライチョウといった身近な家禽類や南国の鳥が、また真ん中でひと際鮮やかに描かれているのは空想上の生き物、鳳凰です。
驚くべきはこの1.2cm四方の升目。後から線を引いたのではなく、あらかじめ作った小さな升目、そのひとつひとつに異なる形や色を塗っているのです。その数は左右合わせて8万6000を超え、色彩の数は濃淡含めて10万以上もあると言われています。

今回は、無理を承知でこの屏風の復元模写を依頼しました。するとわかってきたのです。この升目に潜む、若冲の途方もない狙いが…。気の遠くなるような時間をかけた色と形。紙とは思えない、不思議な奥行きと重量感。わずか1.2cm四方、8万6千個の升目に隠された驚異の世界とは…?

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