|
秋に植え付けをして寒い冬を耐えてできあがるニンニクは、その小さな一粒一粒に栄養を蓄え、それが我々にあらゆる健康効果をもたらしています。今回はそんなニンニクの新たな一面をご紹介。調理の仕方によってそれぞれ違った健康効果があるということをテーマにしてお伝えします。丸のままでの調理、刻んだりすりつぶしたりしての調理など、詳しくその健康効果について迫ります。また、栄養があるのはわかっているけど食後のにおいが気になって、ついつい敬遠してしまいがちという人もいるのではないでしょうか。そこでニンニクのにおいが消えるという噂の5つの食材で、本当に消臭効果があるのか試してみました。
調理によって違う健康効果
ニンニクは、その調理法によって健康効果が違うというのをご存知でしょうか。
たとえば丸のままの特徴は、油で揚げた場合でもニンニク本来の健康効果が保たれること。抗酸化作用については、切ったニンニクよりも効果が高く、さらに今話題の脳細胞を活性するという観点からもオススメです。ラップに包みレンジでチンするのもホクホクしておいしいですよね。100gでおよそ1分30秒がうまく出来る目安。もちろん丸のままならばレンジでチンでも、茹でても焼いても超抗酸化作用と脳細胞の再生促進効果を得ることができます。
一方、すりつぶしたりみじん切りにし高温で加熱することによって、血液サラサラ効果や美肌効果があるそうです。ニンニクも奥が深いですね。
☆丸のまま 抗酸化作用が最も強い
→脳細胞の再生促進・がん予防
☆すりつぶしたり、みじん切りにし高温で加熱
→血液サラサラ・美肌効果・活性酸素を抑える・がん予防・ダイエット・スタミナ増強
ビタミンB1
認知症予防にも効果があるビタミンB1。実はニンニクはスライスしていただくことでビタミンB1の吸収率を飛躍的にアップさせることができます。
ニンニクで吸収率をアップさせる最大のポイントは、切ったニンニクをなるべく空気にさらさず、すぐに油に入れることです。さらに通常2時間ほどで対外に排出されるビタミンB1が、体内に留まるようになります。そしてそのニンニクと相性がいい食材が豚ヒレ肉。100gでビタミンB1を摂取する1日の目標よりも多く摂れるのが魅力です。ちなみに番組でご紹介したお料理は、豚肉と小松菜のガーリック炒め。ベースにニンニクを使用するだけでなく、こんがり焼いたニンニクチップもふりかけてみました。今晩の献立は豚ヒレ肉のニンニク炒めというのはいかがでしょうか。
◆豚ヒレ肉と小松菜のガーリック炒め(2人前)
―材料―
- 豚ヒレ肉 100g(※1人前50gではありません)
- 小松菜 1/3束
- にんにく粗微塵 2カケ
- にんにくチップス 1カケ分
- 塩・鷹の爪・醤油 少々
―作り方―
- 油の温度が低いうちににんにくの粗微塵と鷹の爪を入れる。
- 油が少し温まったらヒレ肉の薄切りを入れる。
- 豚肉の色が変わってきたら小松菜の芯の部分を入れる
- 塩で薄く味をつける。
- 小松菜の葉の部分をいれ手早く混ぜ、鍋はだから醤油を香付けでほんの少し廻し入れ、火からおろす。
※炒めすぎないのがポイント。
- さらに盛りトッピングでにんにくチップスをトップに飾る。
- 調理時間 5分以内 素材費400円 豚肉はモモでも良い
におい消し効果実験
ニンニクのにおい消しについて諸説色々ありますが、よく牛乳やりんごを食べるとにおいが消える……なんてことも耳にしますよね。そこで今回はにおい消しに効果があるといわれる5つの食材で実験をしてみました。
まずはニンニク料理を食べていただき、口臭の状況を0〜5までの6段階で表示し、口臭を測定します。次に、におい消し効果があるといわれるりんご・お茶の葉・生米・青汁・牛乳を摂取して、もう一度口臭を測定します。
その結果がコチラ↓
| リンゴ |
4 ⇒ 1 |
| お茶の葉 |
3 ⇒ 1 |
| 生米 |
5 ⇒ 2 |
| 青汁 |
3 ⇒ 2 |
| 牛乳 |
4 ⇒ 3 |
全体的に効果はあったようですが、中でも特に効果のあったりんご・お茶の葉・青汁に共通点があります。それはポリフェノールという物質が含まれていること。ポリフェノールには硫黄分の入ったニンニクのにおいを抑える効果があるといわれます。一方、牛乳の効果がいまいちでしたね。
ところで、ポリフェノールが多く含有されるものといえば赤ワインが有名です。ニンニクが使われるお肉料理などに赤ワインはよく合いますが、口臭予防という観点からも、実は理にかなっている組み合わせなのです。
|