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「伊藤若冲スペシャル」平成にブレイク!続々解明“若冲ワールド”
60分スペシャル

絵師・伊藤若冲の作品は、近年も続々と発見されています。今回はそんな若冲の新発見名画を巡りながら、その魅力に迫る60分スペシャル!
江戸中期には円山応挙、与謝蕪村らと並ぶ人気絵師だったのになぜか一度忘れられ、2000年まで一般的にはほぼ知られていなかった伊藤若冲。ところが200年後の平成の世で再びブレイクを果たし、いまや時を越えて現代クリエーターたちを魅了し続けています。

そんな若冲作品が、平成に入り続々と発見されています。昨年発見され現在初公開されている30代の作品『梔子雄鶏図』。透明感のある色彩で表現され、まだ初々しさが残ります。

40代前半に描いたと言われ、2015年に発見された『孔雀鳳凰図』。83年ぶりの大発見ということで話題になりましたが、実は若冲の絵師人生の転機となった作品だというのです。そこから見えてきた若冲の絵師としての並々ならぬ執着とは一体?

若冲と言えば50歳の時に完成した『動植綵絵』。昨今の若冲ブームのきっかけとなった作品です。それとは相対する表現をしているのが、若冲77歳の作品で、1999年に栃木のある蔵から発見された巻物『菜蟲譜』。色とりどりの野菜98種類、虫たち56種類がかなりデフォルメして描かれています。特筆すべきは傷みだしたキノコ、虫食いだらけの葉、アリに食べられているミミズ…こんなネガティブな絵を描く日本の絵師はめったにいません。そこに潜む若冲人生最大の大事件が明らかに…?

80歳を過ぎて手掛けた『象と鯨図屏風』は、2008年に発見された六曲一双の水墨画の屏風。海の王者・鯨と陸の王者・象がエール交換しているような情景は、他に例をみないユニークな構図です。しかも現代的な印象も与える不思議な絵。若冲が晩年に求めたものとは一体?

そして2018年に発見され現在初公開中の晩年の作品『鶏図押絵貼屏風』。六曲一双の屏風のそれぞれの面に図を貼る「押し絵貼屏風」の形式で、墨一色で鶏のさまざまな躍動感あふれる姿が描かれています。それはまるでぱらぱら漫画のようです。

これまでは奇想の天才技巧派絵師として注目されていた若冲ですが、発見された絵画とともにその人物像が変化してきているのです。モデル・タレントとして活躍する市川紗椰と円山応挙が、新発見作品から奇想の画家の真の姿を浮かび上がらせます。

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