KIRIN~美の巨人たち~

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黒田清輝「智・感・情」

『智・感・情』の作者・黒田清輝は、明治時代の幕が開ける2年前に鹿児島で生まれ、日本で洋画の基盤を作り上げた近代美術界のドン。近年、黒田が手掛けた裸婦像が注目を浴び、現代の美術家によってリメイクされています。中でも最も注目されているのが今回の作品。縦1m80cm横1mの大きなキャンバスに描かれた3枚の裸婦像です。額に手を当て何かを思い詰めているような「智」、どこか無機質に見える「感」、恥じらうような表情と仕草の「情」…どの裸婦も謎めいた姿で、見る者の想像を掻き立てます。

フランス留学から帰国した黒田は、サロンで入賞した裸体画を発表。しかし当時はヌード=春画、芸術として認められていなかった時代。問題作として裸体画論争を巻き起こします。そんな批判を受けながら2年後に発表したのが『智・感・情』です。洋画とは思えない総金地の背景に、写実絵画にもかかわらず赤い輪郭線を使い、更に日本人とは思えないスタイルで描かれたこの絵には、あのレオナルド・ダ・ヴィンチにも通じる画家の野望が秘められていました。それは一体…?

また黒田は、洋画家だけでなく教育者としての一面も。東京美術学校(現・東京芸術大学)で教師と迎えられました。そこで黒田はある試みに挑みます。当時としては画期的だったある教育法を西洋から取り入れ、美術教育の新たな仕組みを作り上げたのです。100年以上経った現代にも受け継がれる、教育者としての挑戦とは?
今なお根強く残る黒田の影響。その力の根源の謎を解き明かします。

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